おすすめのカクテル資格・バーテンダー資格5選│お酒関係の仕事に就きたい方
記事更新日:2024年7月16日「バーテンダーとして働いてみたい!」
「カクテルなどのお酒についての専門知識を身につけたい」
上記のように、お酒に関係する仕事に就きたい、お酒が好きといった方は多いのではないでしょうか?
そういった方におすすめの資格が「カクテル資格・バーテンダー資格」です。
カクテル資格・バーテンダー資格は、カクテルの基礎知識を身につけることができるため、お酒関係の仕事に就きたい方・趣味がお酒の方であれば楽しく学習できるでしょう。
本記事では、カクテル資格・バーテンダー資格がどういった資格なのかを詳しくご紹介します。お酒が好きな方は、ぜひ参考にしてください。
目次
カクテル資格・バーテンダー資格の前に知りたいカクテルの知識
カクテル資格・バーテンダー資格について知る前に、カクテル知識について押さえておきましょう。
以下の2つの項目に分けて、カクテルの基本知識をご紹介します。
・そもそもカクテルとは?
・カクテルの歴史
そもそもカクテルとは?
カクテルとは、基酒とも呼ばれるベースのお酒に他のアルコール、もしくはジュースを混ぜて作るものです。
お酒を混ぜ合わせるためのカクテルシェイカーや、量を測るためのメジャーカップを用いてお酒を作ります。
「カシスウーロン」や「カシスオレンジ」といったお酒も、カクテルの1つです。
また、カクテルはバーや居酒屋など、さまざまな場所で提供されており、ノンアルコールのものもあります。
カクテルは飲みやすいアルコールとして人気があるため、初めてお酒を飲む方におすすめです。
カクテルの歴史
もともとカクテルは、劣化・酸化を防ぐためにお酒に別のものを混ぜたものが起源だとされています。
歴史に関しては諸説あり、歴史は古代ローマや古代ギリシャ、古代エジプトまで遡ります。
古代エジプトではビールに生姜やはちみつを混ぜていました。
中世のカクテルでは、ワインやラムやウォッカなどの蒸溜酒に薬草を入れて温めるものが流行りました。
1879年に製氷機が発明されて、現代のように氷や器具を使って冷やしながら作るカクテルとなったのです。
さまざまな段階を経て、現代のワインへと変化しました。
カクテル資格・バーテンダー資格とは?
カクテル資格・バーテンダー資格とは、その名の通りカクテルとバーテンダーに関する知識があることを証明する資格です。
基本的な知識であるカクテルのロングドリンクとショートドリンク、カクテルで使う道具の種類、シェイカーの扱い方などを知っているかが問われます。
バーテンダー資格でも、シェーカーの振り方、材料の計量方法など、カクテル資格と同じような知識があるかが問われます。
カクテル資格・バーテンダー資格を活かせる仕事・場面とは?
この章では、カクテル資格・バーテンダー資格を活かせる仕事や場所について解説します。
資格取得後の活躍シーンをイメージするために、参考にしてください。
バー・バルなどカクテルを主に提供する店舗
バー・バルなどのカクテルを提供する場所で働くにあたって、お酒の知識は必須です。
バーやバルでは、顧客からおすすめのお酒を聞かれることが多いためです。
顧客の好みやシチュエーションに合わせて最適なお酒をおすすめできるプロフェッショナルなスタッフは、士顧客から信頼されます。
また、資格で得た知識を活かせる職場なため、楽しみながら働けるというメリットもあります。
ホテルなどの宿泊施設
高級ホテルの多くには、バーラウンジがあります。
ホテルのバーラウンジは専用のスタッフとして雇用されていると思う方もいますが、実際はホテルの従業員として雇用されていることがほとんどです。
カクテル資格・バーテンダー資格を取得したホテルスタフは、顧客のお酒に関する質問やリクエストに所説要望にスムーズに回答できます。
居酒屋や洋食店などその他の飲食店
居酒屋や洋食店など、お酒を提供する飲食店でも、カクテル資格・バーテンダー資格は役立ちます。
飲食店で働くにあたって、お酒の違いがよくわからないと戸惑った経験がある方もいるのではないでしょうか?
