就職に有利な資格とは?おすすめの就活で役立つ・使える資格17選 | 資格取得の通信講座・通信教育SARAスクール
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就職に有利な資格とは?業界別・就活で役立つ資格を紹介

資格を取得する目的に、「就職活動を有利に進めたい」という理由を挙げる人も多いのではないでしょうか。資格は、就職や転職の場面で採用に有利に働くといったメリットがあります。
ここでは、資格が就職で有利に働く理由と、就職に役立つおすすめの資格を業界別にご紹介します。

就職に有利な資格とは?業界別・就活で役立つ資格を紹介

資格があると就職で有利になる理由

就職活動のとき、資格をアピールすることで採用選考が有利に進むケースは少なくありません。就職において資格が大きな武器になる背景には、次のような理由があります。

専門知識を持っているという証明になる

資格があるということは、その分野において専門的な知識やスキルを習得したという証明になります。本やインターネットで調べた知識よりも、資格取得を目指して勉強する内容のほうが、はるかに幅広く体系的な知識が身に付いているといえるでしょう。資格に関する分野が就職後の業務と関わりがある内容であれば、採用に向けて良い評価が得られるはずです。

未経験でも採用されやすくなる

一般的に就職活動において、未経験者は経験者に比べて不利になりがちです。しかし、資格を取得していることで、専門知識やスキルを持っていることをアピールできます。たとえ業務経験がなかったとしても、資格によって得た知識が仕事に役立つとみなされ、採用されやすくなる傾向があります。

努力の証になる

どんな資格であっても、取得するまでには相応の努力が必要です。資格を取得することで、採用担当者に対して「前向きに努力できる」「セルフマネジメントができる」という印象を与えることができるでしょう。資格という目標に向けた努力を積み重ねは、仕事にも実直に取り組めるというアピールにもつながるのです。

キャリアアップにつながる

資格を活かして業務の幅を広げたり、より専門性を深めたりすることもできます。キャリアアップのために転職を希望する場合も、資格があるほうが望む条件に近い仕事に就けるようになるはずです。

面接で話題のきっかけになる

履歴書に記載した資格が、面接での話題のきっかけになることがあります。会社の業務に関係する資格はもちろん、面接官が知らない資格であっても、「どんな資格なのか」「なぜ取得しようと思ったのか」などの話が膨らむ可能性が高まります。その話の中から、自身の長所や人となりをアピールすることも可能です。

就職で役立つ資格を見極めるポイント

就職で役立つ資格を見極めるポイント

世の中にはとても多くの資格があるため、就職に活かすためにはどのような資格を取ればいいか迷ってしまうものです。就職で役立つ資格かどうかを見極めるためは、下記のような点に注目しましょう。

目指す業界に関わる資格を選ぶ

就職活動において大きなアピールポイントになるのは、志望する業界に関連する資格です。資格や取得のために得た知識が入社後の業務にも活かせるものであれば、採用する側も即戦力として期待が高まります。「この業界で働きたい」という熱意も伝わり、志望動機の説得力も増すかもしれません。
手当たり次第にさまざまな資格に挑戦するのではなく、まず就職を目指す業界を明確にした上で、そこでの仕事につながりそうな資格を選ぶといいでしょう。

無理なく取得できる資格を選ぶ

就職活動中は何かと忙しく、人によってはほかの学業や家事、育児をしながら資格にチャレンジしたり、仕事をしながら転職のために資格取得を考えたりするケースもあるかもしれません。このような場合、長期間学校などに通わないと取得できない資格は、現実的に考えて両立は難しいものです。
ですが、就職に役立つ資格の中には、通信講座で取得可能なものも多くあります。自分のペースで勉強できる通信講座なら、忙しくても無理なく資格を取得できるでしょう。

