お風呂場の水あかを掃除する方法や注意点・予防策を解説! | 通信講座のSARAスクール資格講座
現在位置
通信教育・通信講座SARAトップ > 片付け・整理収納・生活の資格取得講座一覧 > 掃除資格取得講座 > お風呂場の水あかを掃除する方法や注意点・予防策を解説!

お風呂場の水あかを掃除する方法や注意点・予防策を解説!

お風呂場の水あかは、見た目にも影響を与え、掃除が面倒な場所です。
特に石鹸カスやミネラル分が固まったものは、放置すると取り除くのが難しくなります。
しかし、正しい方法で掃除を行えば、簡単にきれいにすることができるでしょう。
お風呂場に白いうろこ状の汚れがたくさんたまっていませんか。この汚れはお風呂掃除用の洗剤ではなかなか取れないため、あきらめてしまっている方も多いのではないでしょうか。このうろこ汚れをきれいにするためには、ちょっとした工夫が必要です。方法を覚えれば、新品のようにピカピカに掃除することも可能です。
では、どうすれば白いうろこ状の汚れをすっきりきれいにすることができるのでしょうか。今回は、なかなか取れないお風呂場の水あかを掃除する方法について、浴槽、鏡、蛇口やシャワーの部分ごとに分けて紹介します。

なかなか取れないお風呂場の水あかを掃除する方法

目次

浴槽の水あかを掃除する方法

浴槽の水あかを掃除する方法は以下の通りです。 ・水あかの種類に応じた掃除を行う ・クエン酸水を作成し浴槽に吹きかけて放置する ・残り湯にクエン酸を加えて浸けておく ・クエン酸と重曹を混ぜて泡で落とす こちらを順にご紹介します。

水あかの種類に応じた掃除を行う

浴槽の水あかは、主に石鹸カスとミネラル分から成り立っています。 それぞれの種類に応じた掃除方法を知ることで、効果的にきれいにできます。 まず、石鹸カスについてです。 これは比較的柔らかい汚れなので、重曹を使うと良いでしょう。 重曹を少量の水でペースト状にし、気になる部分に塗り、数分間放置した後、スポンジで優しくこすり、最後に水でしっかりすすぎます。 次に、ミネラル分です。これは水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムが固まったものです。 この場合、クエン酸が効果的です。クエン酸を水に溶かし、スプレーボトルに入れて水あかに吹きかけ、数分後、ブラシでこすり落とし、しっかりとすすぎます。 定期的に掃除を行うことで、水あかの蓄積を防ぎ、清潔な浴槽を保つことができるでしょう。

クエン酸水を作成し浴槽に吹きかけて放置する

浴槽の水あかを効果的に掃除する方法のひとつが、クエン酸水を使うことです。 クエン酸は、ミネラル分を分解するのに役立ちます。 まず、クエン酸を用意しましょう。 水に対して、クエン酸を溶かし、よく混ぜて、クエン酸水を作ります。 次に、スプレーボトルに入れておくと使いやすいです。 掃除を始める前に、浴槽を軽く洗い流しておきます。 その後、作ったクエン酸水を水あかが気になる部分に吹きかけ、全体に均一にかけることがポイントです。 吹きかけたら、しばらく放置します。10〜15分程度が目安です。 放置後、ブラシやスポンジで軽くこすり、最後に水でしっかりとすすぎます。

残り湯にクエン酸を加えて浸けておく

浴槽の水あかを簡単に掃除する方法の一つが、残り湯にクエン酸を加えて浸けておくことです。 この方法は手軽で、効果的に水あかを取り除くことができるでしょう。 まず、浴槽の残り湯を用意します。 水が入っている状態で、クエン酸を加え、よく混ぜて、クエン酸が完全に溶けるようにします。 水あかが気になる部分にクエン酸水が触れるように、浴槽全体を浸すのがポイントです。 そのまま30分から1時間ほど放置します。 この間に、クエン酸が水あかを分解してくれ、時間が経ったら、スポンジやブラシで軽くこすり、しっかりと水ですすぎ、残ったクエン酸を完全に流します。