日ごろ飲酒をしない方であれば、なおさら違いを把握するのは難しいものです。
そこでカクテル資格・バーテンダー資格でしっかりとお酒の基礎を学ぶことで、「カクテルは種類が多く難しい」「よく間違えてしまう」といった方も、資格取得を通してスムーズに提供できるようになるでしょう。
カクテル資格・バーテンダー資格の取得が向いている方
カクテル資格・バーテンダー資格の取得が向いているのは、以下に当てはまる方です。
・趣味がお酒の方
・バーテンダーとして働きたい方
・お酒を提供する場所で働きたい方
バーテンダーやお酒を提供するような場所はお酒の知識が求められるため、カクテル資格・バーテンダー資格で取得した知識が大いに役立ちます。
また、趣味がお酒の方も、資格取得で得た知識が役立ち、お酒の楽しみ方がさらに広がります。
お酒を趣味にしている友達がいれば、話題のきっかけともなるでしょう。
仕事から趣味まで役立つのが、カクテル資格・バーテンダー資格の魅力です。
おすすめのカクテル資格・バーテンダー資格5選
ここでは、おすすめのカクテル資格・バーテンダー資格である以下の5つを詳しくご紹介します。
・カクテルバーテンダー資格
・カクテルソムリエ資格
・カクテルアナリスト
・カクテルマイスター
・HBAカクテルアドバイザー
カクテルバーテンダー資格
カクテルバーテンダー資格とは、「日本インストラクター技術協会」が主催する資格です。
カクテルに関する知識や技法、道具の選び方などの知識について問われる内容となっています。
また、アルコール度数の調整や色の出し方など、実際にお酒を出すうえで役立つ知識も問われる内容となっており、お酒を提供する場所で働いている方におすすめの資格です。
申し込み方法はインターネットからとなっており、70%以上の正答率で合格、在宅受験が可能です。
カクテルバーテンダー資格の受験料や受験方法などは、以下のとおりです。
受験料(税込) | 10,000円 |
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試験頻度 | 2ヶ月に1度 |
受験申請 | インターネットからの申し込み |
受験方法 | 在宅受験、期日までに解答用紙を提出 |
受験資格 | なし |
合格基準 | 70%以上の正答率 |
カクテルソムリエ資格
カクテルソムリエ資格とは、「日本安全食料料理協会」が主催する資格です。
ロングドリンクやフローズンカクテルといったカクテルの種類の基本レシピから、道具の使い方、フルーツカットの技法などの知識があるかが問われます。
カクテルを作るうえで幅広い知識が身についていると証明する資格でもあるため、飲食業界で働く方にとてもおすすめの資格です。
カクテルソムリエ資格は在宅受験が可能となっており、70%以上の正答率で合格です。
カクテルソムリエ資格の受験料や受験方法などは、以下のとおりです。
受験料(税込) | 10,000円 |
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試験頻度 | 2ヶ月に1度 |
受験申請 | インターネットからの申し込み |
受験方法 | 在宅受験、期日までに解答用紙を提出 |
受験資格 | なし |
合格基準 | 70%以上の正答率 |
カクテルアナリスト
カクテルアナリストとは、「日本能力開発促進協会」が主催する資格です。
カクテルアナリストは、カクテルを始めとしたワインやビールなど洋酒に関する専門的な知識が問われます。
また、カクテルを作るための専門技術もチェックされます。
カクテルを極めたい方、洋酒に関する基本的な知識を身につけたい方にもおすすめの資格です。
なお、カクテルアナリストは合格すると「カクテルアナリスト」の称号が与えられます。
カクテルアナリストの受験料や受験方法などは、以下のとおりです。
受験料(税込) | 5,600円 |
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試験頻度 | 2ヶ月に1度 |
受験申請 | インターネットからの申し込み |
受験方法 | 自宅にて受験 |
受験資格 | 協会指定の認定教育機関等がおこなう教育訓練で全カリキュラムを修了すること |
合格基準 | 70%以上の正答率 |
カクテルマイスター
カクテルマイスターとは、「日本能力教育促進協会」が主催する資格です。
カクテルマイスター資格では、カクテルの歴史からバーでのマナー、カクテル好きなら知っておきたい知識が問われます。
スマートな振る舞いが身につくため、恋愛や接待にも役立つ知識が満載です。
カクテルマイスターの資格取得は講座とセットになっており、詳しい費用や申し込み方法は以下のとおりです。
講座料(税込) | 27,500円(受験料を含む) |
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受験申請 | インターネットからの申し込み |
