自宅でできるセルフヨガとは?やり方や注意点を徹底解説
記事更新日:2024年8月21日セルフヨガは自宅で手軽に行えるヨガ方法です。
基本的な体の動作や呼吸法を習得すれば、専門的な指導なしでも効果的にリラックスできます。
ただし、無理のある動作は避け、自身のからだの状態を理解しながら行うことが重要です。
ポーズの持続時間や強度を調整することで、自分に合ったセルフヨガのルーティンが作れます。
ヨガは、自宅でおこなうことも可能です。セルフヨガにはさまざまなメリットがあります。スタジオに通うのはなかなか気が進まないという人は、まずは自宅でのセルフヨガを試してみてはいかがでしょうか。セルフヨガをおこなえば、簡単に体の症状を改善することができる可能性があります。
では、自宅でおこなうセルフヨガには具体的にどのようにしておこなえばいいのでしょうか。今回は、セルフヨガの方法について詳しく紹介します。
目次
自宅でできるセルフヨガのメリットとは?
自宅でできるセルフヨガのメリットとは?以下の通りです。
・自分のペースでできる
・時間や場所に縛られない
・経済負担が少ない
こちらを順にご紹介します。
自分のペースでできる
自宅でできるセルフヨガには多くのメリットがあります。
まず何よりも、自分のペースで無理なく行えることが大きなポイントです。
ヨガスタジオに通う必要がないため、時間的な制約も少なく、体調や気分に合わせて柔軟に実践できます。
また、自宅であれば恥ずかしがることなく、リラックスした状態で取り組めます。
特に初心者の方には、専門のインストラクターの目がない中で、ゆっくりと基本を習得できるのが魅力的です。
ポーズの持続時間や強度も自分に合わせて調整できるので、無理なく続けられます。
さらに、移動時間の必要がないため、日々の生活リズムに合わせやすいのも大きなメリットです。
ストレスが溜まった時や気分転換が必要な時に、気軽にセルフヨガを取り入れられます。
スペースに困ることなく手軽に始められ、無理なくマイペースで続けられるセルフヨガは、忙しい現代人にぴったりのリラックス法といえます。
リフレッシュの時間を作り、心身ともに健康的な生活を送るのに最適な方法だと言えるでしょう。
時間や場所に縛られない
自宅でできるセルフヨガの最大のメリットは、時間や場所に縛られないという点です。
ヨガスタジオに通う必要がないため、自分のスケジュールに合わせて気軽に取り組めます。
平日の忙しい時間に、わずか10分程度のセルフヨガを行うことで、ストレス解消やリフレッシュが可能です。
休日には、より長めの時間を使って集中的にプラクティスすることもできます。
場所の制約も少ないため、自宅の狭い空間でも気軽にセルフヨガを始められます。
リビングやベッドルーム、さらには屋外のバルコニーなど、好きな場所で実践できるのがメリットです。
初心者の方でも、動画アプリなどを活用すれば、専門的な知識がなくても正しいポーズや呼吸法を学べます。
自分のペースで繰り返し取り組むことで、徐々にスキルアップできるのも魅力的です。
時間的にも場所的にも柔軟性が高いセルフヨガは、忙しい日常の中でも手軽にリフレッシュできる優れたメンタルヘルスケア法と言えるでしょう。
気分転換や心身のバランス維持に役立つことでしょう。
経済負担が少ない
自宅でできるセルフヨガのメリットとして、経済的な負担が軽いことが挙げられます。
ヨガ教室に通う場合、月会費や指導料、交通費などの出費がかかりますが、自宅でセルフヨガを行えば、そうした費用はかかりません。
ヨガマットやブロック、ストラップなどの道具を自分で用意すれば十分で、初期投資もそれほど大きくありません。
一度揃えれば、長期的に使い続けられるので、続けていく上で経済的な負担は最小限に抑えられます。
また、オンラインのヨガ動画やアプリを活用すれば、専門の指導者のレッスンを自宅でも受けられるため、さらに費用を抑えられます。
インターネットを使えば、様々なスタイルのヨガプログラムを無料で視聴できるので、自分に合ったものを見つけられます。
ヨガにかかる経済的負担を気にせず、気軽に始められるのは大きなメリットです。
初心者の方でも手軽に始められ、無理なく続けられるでしょう。
セルフヨガは健康的なライフスタイルの実現に役立つ、コストパフォーマンスの良い選択肢だと言えます。
セルフヨガに必要なものは?