クエン酸と重曹を混ぜて泡で落とす

浴槽の水あかを効果的に掃除する方法として、クエン酸と重曹を混ぜて泡で落とす方法があります。 この方法は、強力な洗浄力を持ち、簡単に水あかを取り除くことができるでしょう。 次に、重曹を浴槽の水あかが気になる部分に均等に振りかけ、その上から、クエン酸を振りかけると、泡が発生します。 この泡が水あかを分解してくれるので、そのまま5〜10分放置し、泡がしっかりと反応している間に、汚れが柔らかくなるでしょう。 放置後、スポンジやブラシで軽くこすり、最後に水でしっかりとすすぎます。

鏡の水あかを掃除する方法

鏡の水あかを掃除する方法は以下の通りです。 ・クエン酸スプレーを作成する ・キッチンペーパーやティッシュに染み込ませ鏡に貼る こちらを順にご紹介します。

クエン酸スプレーを作成する

鏡の水あかを効果的に掃除する方法の一つが、クエン酸スプレーを作成することです。 クエン酸は水あかを分解する力があり、簡単に取り除くことができるでしょう。 まず、クエン酸を用意します。 500mlの水に対して、クエン酸を大さじ1〜2程度加えます。 容器に入れ、よく混ぜて完全に溶かし、このクエン酸水をスプレーボトルに移し、使いやすくしましょう。 掃除を始める前に、鏡の表面を軽く乾拭きしておきます。 次に、クエン酸スプレーを水あかが気になる部分に吹きかけ、全体に均一にかけることがポイントです。吹きかけたら、5〜10分放置します。 その後、柔らかい布やスポンジで軽くこすり、最後に水でしっかりとすすぎ、乾いた布で拭き上げると、ピカピカの鏡になるでしょう。

キッチンペーパーやティッシュに染み込ませ鏡に貼る

鏡の水あかを簡単に掃除する方法として、キッチンペーパーやティッシュを使った方法があります。 これにより、効果的に水あかを取り除くことができるでしょう。 まず、クエン酸水を作ります。 次に、キッチンペーパーやティッシュを用意し、クエン酸水に浸します。 しっかりと染み込ませたら、余分な水分を軽く絞り、染み込ませたキッチンペーパーやティッシュを水あかの気になる部分に貼り、全体にしっかりと密着させることが大切です。 そのまま15〜20分放置し、クエン酸が水あかを分解するのを待ちます。 放置後、ペーパーを外し、残った汚れを柔らかい布で拭き取ります。

蛇口やシャワーの水あかを掃除する方法

蛇口やシャワーの水あかを掃除する方法は以下の通りです。 ・クエン酸などの酸性洗剤を使用する ・キッチンペーパーとラップでパックするのが効果的 こちらを順にご紹介します。

クエン酸などの酸性洗剤を使用する

蛇口やシャワーの水あかを効果的に掃除する方法として、クエン酸などの酸性洗剤を使用する方法があります。 これにより、固まった水あかを簡単に取り除くことができるでしょう。 まず、クエン酸を用意します。 クエン酸水をスプレーボトルに入れ、使いやすくします。 掃除を始める前に、蛇口やシャワーヘッドを軽く水で流しましょう。 次に、クエン酸水を水あかが気になる部分に吹きかけ、全体に均一にかけ、吹きかけたら、5〜10分放置します。 この間に、クエン酸が水あかを分解してくれます。 残ったクエン酸を完全に洗い流すことが重要です。

キッチンペーパーとラップでパックするのが効果的

蛇口やシャワーの水あかを効果的に掃除する方法として、キッチンペーパーとラップを使ったパック方法があります。 この方法で、しっかりと水あかを取り除くことができるでしょう。 次に、キッチンペーパーをこのクエン酸水に浸し、しっかりと染み込ませます。 染み込ませたキッチンペーパーを、水あかが気になる蛇口やシャワーヘッドに密着させて貼り、その上からラップをかぶせることで、ペーパーが動かないように固定し、この状態で15〜30分放置します。 放置後、キッチンペーパーとラップを取り外し、残った汚れを柔らかい布で拭き取り、最後に水で軽くすすぎ、完成です。 この方法を定期的に行うことで、蛇口やシャワーを清潔に保つことができます。

