資格を仕事に!掃除の資格で起業を目指そう
今回は、掃除を仕事にする方法や、掃除の資格を取るメリットについてご紹介します。
掃除ビジネスの需要が増している
共働きが当たり前の昨今、仕事に家事に子育てにと、毎日慌ただしく過ごしている女性は多いもの。「掃除は週末にまとめて行う」という方もいるでしょう。しかし、週末に一気に掃除をしようと思うと、なかなか細かいところまで手が回りませんよね。また、「洗濯槽にカビが繁殖していて、衣類からにおいが取れない」「エアコンにカビが繁殖していて、吹き出される空気がにおう」など、自分では掃除できない場所の汚れに悩んでいる人も多いようです。
そういった背景もあり、近年では、掃除をプロに依頼する人が増えています。ネットで依頼できる業者が増えたことによって、富裕層だけでなく、共働き世帯にも利用者が拡大。プロに掃除を任せることで、「週末、自由に使える時間が増えた」「家がきれいになり快適に過ごせるようになった」など、時間の節約や気分の向上につながるという喜びの声が上がっています。
消費者ニーズの高まりに合わせて、家事代行やハウスクリーニングに従事する人も増えています。掃除の仕事は、個人のスキルがそのまま評価に直結する点が魅力。スキルアップすることで、お客様からのリピート率も上がり、モチベーションも高まります。
また、掃除ビジネスは、フランチャイズ開業できるのも強みです。少ない資金で1人でも開業でき、体が健康なうちは続けていくことができます。そのため、家事や育児と両立しながら、自分のペースで働きたい女性におすすめの仕事といえます。在庫確認などのわずらわしさもなく、リピーターを獲得できれば安定的な収入にもつながります。
掃除のプロならではの分解・洗浄のスキル
掃除のスキルとは、具体的にどのようなものが挙げられるのでしょうか?
ここでは、掃除のプロならではのスキルを2つご紹介します。
エアコンクリーニング
近年、エアコンに繁殖したカビを吸い込むことで、アレルギーを引き起こすという認識が広がり、エアコンクリーニングを依頼する家庭が増えています。ハウスクリーニング業者がエアコンクリーニングを行う場合、フィルターを清掃するだけでなく、工具を利用してパーツを分解し、外したパーツをすべて洗浄する場合もあります。
分解することができないパーツについては、専用洗剤を吹き付けたり、高圧洗浄機で洗い流したりすることで、カビや花粉、微生物などを落としていきます。エアコンには、外から見えない場所にも多くの汚れが溜まっています。分解した際に、中から虫の死骸が出てくることもあるそうです。
レンジフードクリーニング
年末年始の大掃除でレンジフードを取り外してみたところ、中のフィルターに頑固な油汚れがこびりついていた…という経験がある人も多いでしょう。フィルターに汚れが溜まると、部屋ににおいが溜まりやすくなったり、キッチン全体が汚れたりすることにつながります。しかし、この油汚れは、家庭用の洗浄剤ではなかなか落としきることができません。
ハウスクリーニング業者は、フィルターや「シロッコファン」と呼ばれる内部のパーツを分解し、専用洗剤で洗浄します。洗剤で落としきれない頑固な汚れは、ヘラなどで削る場合もあります。レンジフードの汚れが落ちると、換気能力がアップし、キッチン周りのにおいも気にならなくなります。
掃除のプロになるために資格を取るメリット
掃除の仕事を始めるために、特別な資格は必要ありません。しかし、資格を持っていることで「この人には一定のスキルがあるんだな」と、お客様から信用してもらえることになります。また、講師として指導することもできますし、掃除のプロとして外食産業やホテル業界で働くなど、活躍の幅が広がります。
SARAのお掃除資格講座は、1日30分・半年間で修了できるよう、カリキュラムが組まれています。基本的な掃除道具の役割や選び方から、シロアリ・ダニなどの害虫対策まで、掃除について幅広く学習することができるでしょう。講座修了後、試験に合格すれば「ハウスクリーニングアドバイザー®」と「クリーニングインストラクター」の2つの資格を取得することができます。
掃除の資格取得で活躍の場を広げよう
掃除の資格を取得することで、お客様からの信頼を得るだけでなく、仕事に対する自信がアップします。
掃除の資格は、身に付けた知識を暮らしの中で活かすことができるのもメリットです。スキルアップや起業を目標に、あなたもお掃除の資格取得を目指してみませんか?