セルフヨガに必要なものは?以下の通りです。
・ヨガマット
・水分補給用の飲み物
・快適な服
こちらを順にご紹介します。
ヨガマット
セルフヨガを行う上で最も重要な道具はヨガマットです。
ヨガマットは、ポーズを行う際の安定性や快適性を高めてくれるだけでなく、床への直接の接触を避けることができるため、関節への負担も軽減されます。
ヨガマットにはさまざまな種類があり、素材やサイズ、厚さなどが異なります。
初心者の方にはスタンダードタイプのマットがおすすめです。
厚さ5mmから8mmのものが一般的で、適度な クッション性と安定性を兼ね備えています。
ヨガマットを選ぶ際のポイントは、自分の体重やポーズの動作範囲に合わせて、十分な広さと厚みを確保することです。
床との滑りを防ぐためにも、表面が滑りにくい素材であることが好ましいでしょう。
ヨガマット以外にも、ポーズの深さを調整するためのヨガブロックやストラップなどの小物を活用すると便利です。
しかし、これらの追加アイテムは必須ではありません。
まずはヨガマットさえあれば、セルフヨガを始めるのに十分な環境が整います。
このように、セルフヨガを行うためには、ヨガマットさえあれば基本的に必要なものは揃います。
快適なプラクティスのためにも、適切なマットを選ぶことがポイントとなるでしょう。
水分補給用の飲み物
セルフヨガを行う際には、水分補給用の飲み物を用意しておくことが重要です。
ヨガの動作を行うと、体内の水分が失われやすくなるため、ケガや体調不良を予防するためにも、適切な水分補給が必要不可欠です。
ヨガの練習中は、汗をたくさんかくことが一般的です。
この時に失った水分を速やかに補充しないと、筋肉痙攣や立ち眩みなどの症状が現れる可能性があります。
特に夏季や高温多湿の環境下で練習する場合は、より一層の水分補給に気をつける必要があります。
飲み物としては、水が一番適しています。
ミネラルウォーターや経口補水液なども良いでしょう。
スポーツドリンクなども選択肢の一つですが、糖分の多さから控えめにすることをおすすめします。
飲み物は、ヨガの前後や休憩時に小さく何度も取るのがよいでしょう。
一度に大量に飲むと、胃への負担が大きくなる可能性があります。
セルフヨガを安全に行うためには、水分補給を怠らないことが重要です。
練習中は常に飲み物を近くに置いておき、適度にこまめに水分を取るよう心がけましょう。
これにより、心地よいヨガプラクティスを継続できるはずです。
快適な服
セルフヨガを行う際に、快適な服装を整えることは大変重要です。
ヨガは身体の動きを伴う活動ですので、ストレスなく自由に動くことができる服が必要不可欠となります。
まずは、伸縮性に富んだ素材の服を選ぶことが肝心です。
コットンやスパンデックスなどの柔らかい素材が適しています。
これらの素材であれば、ポーズの際の身体の動きを阻害せず、快適に練習することができます。
また、汗をかきやすいヨガでは、吸汗性の高い素材が良いでしょう。
汗を素早く吸収し、肌の蒸れを防いでくれます。
さらに、通気性の良い素材を選ぶことで、熱がこもりにくく、蒸れ感を軽減することができます。
服のデザインにも気を付ける必要があるでしょう。
裾が広がりすぎたり、袖が長すぎたりすると、ポーズの邪魔になる可能性があり、そのため、体にフィットし、肌の露出も適度な服が理想的です。
ヨガにおいては、ランニングウェアやフィットネスウェアなどが一般的に使われています。
しかし、自分の好みや体型に合ったものを選ぶことが大切です。
快適な服装でセルフヨガに取り組むことで、より深い集中力を発揮し、心地よい実践ができるはずです。
自宅で行うセルフヨガのタイミングって?