お風呂掃除の際の注意点

お風呂掃除の際の注意点は以下の通りです。 ・洗剤が混ざらないよう気をつける ・お風呂場の床材を傷めないよう配慮する ・掃除後はしっかりと洗い流す こちらを順にご紹介します。

洗剤が混ざらないよう気をつける

お風呂掃除を行う際の重要な注意点の一つは、洗剤が混ざらないようにすることです。 異なる洗剤を混ぜると、有害なガスが発生したり、効果が薄れてしまったりする可能性があります。 まず、掃除を始める前に使用する洗剤を確認しましょう。 例えば、酸性の洗剤とアルカリ性の洗剤は絶対に混ぜないようにします。 特に、クエン酸や重曹といった家庭用洗剤は、それぞれ別の用途に使用することが大切です。 掃除中は、使用した洗剤の容器をそのまま放置せず、すぐに片付けるようにしましょう。 また、掃除が終わった後は、手をよく洗い、洗剤の残留物がないか確認します。 安全のためにも、掃除を行う際は換気をしっかり行い、ゴム手袋を着用することをおすすめします。

お風呂場の床材を傷めないよう配慮する

お風呂掃除を行う際の注意点の一つは、床材を傷めないよう配慮することです。 お風呂場の床は、湿気や水にさらされるため、素材によっては傷つきやすいことがあります。 まず、掃除に使用する道具を選ぶ際は、床材に適したものを選びましょう。 例えば、タイルや樹脂製の床には、硬いブラシやたわしを使うと傷がつく可能性があります。 柔らかいスポンジやマイクロファイバークロスを使用することをおすすめします。 また、洗剤も重要です。酸性やアルカリ性が強い洗剤は、床材を劣化させることがあるでしょう。 床材に合った中性洗剤を使用することで、効果的に掃除しつつ、素材を守ることができます。 掃除後は、水分や洗剤の残留物をしっかりとすすぎ、乾燥させることも忘れないでください。 これにより、カビの発生を防ぎ、床材を長持ちさせることができます。

掃除後はしっかりと洗い流す

お風呂掃除をする際の重要な注意点の一つは、掃除後にしっかりと洗い流すことです。 洗剤や汚れが残ると、カビや水あかの原因となり、清潔な環境を保つことが難しくなります。 掃除が終わったら、まずは使用した洗剤が残っていないか確認しましょう。 特に、強力な洗剤や酸性のものは、肌に刺激を与えることがありますので、残留物をしっかり取り除くことが大切です。 次に、シャワーやバケツを使って、浴槽や床を十分に洗い流します。 水が流れることによって、汚れや洗剤を完全に除去できるように心がけましょう。 特に、床や隅の部分は流し残しがないように注意が必要です。 最後に、掃除が終わった後は、浴室をよく乾燥させることも忘れずに。 湿気が残るとカビの発生を促進するため、換気を行ったり、扇風機を使用したりすることをおすすめします。

水あか掃除の予防策

水あか掃除の予防策は以下の通りです。 ・定期的な掃除の重要性 ・水あかがつきにくい環境を作る方法 こちらを順にご紹介します。

定期的な掃除の重要性

水あか掃除の予防策として、定期的な掃除の重要性は非常に高いです。 水あかは、放置するとどんどん蓄積し、取り除くのが難しくなり、そのため定期的に掃除を行うことで、汚れの積み重ねを防ぐことができます。 例えば、週に一度の掃除を習慣化すれば、軽い汚れの段階で取り除くことができ、手間も少なく済みます。 特にお風呂やキッチンなど、水を多く使う場所は、こまめに掃除することが効果的です。 蛇口や鏡、浴槽の縁などは、水あかが蓄積しやすい場所です。 また、掃除後はしっかりと水分を拭き取ることで、次回の掃除が楽になります。

水あかがつきにくい環境を作る方法

水あかがつきにくい環境を作るためには、いくつかの効果的な方法があります。 まず、湿気を減らすことが重要です。 お風呂やキッチンを使用した後は、換気を行い、空気を循環させることで湿気を軽減できます。 特にお風呂場では、換気扇を使ったり、窓を開けたりすることが効果的です。 次に、掃除後には水分をしっかり拭き取る習慣をつけましょう。 特に蛇口や浴槽、鏡など水がかかりやすい部分は、乾いた布やタオルで水分を拭き取ることで、水あかの発生を防げます。 また、撥水効果のあるコーティング剤を使用するのもおすすめです。 これにより、水が表面に留まりにくくなり、水あかがつきにくくなります。 さらに、日常的に軽い掃除を行うことで、汚れが蓄積するのを防ぎます。 定期的なケアを行うことで、清潔で快適な環境を維持し、水あかの発生を抑えることができるでしょう。