業界別に役立つ資格を紹介

業界別に役立つ資格を紹介

一口に資格といっても、さまざまな種類があります。ここからは、業界別に役立つ資格にはどのようなものがあるか見ていきましょう。

飲食業界で役立つ資格

カフェやレストランなどの飲食店は、比較的未経験でも働きやすいフィールドといえます。だからこそ、資格があれば、就職の際に人との差別化が図れるでしょう。
近年は日本でもワイン人気が高まり、料理やお客様の好みに合わせてぴったりなワインを提案できるソムリエが求められています。ワインに関する資格はレストランをはじめ、ホテルやバー、カフェなど、さまざまなスタイルのお店で活かすことができるでしょう。

ワインコンシェルジュ
ワインコンシェルジュは、日本安全食料料理協会(JSFCA)の認定資格です。ワインの歴史や産地ごとの特徴、格付け、分類などの知識に加え、サーブ方法やワインと料理の関係についても幅広く問われます。
ソムリエインストラクター
ソムリエインストラクターは、日本インストラクター技術協会(JIA)の認定資格です。資格を通して、ワインの基礎知識やサーブ方法、テイスティング方法、保存方法、ワインに合うチーズの種類といった実践的な知識が身に付きます。

ほかにも、飲食店のメニューには必ずといっていいほどコーヒーがあります。コーヒーに関する資格を活かせば、飲食関係やホテル業界などで即戦力として活躍できるでしょう。

コーヒーソムリエ
コーヒーソムリエは、日本安全食料料理協会(JSFCA)の認定資格です。コーヒー豆の知識からおいしいコーヒーの入れ方、焙煎、抽出方法、オリジナルブレンドまで、コーヒーについての基礎知識を有している人が認定されます。
カフェオーナー経営士
カフェオーナー経営士は、日本安全食料料理協会(JSFCA)の認定資格です。コーヒーについての専門的な知識・技術のほか、マーケティングの基礎知識、開業計画などを理解し、実務で活用できる技能があると認定されます。将来的に開業を目指す人にも役立つ資格でしょう。

美容・ボディケア業界で役立つ資格

美容やボディケアに関する仕事は、施術の中で直接お客様の体にふれるため、専門的な知識やスキルが求められます。初心者から就職を目指すなら、できるだけ資格を取得しておくことが望ましいでしょう。
整体に関する資格は、カイロプラクティックサロンやマッサージ店で即戦力として活かすことができます。また、福祉施設やスポーツクラブなどでも活躍の道が開けます。

整体セラピスト
整体セラピストは、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)の認定資格です。整体の基本や実践知識を持っていることが証明される資格です。資格取得を通して、整体の歴史や開業方法などのほか、体の構造や脳の働き、骨格、関節、神経に関する詳しい知識などが身に付きます。
ゆがみ矯正インストラクター
ゆがみ矯正インストラクターは、日本インストラクター技術協会(JIA)の認定資格です。子供から高齢者まで、年代別の整体テクニックを習得できます。施術用の器具の種類や使用方法、整体と美容の関係についての知識を有していることが証明されます。

そのほか、リンパケアに関する資格もあります。体内のリンパの流れが滞ると、余計な水分や老廃物が溜まって、むくみなどの体の不調が起こりやすくなるといわれています。リンパの流れを促すリンパケアは、美容や健康を意識する女性から人気が高く、最近では医療分野からもその効果が注目されています。

リンパケアセラピスト
リンパケアセラピストは、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)の認定資格です。効果的なリンパケアの方法や症状別のリンパケア、リンパの流れを良くする食材などの知識を十分に身に付けている人に与えられます。
むくみ改善インストラクター
むくみ改善インストラクターは、日本インストラクター技術協会(JIA)の認定資格です。リンパの流れが悪くなる原因やその悪影響といったリンパケアに関する内容を学べます。資格取得によって、リンパの流れを良くするヨガやストレッチ方法などの知識を持っていることが証明されます。

ファッション関係の仕事に役立つ資格

ファッションの仕事はセンスが物をいうと思われがちですが、意外と大切なのは知識や理論です。資格で基礎的な知識を身に付け、就職してからスキルを磨いていくのが、キャリアアップの近道といえるでしょう。
スタイリストに関する資格は、スタイリングの仕事のほか、ショップスタッフを志望する場合にも役立ちます。ファッションの仕事をする上で最低限押さえておきたい知識を学習できるので、ブランドのデザイナーやバイヤー、プレスを目指す人にもおすすめです。