自宅で行うセルフヨガのタイミングって?以下の通りです。
・朝起きた直後
・夕方の仕事終わり
・就寝前
こちらを順にご紹介します。
朝起きた直後
自宅でセルフヨガを行う最適なタイミングは、朝起きた直後です。この時間帯に実践することで、様々な効果が期待できます。
まず、朝起きてすぐにヨガを行うことで、体が本格的に動き始める前に筋肉をほぐすことができます。
夜間の寝間着を着たままでも構いません。
寝起きの状態で行うヨガは、体をスムーズに目覚めさせる効果があります。
また、朝のセルフヨガは心身をリフレッシュする良い機会にもなります。
就寝中に溜まった疲れを取り除き、心身ともにリラックスした状態で1日をスタートでき、集中力や創造性も高まり、生産的な1日を過ごせるでしょう。
朝の時間帯は、一日の中でも最も静かで穏やかな時間帯です。
家族や同居人がまだ起きていないことも多く、集中して自分のペースでヨガに打ち込むことができます。
さらに、朝のセルフヨガは日課として習慣づけやすいという利点もあり、毎日続けることで、日々の健康維持や心の安定につなげられます。
ただし、朝のヨガ実践には、時間的な余裕が必要です。
寝起きの体調管理にも気をつける必要があります。無理のない範囲で続けることが大切です。
このように、自宅でのセルフヨガを朝起きた直後に行うことで、心身のリフレッシュやスムーズな1日のスタートが期待できるでしょう。
夕方の仕事終わり
自宅でのセルフヨガを行う最適なタイミングの1つに、夕方の仕事終わりの時間帯があります。
この時間に実践することで、さまざまな効果が期待できるでしょう。
まず、1日の業務や家事などで溜まった心身の疲れを取り除くことができ、ストレスを感じがちな夕方に、ヨガの呼吸法や瞑想を行うことで、リフレッシュと心の安定につなげられます。
また、仕事で集中してきた頭を切り替え、こころとからだをゆっくりと休ませることができます。
ヨガのポーズを行うことで、肩こりや腰痛の緩和にも効果的です。
さらに、夕方のセルフヨガは1日の締めくくりとして位置付けられます。
1日の振り返りをしながら、次の日への準備ができ、心身ともにリラックスした状態で就寝できるため、良質な睡眠の確保にもつなげられるでしょう。
加えて、仕事終わりのヨガは家族や同居人とも一緒に行えるメリットがあります。
コミュニケーションを深めながら、ストレス発散の機会にもなります。
ただし、夕方は生活リズムの中で最も忙しい時間帯でもあり、無理のない範囲で続けられるよう、時間設定には注意が必要です。
このように、自宅でのセルフヨガを仕事終わりの夕方に行うことで、心身のリフレッシュや良質な睡眠、家族とのコミュニケーション向上などが期待できるでしょう。
自分に合ったタイミングを見つけることが重要です。
就寝前
自宅でのセルフヨガを行う最適なタイミングの1つに、就寝前の時間帯があり、この時間に実践することで、良質な睡眠の確保や心身のリラックスなど、さまざまな効果が期待できます。
まず、就寝前のセルフヨガは1日の疲れを取り除き、心身をリフレッシュする効果があるでしょう。
ストレスを感じがちな1日の終わりに、ゆっくりとしたヨガのポーズや呼吸法に集中することで、翌日への備えができます。
また、就寝直前のヨガは良質な睡眠の確保にも効果的です。
寝る前のリラックスした状態を作り出すことで、スムーズに睡眠へと導かれ、質の高い睡眠は、翌日の生活リズムにも大きな影響を与えます。
さらに、就寝前のセルフヨガは心の安定にも寄与します。
ヨガの瞑想やリラックスした姿勢によって、ストレスや不安な気持ちを和らげることができ、心の健康維持にも役立つでしょう。
加えて、就寝前のヨガは1日の締めくくりとしての役割も果たします。
1日の振り返りをしながら、次の日への抱負を立てることができ、心身ともに準備された状態で就寝できるのが特徴です。
ただし、就寝直前のヨガは体調管理に気をつける必要があり、無理のない範囲で続けることが大切です。
このように、自宅でのセルフヨガを就寝前に行うことで、良質な睡眠の確保や心の安定、1日の締めくくりなど、さまざまな効果が期待できるでしょう。
自分に合ったタイミングを見つけることが重要です。
自宅でのおすすめヨガポーズは?