環境に優しい掃除方法

環境に優しい掃除方法は以下の通りです。 ・自然素材を使った掃除のメリット ・クエン酸や重曹の効果的な使い方 こちらを順にご紹介します。

自然素材を使った掃除のメリット

環境に優しい掃除方法として、自然素材を使った掃除が注目されています。 これにはいくつかのメリットがあります。 まず、自然素材は化学薬品を含まないため、人体やペットに優しいです。 例えば、重曹やクエン酸、酢などは、害が少なく安心して使用でき、これにより家族や環境への影響を軽減できます。 次に、自然素材は生分解性が高く、環境への負荷が少ないのも大きな利点です。 化学洗剤は排水される際に環境を汚染する可能性がありますが、自然素材は土に還るため、持続可能な選択と言えます。 さらに、コスト面でも経済的です。 重曹や酢は手に入りやすく、安価に購入できるため、家庭の掃除コストを削減できます。 多目的に使えるため、さまざまな掃除に利用できるのも魅力です。 これらの理由から、自然素材を使った掃除は、健康や環境に配慮した選択肢として非常におすすめです。

クエン酸や重曹の効果的な使い方

クエン酸や重曹は、環境に優しい掃除方法として非常に効果的です。 それぞれの特性を活かした使い方を知ることで、家庭の掃除がより効果的になるでしょう。 クエン酸は酸性の性質を持ち、水あかや石鹸カスの除去に優れています。 水に溶かしてスプレーボトルに入れ、鏡や蛇口に吹きかけ、数分放置した後に拭き取ると、ピカピカになります。 また、洗濯機の洗浄にも使え、洗剤の残留物を取り除く効果があり、重曹はアルカリ性で、汚れを中和する働きがあるでしょう。 ペースト状にして水あかや油汚れに塗り、しばらく放置後にこすると、簡単に汚れが落ちます。 また、消臭効果もあり、冷蔵庫や靴箱に置くと、嫌な臭いを吸収してくれます。 両者を組み合わせると、さらに効果的です。 重曹の上にクエン酸を振りかけると泡が発生し、強力な洗浄力を発揮します。 これらの自然素材を活用することで、環境に優しい清掃が実現できます。

お風呂全体の掃除方法

お風呂全体の掃除方法は以下の通りです。 ・壁や床の掃除テクニック ・カビ防止のためのメンテナンス こちらを順にご紹介します。

壁や床の掃除テクニック

お風呂全体の掃除をする際、壁や床の掃除にはいくつかのテクニックがあります。 まず、掃除を始める前に、必要な道具を揃えましょう。 柔らかいスポンジ、ブラシ、バケツ、そして中性洗剤や重曹、クエン酸を用意します。 1. 予備洗浄 まず、シャワーで壁や床を軽く流し、表面の汚れを浮かせます。 2. 洗剤の塗布 中性洗剤を薄めた水をスプレーし、スポンジで全体を拭きます。 特に石鹸カスや水あかが気になる部分には、重曹を振りかけてからクエン酸水を吹きかけると効果的です。 3. こすり洗い 壁はスポンジで、床はブラシを使ってしっかりこすります。 特に目地や隅の汚れを見逃さないように注意しましょう。 4. すすぎ 洗剤が残らないように、シャワーでしっかりすすぎます。 最後に、乾いたタオルで水分を拭き取ると、カビの発生を防げます。 これらの手順を定期的に行うことで、お風呂を清潔に保ち、快適な空間を維持できます。