ファッションデザイナー
ファッションデザイナーは、日本デザインプランナー協会(JDP)の認定資格です。取得することで、ファッションに関する用語や服の機能、デザイン面の知識を持つことが認められます。服の形状や体型とネックの関係、アウターやボトムスの種類と特徴など、ファッションに関する幅広い知識が求められます。
服飾士
服飾士は、日本インストラクター技術協会(JIA)の認定資格です。服の色づかいや着こなし、デザインに関する一定以上の知識が求められます。TPOに合わせた服装や、コミュニケーションを良好にするための服装のほか、服装の役割やファッションの歴史なども学ぶことができます。

カラーセラピーに関する資格は、色を活用する業界ならどこでも役立てることができます。ファッション業界では、お客様に似合う色やおすすめのコーディネートなどを適切に提案できるようになるでしょう。

カラーセラピー
カラーセラピーは、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)の認定資格です。色の持つ効果や原理、活用方法などの知識が身に付きます。サロンやイベントなどでカラーセラピストとして活動することも可能です。
カラーアドバイザー
カラーアドバイザーは、日本デザインプランナー協会(JDP)の認定資格です。色の性質や特徴を理解して、適切なアドバイスができる人に対して認定されます。カラーアドバイザーとして、ファッションやデザインの分野で資格を活用できます。
色彩インストラクター
色彩インストラクターは、日本インストラクター技術協会(JIA)の認定資格です。シーンに応じた適切なカラーチョイスや配色ができる人に与えられます。色に対する総合的な知識や歴史のほか、色覚異常の人に配慮した配色など、色についての総合的な知識が学べます。

介護・福祉業界で役立つ資格

少子高齢化によって注目が集まっている介護・福祉業界は、今後ますます人材ニーズが高まっていくと考えられます。資格を取得することで、介護を必要とする高齢者などの心身の健康に、より貢献できるようになるでしょう。
高齢化が進む日本では、高齢者の健康をサポートする介護食の需要が非常に伸びています。介護食に関する資格は、介護業界への就職のほか、家族の食生活にも活かすことができるでしょう。

介護食マイスター
介護職マイスターは、日本安全食料料理協会(JSFCA)の認定資格です。介護食を食べ始めるタイミングや介護食の種類・作り方のほか、流動食の種類と特徴などについての知識を有していることが証明されます。
介護食作りインストラクター
介護職作りインストラクターは、日本インストラクター技術協会(JIA)の認定資格です。介護食の栄養バランスや施設での食事、誤嚥性肺炎など、高齢者に必要な食事の注意点のほか、高齢者の口腔ケアなど、介護食を作るために必要な知識を有していることが証明される資格です。

福祉施設で働く際には、福祉心理に関する資格が役立ちます。利用者や家族に対する理解がなければ満足のいくサービスを提供することはできません。介護施設や福祉施設が増えるにつれ人手も必要になり、福祉に関する知識を持つ有資格者が求められています。

福祉心理カウンセラー
福祉心理カウンセラーは、日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)の認定資格です。福祉や心理学の基礎知識を持ち、ストレスから起きる症状を理解してカウンセラーとして活動するレベルに至った人物であることが証明されます。
福祉心理アドバイザー
福祉心理アドバイザーは、日本インストラクター技術協会(JIA)の認定資格です。福祉に関する心理学の知識を持ち、教える能力が一定以上であるとみなされた人物であることが証明されます。資格を活かして講師活動などを行うことも可能です。

就職や転職を有利に進めたいなら資格取得がおすすめ

就職や転職の際には、履歴書の資格欄に記載があるのとないのとでは、採用担当者に与える印象が大きく異なります。資格によって専門知識を学んだという証明になる上、資格取得までのプロセスをアピール材料にすることで、採用選考を有利に進めることも可能です。
自分のペースで無理なく学べる通信講座を活用して、資格取得にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。関連記事:【例文つき】就活でよく聞かれる「強み」「弱み」質問に対する答え方やポイントを完全攻略!

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