自宅でのおすすめヨガポーズは?以下の通りです。
・山のポーズ
・子供のポーズ
こちらを順にご紹介します。
山のポーズ
自宅でのセルフヨガにおける代表的なおすすめポーズの1つに、「山のポーズ」があります。
このポーズは、身体全体を伸ばし、心身のリラックスを促す効果的なポーズです。
まず、山のポーズは立位の基本的なポーズの1つで、重心を両足に均等に乗せ、背筋を伸ばして立ちます。
両腕は自然とおろし、掌を上向きにすることで、全身の筋肉が引き締まります。
この姿勢によって、背骨の歪みを改善し、肩こりや腰痛の緩和にもつながるでしょう。
また、深い呼吸を意識することで、酸素の取り入れが促され、心肺機能の向上にも効果的です。
さらに、山のポーズは精神的な面でも大きな効果が期待でき、安定した立位の姿勢を保つことで、集中力と心の安定が高まり、瞑想的な要素も含まれているため、ストレス解消や心の安定にも役立ちます。
加えて、このポーズは初心者でも取り組みやすく、自宅でも手軽に行えるのが特徴です。
姿勢の修正やフォームの改善に取り組むことで、より効果的なポーズへと発展させることができます。
ただし、膝や股関節に負担がかかるため、関節に疾患がある場合は無理のない範囲で行うことが重要です。
また、立位を保つのが難しい場合は、椅子に腰掛けて行うなど、工夫が必要です。
このように、自宅でのセルフヨガにおける「山のポーズ」は、身体的・精神的な両面において大きな効果が期待できる基本的なポーズといえます。
子供のポーズ
自宅でのセルフヨガにおいて、おすすめのポーズの1つに「子供のポーズ」があげられます。
このポーズは、リラックスと休息を得るのに効果的なポーズです。
子供のポーズは、両膝を大きく開き、上体を前に倒して、額を膝につけるポーズです。
重心を下げ、両膝を開いて安定させ、ゆっくりと息を吐きながら上体を前に傾けていきます。
このポーズのメリットは以下のようなものがあります。
1.腰や背中の筋肉をゆっくりと伸ばし、リラックスできます。
2.膝を大きく開いて重心を下げることで、腰への負担を和らげることができます。
3.頭を膝につけることで、逆流性の胃酸を和らげる効果も期待できます。
4.膝や股関節の可動域を広げ、関節の柔軟性を高めてくれます。
精神的にもリフレッシュできる効果があり、ストレス解消に役立ちます。
落ち着いた呼吸法と組み合わせることで、瞑想的な要素も含まれます。
5.初心者でも簡単に取り組めるポーズの1つで、自宅でも手軽に行えます。
ただし、膝や股関節に痛みがある方は無理のない範囲で行うことが大切です。
また、上体の前傾が難しい場合は、ブロックなどを使ってポーズの修正を試みることをおすすめします。
このように、自宅でのセルフヨガにおいて「子供のポーズ」は、身体的・精神的な両面でリラックスを促す効果的なポーズといえるでしょう。
セルフヨガで注意するポイントは?