カビ防止のためのメンテナンス

お風呂全体の掃除を行う際、カビ防止のためのメンテナンスが非常に重要です。 カビは湿気の多い場所で繁殖しやすいため、以下のポイントを押さえて予防しましょう。 1. 乾燥させる お風呂を使用した後は、換気を徹底しましょう。 窓を開けるか換気扇を回し、湿気を外に逃がすことが大切です。 また、使用後はタオルで浴槽や壁の水分を拭き取ると効果的です。 2. 定期的な掃除 週に一度の掃除を心がけることで、カビの発生を抑えられます。 特に、目地や隅の汚れを見逃さないようにしましょう。 3. カビ取り剤の活用 カビが発生してしまった場合は、専用のカビ取り剤を使用します。 早めに対処することで、広がるのを防げます。 4. 撥水コーティング 壁や浴槽に撥水剤を塗布すると、水が付きにくくなり、カビの発生を抑えることができます。 これらのメンテナンスを行うことで、お風呂を清潔に保ち、快適な環境を維持できます。

浴槽についた水あかの掃除方法

なかなか取れないお風呂場の水あかを掃除する方法

浴槽についたうろこ状の水あかは、お風呂用の洗剤でこすってもなかなかきれいになりませんよね。そんな水あかはどのようにしたらきれいになるのでしょうか。水あかの特徴を理解して、効果的な掃除を実践しましょう。

水あかの正体に合わせた掃除を行う

浴槽にこびりついているうろこ状の水あかは、水道水の中に含まれるミネラルが結晶したものです。こすってもなかなか落ちない理由はここにあります。うろこ状の水あかはアルカリ性なので、それを落とすためには酸性の洗剤を使用すると効果が出ます。水あかを落とすためには、ドラックストアでも購入できるクエン酸を使用するとよいでしょう。

クエン酸水をつくって浴槽に吹きかけて放置

浴槽全体の水あかを落とすとなると、範囲が広いので意外と大変です。そのため、クエン酸と水を混ぜたクエン酸水をスプレーボトルに入れ、それを浴槽に吹きかけるようにするとよいです。スプレーし終わったら少し放置してからシャワーで洗い流しましょう。

残り湯にクエン酸をいれておく

クエン酸による清掃は残り湯を活用するという方法もあります。残り湯にクエン酸を入れてそのまま放置しておけば、うろこ状の水あかがきれいに取れます。洗面器などのほかに水あかが気になるものがあれば、このときに一緒に浴槽に入れておくことできれいにすることが可能です。放置したあと浴槽とともに洗面器などもしっかり洗い流せばOKです。

クエン酸と重曹を混ぜて泡の力で落とす

浴槽の掃除をするときは、クエン酸と重曹を混ぜるのもおすすめです。ヌメヌメとした湯あかはうろこ状の水あかとは異なり、クエン酸ではあまり掃除の効果が発揮されません。湯あかをきれいにしたいなら重曹を用いるとよいです。そのため、クエン酸と重曹を混ぜれば、水あかと湯あか両方の汚れを一度にきれいにすることができます。

鏡についた水あかの掃除方法

浴槽や洗面所の鏡についた水あかはどのようにして落とせばよいのでしょうか。鏡は扱いが難しいので注意が必要です。鏡を掃除するときはより丁寧に行いましょう。

クエン酸のスプレーをつくる

鏡についた水あかにもクエン酸のスプレーを使用すると効果的です。鏡にまんべんなくクエン酸水がかかるようにスプレーし、少し放置しておきましょう。その後、鏡をきれいに洗い流し、やわらかい布で水分を拭き取れば新品のようなピカピカの鏡になっているはずです。鏡は強くこすると傷がついてしまうことが多いので、できるだけ優しく丁寧に拭くようにしてください。

キッチンペーパーやティッシュなどにひたして鏡にはる

水あかによる鏡の汚れがひどい場合は、キッチンペーパーやティッシュペーパーを用意してクエン酸水をつけて貼り付けておくという方法が効果的です。ひたひたにして貼り付けておくことで、クエン酸水が水あかにしっかりと浸透します。時間が経ったら、クエン酸水をスプレーした場合と同様に水で洗い流したあときれいに拭き取って完了です。なお、この方法は、汚れがひどいときだけでなく、洗面所などスプレーが飛び散ると困るような場所の鏡をきれいにするときにもおすすめです。

蛇口やシャワーについた水あかの掃除方法

うろこ状の水あかといえば、蛇口やシャワーについた汚れも気になりますよね。蛇口やシャワーは平面ではなくパーツも細かいので、どのように掃除すべきか悩むところです。クエン酸がしっかり汚れに浸透するよう工夫して掃除を行いましょう。