受験方法 | 在宅受験、期日までに解答用紙を提出 |
受験資格 | 当協会指定の認定機関がおこなう講座において、認定機関指定の方法で受験を申し込んだ者 |
HBAカクテルアドバイザー
HBAカクテルアドバイザーとは、「一般社団法人日本ホテルバーメンズ協会」が主催する資格です。
より多くの方にカクテルの知識と楽しさを知ってもらうことを目的としています。
対象者は20歳以上の方で一般の方に限られており、HBA会員の方は受講できません。
HBAカクテルアドバイザーは実技試験がないため、自宅で受験可能です。
丁寧な教本、資料、実技用DVDでわかりやすく勉強できるでしょう。
HBAカクテルアドバイザーの受験料や受験方法などは、以下のとおりです。
受験料(税込) | 36,000円 |
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試験頻度 | 2ヶ月に1度 |
受験申請 | 申込用紙に受講料振込控えを添付して協会へFAXもしくは郵送で申し込み |
受験方法 | 在宅受験 |
受験資格 | 20歳以上の一般の方(※HBA会員不可) |
カクテル資格・バーテンダー資格とあわせて取得したい資格3選
カクテル資格・バーテンダー資格とともに、以下の資格を取得することでさらにカクテルへの知識を深めることができます。
・バーテンダー呼称技能認定試験
・バーテンダースペシャリスト
・インターナショナルバーテンダー呼称技能認定試験
それぞれの資格の概要や費用を詳しくご紹介します。
バーテンダー呼称技能認定試験
バーテンダー呼称技能認定試験とは、「一般社団法人日本バーテンダー協会」が主催する資格です。
バーテンダー呼称技能認定試験には受験資格があり、正会員またはアルコール飲料を扱うサービス業に従事している満20歳以上である必要があります。
また、一般社団法人日本バーテンダー協会、通称N.B.Aは日本の最大級バーテンダー団体として知名度が高いため、バーで働くならば取得しておくとアピールにもなるでしょう。
バーテンダー呼称技能認定試験の取得に必要な費用や、受験資格などは以下のとおりです。
受験料(税込) | N.B.A.会員:11,000 円 一般受験(非会員):33,000 円 |
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受験申請 | 受験料を期限内に協会指定の?法で払い、協会ホームのページ専用フォームより申し込み |
受験方法 | 指定の会場にて受験する |
受験資格 | 正会員又はアルコール飲料を取り扱う飲料、サービス業に従事していて、満20歳以上の者。 さらに試験当日の衛生講習会を受講済みの方 |
バーテンダースペシャリスト
バーテンダースペシャリストは、「一般財団法人 日本能力開発協会」が主催する民間資格です。
バーテンダースペシャリストでは、バーテンダーの基礎からお酒の種類、マナーなど、バーテンダーに関連する知識があることを証明する資格です。
バーテンダースペシャリストの受験料や受験方法などは、以下のとおりです。
受験料(税込) | 49,500円 |
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受験申請 | インターネットからの申し込み |
受験方法 | 在宅受験 |
インターナショナルバーテンダー呼称技能認定試験
インターナショナルバーテンダー呼称技能認定試験とは、「一般社団法人日本バーテンダー協会」が主催する資格です。
インターナショナルバーテンダー呼称技能認定試験はバーテンダー呼称技能認定試験の上位資格となっており、実技試験がおこなわれます。
インターナショナルバーテンダー呼称技能認定試験の取得に必要な費用や、受験資格などは以下のとおりです。
受験料(税込) | 22,000 円 |
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受験申請 | 受験料を期限内に協会指定の方法で払い、協会ホームのページ専用フォームより申し込み |
受験方法 | 指定の会場にて受験する |
受験資格 | NBA.正会員限定。 実務経験 正会員として7年・バーテンダー呼称技能認定の取得から2年(2021年以前に所得)が経過して、 今年度末までに25歳の誕生日を迎える方 |
カクテル資格・バーテンダー資格を取得するための学習方法
カクテル資格・バーテンダー資格を取得するための学習方法として、以下の3つが挙げられます。
・独学
・通信講座
・バーや飲食店での実務
費用を抑えながら資格取得をしたい方から、確実に資格を取りたい方にまでおすすめの学習方法を紹介します。
独学
カクテル資格・バーテンダー資格は独学でも取得できます。
独学のメリットは自分のペースで勉強に取り組むことができ、選ぶ教材次第で費用を抑えられる点です。
「先生がいると長続きしない」「自分で勉強したい」といった方は、独学のほうが取り組みやすいでしょう。