セルフヨガで注意するポイントは?以下の通りです。
・無理をしない
・呼吸に意識を向ける
・適度な水分補給を心がける
こちらを順にご紹介します。
無理をしない
セルフヨガを行う際の最も重要なポイントは、無理をしないことです。
ヨガは柔軟性が低い人でも無理なく行える運動ですが、無理に体を動かすと怪我のリスクが高まります。
まず、自分の体の状態を確認し、無理のない範囲で行うことが大切です。
痛みを感じたら無理をせず、そこで動作を止めましょう。
特に膝や股関節に痛みがある場合は、ポーズの深さを調整したり、サポートを使ったりするなど、体に負担をかけないよう注意が必要です。
また、呼吸に合わせて動作をゆっくりと行うことも重要です。
急ぐことなく、自分のペースで続けることで、心身ともにリラックスした状態を保つことができます。
さらに、無理のない範囲で少しずつ挑戦していくことで、徐々に柔軟性が向上していきます。
ただし、無理をせずに、自分に合ったペースで続けることが何より重要です。
セルフヨガを楽しく続けるためには、無理のない範囲で行うことが不可欠です。
自分の体調に合わせて、無理のない範囲で続けることが大切です。
呼吸に意識を向ける
ヨガでは、呼吸法(プラーナヤーマ)が非常に重要です。
呼吸に意識を向けることで、心身ともにリラックスした状態を得られるためです。
セルフヨガを行う際は、特に呼吸に注目することが大切です。
ゆっくりと深い呼吸を意識しながら、ポーズを行うことで、心身の緊張を和らげ、リラックス効果を高められます。
呼吸法のポイントは以下の通りです。
・ゆっくりと鼻から吸って、ゆっくりと鼻から吐く。
・吸う時は下腹部が膨らむように意識する。
・吐く時は下腹部が収縮するように意識する。
・呼吸のリズムに合わせてポーズを行う。
このように、呼吸に意識を向けながらポーズを行うことで、心身ともにバランスのとれた状態を保つことができます。
さらに、呼吸法を意識することで、集中力や瞑想効果も期待できます。
ストレス解消や心のリフレッシュにも役立ちます。
セルフヨガを始める際は、まず呼吸に意識を向けることから始めましょう。
ゆっくりとしたリズミカルな呼吸を意識しながら、自分のペースでポーズを行うことが大切です。
適度な水分補給を心がける
ヨガは身体を大きく動かすため、汗をかきやすくなります。
十分な水分補給をしないと、脱水症状や体調不良を引き起こす可能性があり、そのため、セルフヨガを行う際は、適度な水分補給を心がけることが重要です。
ヨガの前後は特に水分補給に気をつけましょう。
ヨガ前には、適量の水やスポーツドリンクを飲んでおくと良いでしょう。
ヨガ中も、こまめに水分を取るようにしましょう。
ヨガが終わった後も、さらに水分を補給することをおすすめします。
また、ヨガの強度や気温、湿度によっても、必要な水分量は変わってきます。
激しい動作を伴う場合や、暑い環境でヨガをする場合は、より多くの水分が必要になります。
適切な水分補給を心がけることで、脱水による体調不良を防ぐことができるでしょう。
さらに、筋肉の回復にも良い影響があります。
セルフヨガを安全に続けるためには、自身の状態に合わせて、適度な水分補給を心がけることが大切です。
ヨガの前後や中にこまめに水分を取ることで、心地良いヨガ体験を得られるでしょう。
自宅でおこなうヨガのメリット
自宅でヨガをおこなうと、どういったメリットがあるのでしょうか。まずは自宅でヨガをおこなうことのメリットを紹介します。
時間が自由
自宅でのヨガは、自分が好きな時間を選んで行うことが可能です。スタジオに通ってヨガをするとなると、どうしてもスタジオのスケジュールに合わせる必要が出てきます。そうなると、忙しい人ならうまくスケジュールを合わせるのが難しくなってしまう可能性もあります。自宅でのヨガなら自分の時間が空いたときを見つけて、おこなうことができるので、自由度が高いといえます。