クエン酸など酸性のものを使用する

蛇口やシャワーなどの水あかを落とす際も、使用するのはクエン酸など酸性のものです。クエン酸以外にも酸性の洗剤やお酢を使用してもOKです。ただし、蛇口やシャワーはクエン酸水をただ吹きかけるだけではしっかり浸透させることが難しいため、ちょっとした工夫が必要です。

キッチンペーパーとラップでパックするのがおすすめ

蛇口やシャワーの水あかを落とすときは、キッチンペーパーとラップを用意しましょう。クエン酸水をしっかり染み込ませたキッチンペーパーを蛇口やシャワーに巻き付けます。その上からラップを巻き付ければ、クエン酸がしっかり水あかに浸透します。しばらく放置したあとで、しっかりと水で洗い流しましょう。

お風呂を掃除するときの注意点

お風呂の掃除をするときは、注意すべきポイントもあります。これを守らないと危険につながる可能性や掃除の効果がきちんと発揮されない恐れもあります。事前にしっかりと確認して、問題が起こらないよう配慮しましょう。

洗剤などが混ざらないようにする

お風呂掃除をするときは、ほかの洗剤どうしが混ざらないように注意する必要があります。アルカリ性と酸性の洗剤が混ざると、有害なガスが発生するため要注意です。とくにお風呂掃除は1人で行うことが多いので、倒れても気付かれないことがあります。大事に至ることがないよう、普段から気を付けて掃除をするべきです。複数の洗剤を使用するときは内容をしっかりと確認するか、時間を空けて別々のタイミングで使用するようにしましょう。

お風呂場の床素材を傷めないようにする

お風呂場の床の素材によっては、掃除に使用する洗剤がそれを傷める原因となる場合もあります。洗剤を用意するときは、お風呂場の材質をよく確認したうえで選んだほうがよいでしょう。お風呂場の床を傷めてしまうと交換するのも大変ですし、安くはない費用がかかるので注意してください。

掃除後はきちんと洗い流す

掃除で洗剤を使用したあとは、しっかりとその成分を洗い流すことを心掛けましょう。洗剤の成分が残っていると、場合によっては素材を傷める原因になることもあります。また、洗剤のカスが汚れとなってしまうこともあるので要注意です。せっかくきれいにするために掃除をするのですから、最後まで丁寧に洗い流すことを忘れないようにしましょう。

お風呂場の水あかは掃除の仕方を工夫して

お風呂場の水あかは掃除の仕方を工夫して

お風呂場の白い水あかは、ただこするだけでは落とすことができません。水あかの正体を知ったうえで、効果的な方法を実践することが必要です。今回紹介したようにクエン酸を使用すれば、白いうろこ状の水あかは驚くほど簡単に落とすことができます。水あかがついたまま長期的に放置してしまうと汚れを取るのが大変になってしまうので、定期的に掃除をしてきれいな状態を保つのがおすすめです。クエン酸を使用し、キッチンペーパーやラップなど、身近なものを活用することで水あかをすっきりきれいに落としましょう。なお、クエン酸がない場合は、お酢を代用しても構いません。酸性の力を利用して、気になるうろこ汚れをきれいに掃除してみてください。

まとめ

お風呂場の水あかは、放っておくとどんどん蓄積してしまいますが、正しい掃除方法を知れば、楽しく清潔に保つことができます。 掃除中に、音楽をかけたり、お気に入りの香りの洗剤を使ったりして掃除を楽しむ工夫をしてみてください。 掃除が楽しみになるはずです。 清潔な空間で、心地よいバスタイムを楽しみましょう。

通信講座のSARAスクール編集部
心理カウンセラー資格やリンパケアセラピスト等の体系資格、食育資格などを扱うSARAスクール編集部が運営するコラムです。主に女性向けのキャリアアップやスキル習得を目的とした講座が多く、家事や育児と両立しながら学べる環境が整っています。資格取得を目的とした講座も充実しており、仕事や日常生活に活かすことが可能です。
通信講座のSARAスクール編集部

片付け・整理収納・生活の講座