反対に独学のデメリットとして、一人で勉強するからこそやる気がない方は続かなかったり、習いながら勉強したい人には適さなかったりします。
一人で勉強したい方は独学、教材選びが難しいと感じる方はこれから紹介する学習方法がおすすめです。
通信講座
通信講座のメリットは、プロが監修したテキストでわかりやすく勉強でき、自分のペースで取り組めるのが魅力です。
一人で勉強したいものの、テキスト選びをするのが大変といった方は通信講座が最適です。
反対に通信講座のデメリットとして、自己管理ができない人と続かない、数万円の費用がかかる点が挙げられます。
費用がかかるのを理解した上で、しっかりと勉強したい方は通信講座がおすすめです。
バーや飲食店での実務
実際にお酒を提供するバーや飲食店での実務でも、カクテルの知識を深められます。
カクテルは教科書で勉強するよりも、実際に味見をしたり作り方を見たりしたほうが、スムーズに覚えられます。
お酒の知識がある方から学べるうえ、お金を得ながらカクテルの知識を得られるのも大きなメリットです。
デメリットは、仕事内容と資格で問われる知識が必ずしも一致するわけではないということです。
資格に合格するには、試験の出題傾向を把握して対策を練る必要があります。
仕事と学習の両立がポイントにはなるものの、実践的な知識を身につけたい方は実務を通じて技術を身につけるとよいでしょう。
通信講座はSARAスクールがおすすめ
カクテル資格・バーテンダー資格について学びたい方は、SARAスクールがおすすめです。
SARAスクールでは、本記事で紹介したカクテルバーテンダー資格、カクテルソムリエ資格を取得できます。
さらにSARAスクールの講座テキストはプロの先生が監修した問題集で、初心者でも分かりやすい内容となっていて安心です。
また、SARAスクールには「基本コース」と「プラチナコース」の2つがあります。
初期費用を抑えたい方は基本コース、確実に資格を取得したい方はプラチナコースがおすすめです。
カクテル資格・バーテンダー資格取得には、ぜひSARAスクールの通信講座を検討してください。
基本コース | プラチナコース | |
---|---|---|
特徴 | 初期投資を抑えられる 後ほど試験を受ける必要がある |
講座を受講して提出するだけで資格が付与される |
費用 | 59,800円 | 79,800円 |
バーテンダーとは?
手早くカクテルを作るバーテンダーはとても格好よいですよね。そんなバーテンダーとは具体的にどんな仕事をしている人なのでしょうか。まずは、バーテンダーの仕事とはどういうものであるのかについて全体像を見てみましょう。
カクテルなどのアルコール飲料を提供する仕事
バーテンダーはアルコール飲料を提供することを仕事としています。とはいえ、ただ単にお酒を作るだけでなく、お客さんと話す機会も多いです。お客さんの中には1人で来店し、バーテンダーと話すことを楽しみにしている人も多いものです。そういった人の期待に応えるためには、ある程度のコミュニケーション能力も必要だといえるでしょう。率先しておしゃべりをする必要はありませんが、お客さんが気持ちよく交流できるような態度を身につけておくことが大切です。
お客さんの好みのドリンクをつくる
バーテンダーはただお酒を提供するだけでなく、お客さんの好みに合ったドリンクを作ることが重要です。常連のお客さんであれば、その人がいつも注文しているメニューを把握するなどして、相手の好みを理解する術を身につけることも大切な仕事の1つだといえます。
バーテンダーに必要な資格は?
バーテンダーになるためには、何か必要な資格はあるのでしょうか。ここではバーテンダーの資格についてみてみましょう。
働くために必要な資格はない
バーテンダーとして働くためには、基本的に必要な資格というものはありません。カクテルを作る技術があり、きちんと接客できる人であれば誰でもバーテンダーとして働くことができます。
資格認定制度がある
バーテンダーとして働くためには資格が必須ということはありませんが、なかには資格認定制度もあります。これを取得すれば、バーテンダーとしての技術がしっかりあるということを証明できます。より信頼性のあるバーテンダーを目指すなら、資格取得を目指したいところですね。
NBA認定バーテンダー
バーテンダーの資格認定制度とは、日本バーテンダー協会が認定する「NBA認定バーテンダー」です。N.B.A.正会員であればアルコール飲料を取り扱う業種に従事する20歳以上の人が受験できます。また、非会員でもバーテンダーを経験した人であれば、受験可能です。合格すると認定書や認定バッジを取得できます。
バーテンダーへの道
バーテンダーになるためにはどうしたらよいのでしょうか。バーテンダーになるためには資格取得が必須ではないので、さまざまな方法で目指すことが可能です。
アルバイトから始める