お金がかからない
自宅でヨガをおこなえば、お金がほとんどかかりません。ヨガマットなどがなければ購入する必要がありますが、スタジオのレッスン料に比べたら費用はかなり安く済みます。スタジオに通うとなると毎月1万円近いお金がかかることもありますが、自宅でのヨガならそういったレッスン料はかかりません。気軽にヨガを始めてみたいという人は、スタジオではなく自宅でヨガを始めるのがおすすめです。
自分のペースや目的に合わせておこなえる
自宅でヨガをおこなうと、完全に自分のペースや目的に合わせることができます。スタジオでおこなうレッスンでは、さまざまな人の悩みに応じたレッスンをおこなうため、必ずしも自分にぴったり合ったレッスンが受けられるとは限りません。しかし、自宅でヨガに取り組む場合は、自分の状況に応じたヨガを自由におこなうことができます。
人目を気にせずリラックスができる
ヨには高いリラックス効果があります。そのため、ヨガを自宅でおこなえば、人目を気にすることなく心からしっかりとリラックスできます。ヨガのスタジオではほかの人もまわりにたくさんいるので、どうしても気を使ってしまうこともあります。自宅なら、心からゆったりとした状態でヨガに取り組むことが可能です。
用意するもの
自宅でヨガに取り組む場合、具体的にはどのようなものを用意したらいいのでしょうか。自宅でヨガを始めるなら最初に用意していくべきものがあります。ここで、自宅でのヨガに必要なものをチェックしておきましょう。
ヨガマット
自宅でヨガをおこなうときは、ヨガマットが必要です。ヨガマットは通販やヨガの専門店で販売されています。基本的にはどれを選んでも構わないので、気に入ったものを選ぶようにしましょう。カラーバリエーションも豊富なので、好きな色を選んでみてください。
動きやすい服
自宅でヨガをするためには、動きやすい服を着ましょう。ヨガの専用のウェアでなくても、体のラインが見えるものであれば何でもOKです。ほかの運動のために用意したスポーツウェアを代用してもよいでしょう。
鏡
自宅でヨガをおこなうときは、鏡も用意するとよりよいです。姿見を近くに置いてヨガに取り組めば、自分の姿を確認しながらヨガをおこなうことができます。スタジオでヨガに取り組んでいるときのような緊張感を持つこともできるので、鏡はなるべく用意するようにしましょう。
セルフヨガをおこなうタイミング
自宅でのセルフヨガは、どのようなタイミングでおこなうとよいのでしょうか。ここでは、セルフヨガをおこなうタイミングについてチェックしておきましょう。
朝起きて太陽を浴びながら
自宅でヨガするなら、朝を選ぶのもよいでしょう。たとえば、朝早く起きて太陽の光を浴びながらヨガをおこなえば、朝からリラックスした気分になることが可能です。一日を元気に過ごすための活力を得ることもできるので、朝ヨガはとてもおすすめです。
夜寝る前
自宅ヨガのタイミングとしては、夜のお休み前を選ぶのも効果的です。疲れた体を癒すことを目的にし、リラックス効果の高いヨガを選ぶとよいでしょう。ヨガでしっかりと体をケアすることができれば、熟睡できる可能性も高まります。その日の疲れをその日のうちに回復させることができるので、寝る前にヨガの習慣を取り入れると元気を保つのに役立ちます。
セルフヨガにおすすめのヨガ
自宅でセルフヨガをするときは、どのようなポーズをとり入れればいいのでしょうか。ヨガにはいろいろな種類がありますが、ここではとくにセルフヨガに向いているポーズについて紹介します。
太陽礼拝
