資格を仕事に!インテリアデザイナーの仕事内容
ここでは、インテリアデザイナーの資格取得を通じて学べることや、学んだ知識を活かせる仕事についてご紹介します。
インテリアデザイナー資格講座で学べること
インテリアデザイナーの仕事は、オフィスや住空間、商空間など、目的に合わせて家具や照明、内装材などをセレクトするだけではありません。
建物内部の動線を考えたり、工期を組んだりするのも、インテリアデザイナーの仕事です。
SARAのインテリアデザイナー資格講座では、建築の基本からプランの立て方まで、インテリアデザインに関して総合的に学ぶことができます。
具体的にどんなことを学ぶのか、カリキュラムから5つピックアップしてご紹介しましょう。
建築・インテリア法律規制
インテリアデザイナー資格講座では、初めに建築基準法について学びます。建築基準法とは、国民の生命・健康・財産を保護するため、建築物の敷地・設備・構造・用途について、最低基準を定めた法律のことです。建築基準法には、インテリアデザインに密接に関わる内容も多いため、しっかり学んで理解しておきたいところです。
インテリア計画
インテリアデザイナーは、クライアントが実現したい家族関係の在り方や、生活スタイルに寄り添って、空間をコーディネートする必要があります。どのような素材を用いるか、空間が曲線的か直線的か、間仕切りの有無などによって、そこで暮らす人の感じ方は変わってきます。そのため講座では、空間の使用目的に合わせた設備の整え方や、家具・照明の配置の仕方などについても学びます。
インテリアエレメント
インテリアエレメントとは、インテリアを構成する要素のこと。室内のエレメントは、床や建具、天井、壁材などの内装材だけでなく、収納や家具、照明など多岐にわたります。インテリアデザイナーは、部屋全体のバランスを考えながら、各エレメントの色や素材、質感を選ぶことが求められます。
インテリア工事
インテリアデザイナーは空間をコーディネートするだけでなく、階段や手すりの取付けなど、インテリア工事について相談されることもあります。インテリアデザイナー資格講座では、現場で役立つ施工管理や動線計画に関する知識も学ぶことができます。
心の安定を得る構造計画・構造力学
インテリアデザイナー資格講座では、柱の配置や梁・耐力壁をどこに設けるかという「構造計画」や、構造物の安全性に関わる「構造力学」についても学びます。建築物の耐力や、素材・形状別の力のかかり方について学ぶことで、建築物や家具に負荷をかけないインテリアデザインを実現できます。
インテリアデザイナーの資格を活かせる仕事4選
インテリアデザイナーの資格は、さまざまな仕事に活かすことができます。ここからは、資格を持つことで、
スキルアップやキャリアアップにつながる4つの仕事について見ていきましょう。
不動産関連業
住宅メーカーやリフォーム会社などの不動産関連業では、お客様の希望を伺い、予算内でさまざまな提案を行うことが求められます。建付け家具や床材・壁材などを選定するほか、内装工事を手掛ける場合もあるでしょう。インテリアデザイナーの資格があれば、お客様に自信を持って提案を行うことができます。
舞台美術
舞台美術は、演劇やショーなどで使う舞台上の設備をデザインしたり、制作したりする仕事です。イメージが形になり、舞台を見た多くの人が感動する姿を目にすることで、達成感を味わうことができます。公演の内容に適したデザインと、安全性の両方を実現するため、インテリアデザイナーの資格は大いに役に立つはずです。
店舗プロデュース
飲食店やサロンなどをプロデュースする仕事でも、インテリアデザイナーの資格を活かすことができます。お客様が店舗内で心地良く過ごせるかどうかは、空間の在り方によって変わります。インテリアデザインの知識があれば、コンセプトに基づき最適な提案をすることができるため、店舗の売上アップにもつなげることができるでしょう。
編集者・映像ディレクター
編集者や映像ディレクターは、一見、インテリアとは関係ない仕事に思えます。しかし、コンセプトや世界観を表現するために、撮影現場で空間コーディネートを行う必要も度々生じます。インテリアデザイナーの資格を取ることで、より魅力的なページや映像を制作することができるでしょう。
インテリアデザイナーの資格でキャリアアップ!
SARAのインテリアデザイナー資格講座なら、1日30分・半年間でカリキュラムを終えることができます。講座受講後、試験に合格すれば、日本デザインプランナー協会(JDP)が認定している「インテリアデザイナー」と「インテリアアドバイザー」の資格を取得することができます。
インテリアデザイナーは、専門的な知識が求められる仕事。基礎からしっかり学ぶことで理解が深まり、資格を取ることでキャリアアップにもつながるでしょう。仕事でキャリアアップを目指している方や、インテリア関連の仕事に興味を持っている方は、インテリアデザイナーの資格取得を目指してみてはいかがでしょうか?