バーテンダーを目指すなら、バーでアルバイトから始めるというのも1つの方法です。実際に働きながらバーテンダーにお酒の作り方を習い、技を磨いていくのです。こうすれば、単純なカクテルの作り方だけでなく、バーテンダーとしての立ち振る舞いについても学ぶことができるでしょう。
バーテンダースクールに通う
バーテンダーになりたいなら、バーテンダースクールに通うというのも1つの手です。バーテンダースクールに通えば、その分費用もかかりますがしっかりとバーテンダーとしての基礎について学べます。飲食店で働いた経験もなく、いきなりバーテンダーとして働きたいという場合はスクールに通って技を身に付けるのもおすすめです。
バーテンダーに必要な要素
バーテンダーとして働くためには、お酒を作る技術以外にも必要な要素がたくさんあります。一人前のバーテンダーを目指すなら、そういった部分もしっかり磨けるように心掛けるべきです。
コミュニケーション能力
バーテンダーはお客さんとコミュニケーションをとる機会が非常に多いです。お客さんの中にはバーテンダーと話すためにバーにくるという人もいます。バーテンダーにはお客さんの話を聞くのがうまい人が向いているといえるでしょう。バーテンダーになるにはコミュニケーション能力が必要ですが、それは相手に積極的に話しかけるという意味ではありません。相手がどのようにして欲しいかを理解する力が重要です。そのため、話し相手が欲しいお客さんがいれば、相手の気持ちに配慮してしっかり話を聞くことが大切です。
細部まで気使える
バーテンダーはお客さんをもてなすのが仕事です。お客さんの状況に目を光らせ、細部までしっかり気を使えるのが理想のバーテンダーだといえるでしょう。もちろん最初から完璧にできるわけではないですが、お客さんの行動の先読みをして快適に過ごしてもらえるような配慮をすることが大切です。
バーテンダーの将来像
バーテンダーになるなら、将来的にはどういった未来を描けるのでしょうか。バーテンダーを本気で目指すなら、そういった部分にも気を配っておくとよいでしょう。バーテンダーになってしっかりとしたキャリアを積み上げていくにはどうしたらよいのか、いくつか例をあげて紹介します。
独立・開業する
バーテンダーになったら、自分で独立して店をもつということもできます。もちろん、ある程度の常連客がいるなど、店の採算がとれるという想定ができないと経営はなかなか厳しいといえます。しかし、きちんと計画を立てたうえで開業できれば繁盛店を作ることも十分可能でしょう。
賞をとって知名度をあげる
バーテンダーの世界には、いろいろなコンテストがあります。そういったコンテストで賞をとることができれば、知名度もグッとあげることが可能です。有名なバーテンダーになれば、さまざまなバーからよい条件で声がかかる可能性もあります。賞をとるためにはもちろんたくさんの練習が必要ですが、努力の結果が報われれば非常に大きな達成感を味わえることでしょう。
管理職になる
バーテンダーとして働いていても、ゆくゆくは管理職として勤めるという道もあります。バーの管理部門に所属し、バーの経営を支える側に回るということです。責任も増えますが、バーの方向性を判断できる職なのでやりがいも非常に大きいといえるでしょう。
バーテンダーになるにはいろいろな方法がある
バーテンダーになるためには、とくに必要な資格や学歴はありません。そのため、その気になれば誰でも目指すことができる仕事です。もちろん、プロとしてお酒を作るためにはそれなりの期間しっかりと働いて実力をつけていくことが必要不可欠だといえるでしょう。とはいえ、努力すれば一人前のバーテンダーになれる可能性は高いです。アルバイトから始めることもできるので、本気で目指すならまずは行動することが重要だといえるでしょう。バーテンダーになれば、将来の選択肢も複数あるので自分の理想に合わせて進路を進んでいくことが可能です。いずれも努力が必要ですが、バーテンダーとして自分の夢を叶える一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。
まとめ
カクテル資格・バーテンダー資格は、カクテルの知識があると証明する資格で、お酒を提供する場所で働く方におすすめです。
カクテルへの理解を深めることによって、お客様にわかりやすくお酒を説明できたり、ご自身でカクテルを楽しめたりします。
カクテル資格・バーテンダー資格を取得したい方は、本記事で紹介したSARAスクールでおこなっている通信講座を検討してください。
- 通信講座のSARAスクール編集部
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心理カウンセラー資格やリンパケアセラピスト等の体系資格、食育資格などを扱うSARAスクール編集部が運営するコラムです。主に女性向けのキャリアアップやスキル習得を目的とした講座が多く、家事や育児と両立しながら学べる環境が整っています。資格取得を目的とした講座も充実しており、仕事や日常生活に活かすことが可能です。