太陽礼拝はヨガの基本ともいえるポーズです。立ったままおこないますが、上半身にも働きかけることができます。最初におこなうポーズとして取り入れてみるのがおすすめです。
初心者におすすめのポーズ
初心者のうちは、難しいポーズをとろうとすると体がついていかなくて挫折する可能性もあります。そのため、初心者は難易度の低いポーズを選んでヨガに慣れることを優先しましょう。たとえば、合蹠のポーズ、ガス抜きのポーズ、橋のポーズ、三角のポーズなどがおすすめです。
慣れてきた人におすすめのポーズ
ヨガに慣れてきたら、より体をしっかりと使うポーズをおこなっていきましょう。体を複雑に伸ばしたり動かしたりすることで、体の芯にまでしっかりと働き掛けることができます。たとえば、弓のポーズや魚のポーズなどから始めていきましょう。
セルフヨガの注意点
自宅でセルフヨガを始めるときは、いくつか注意点もあります。自分でヨガを進めるということは、どうしても自己流のヨガになりやすいということです。注意点を守って安全にヨガができるようにしましょう。
無理はしない
ヨガをおこなうときは、決して無理をしてはいけません。難しいと感じたり、キツイと思ったりするようなポーズは無理におこなわず、避けるようにしてください。ヨガに慣れて柔軟性が増したところで難しいポーズに徐々にチャレンジしていく必要があります。
ウォーミングアップをしてからおこなう
ヨガをおこなうときは、必ずウォーミングアップを最初におこないましょう。いきなりヨガの激しいポーズを始めてしまうと、体がついていかなくなる可能性があります。ヨガには流れがあるので、それを意識しながら適切な流れでヨガができるようにしましょう。
食後におこなわない
ヨガをおこなうときは、1~2時間以上前に食事を済ませておく必要があります。ヨガは内臓にも刺激を与えるため、お腹に食事がたまった状態でヨガをすると、気分が悪くなることがあります。ヨガをしようと思っている日は、食事のスケジュールもしっかりと意識しておきましょう。
自宅でのセルフヨガのやり方を覚えよう
ヨガはとても効果が高い健康法のひとつです。心身をともに強化することができるものなので、自宅でヨガを始めてぜひその効果を感じてみてはいかがでしょうか。自宅でヨガをおこなえば、自分のペースでヨガの効果を実践していくことが可能です。気軽におこなえるので、周りの人に気を使う必要もありません。忙しい人でも自宅ヨガなら、無理なく続けることができるでしょう。
まとめ
セルフヨガは自宅で簡単に始められる優れたリラックス方法です。
初めは基本のポーズから試してみましょう。呼吸に意識を向けながら、ゆっくりとした動作で行いましょう。
無理のある動作は避け、自分のからだの状態に合わせて調整することがポイントです。
例えば「子どものポーズ」は膝を開き、上体を前に倒すことで背中や肩甲骨まわりのリラックスが期待できます。
「三角のポーズ」は太ももや腰の負担を和らげつつ、体幹の安定性も高められます。
セルフヨガを習慣づけることで、ストレス解消や気分転換、フレキシビリティの向上など、心身の健康維持につながるでしょう。
無理なく続けられるよう、ゆとりをもって取り組むことをおすすめします。
動画を参考にしたりアプリを活用するのも良いでしょう。
- 通信講座のSARAスクール編集部
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心理カウンセラー資格やリンパケアセラピスト等の体系資格、食育資格などを扱うSARAスクール編集部が運営するコラムです。主に女性向けのキャリアアップやスキル習得を目的とした講座が多く、家事や育児と両立しながら学べる環境が整っています。資格取得を目的とした講座も充実しており、仕事や日常生活に活かすことが可能です。