子供が片付けやすい!工夫やおすすめアイテムをご紹介!
記事更新日:2024年9月11日子供が自分で片付けをすることは、生活習慣を身につける大切なステップです。
楽しく片付けるためには、工夫やアイテムが役立ちます。
例えば、色分けされた収納ボックスや、キャラクターのデザインが施されたバスケットを使うと、子供たちの興味を引きやすくなります。
また、片付けのルールをゲーム感覚で教えることで、楽しみながら覚えてもらうことも可能です。
子供部屋の収納を考えるときは、大人の部屋とは少し違ったポイントをおさえることが重要です。子供にとっては、大人と同じ収納方法が使いやすいとは限りません。子供の目線に立って片付けのしかたについて考えるべきです。もちろん、子供の成長に合わせて収納方法も見直すことも大切なポイントです。
では、具体的に子供にとって使いやすい収納方法とはどういったものでしょうか。今回は、子供部屋の収納アイデアについて詳しくみていきましょう。
目次
子供部屋における基本的な収納の考え方
子供部屋における基本的な収納の考え方は以下の通りです。 ・子どもがアクセスしやすい高さを意識する ・簡単に取り出せる収納アイテムを選ぶ ・片付けを楽しめる工夫を施す こちらを順にご紹介します。
子どもがアクセスしやすい高さを意識する
子供部屋の収納では、子供が自分で使いやすい高さを意識することが重要です。 子供が成長するにつれて、身の回りの物を自分で管理できるようになることが、独立心を育てる第一歩です。 例えば、収納ボックスや棚は、子供の肩の高さに合わせると、簡単に取り出しやすくなるでしょう。 おもちゃや本を収納する際は、色や形がわかりやすいようにラベルを付けると、どこに何があるか一目でわかります。 また、積み重ねができる収納を利用すると、スペースを有効に使えるでしょう。 さらに、使用頻度が高いものは手の届く場所に、あまり使わないものは少し高めの位置に配置すると、整理整頓が促進されます。
簡単に取り出せる収納アイテムを選ぶ
子供部屋の収納では、簡単に取り出せるアイテムを選ぶことが重要です。 子供が自分でおもちゃや本を取り出しやすくすることで、整理整頓の習慣が身につきます。 まず、フタのないオープンボックスやカラフルなバスケットを活用すると、視覚的に楽しく、すぐにアクセスできます。 また、引き出し式の収納ケースもおすすめです。 子供の手が届く高さに設置すれば、使いたいときに簡単に引き出せます。 キャスター付きの収納カートは、移動が容易で、遊び終わった後もスムーズに片付けることが可能です。 さらに、ポケット付きの壁掛け収納を使うと、スペースを有効活用でき、目に見える場所に整理された状態を保てます。 このように、収納アイテムを工夫することで、子供が自ら片付ける意欲を高めることができるでしょう。
片付けを楽しめる工夫を施す
子供部屋の収納では、片付けを楽しめる工夫を施すことが大切です。 楽しさを感じることで、子供は自分から片付けをしたくなります。 まず、収納をゲーム感覚に変えるアイデアとして、タイマーを使った「片付けレース」を試してみましょう。 制限時間内にどれだけ片付けられるかを競うことで、楽しみながら片付けが進みます。 また、カラフルな収納ボックスやキャラクターのついたバスケットを使うと、視覚的にも楽しくなります。 さらに、片付けのルールをシンプルにして、遊び感覚で覚えられるようにすることも効果的です。 例えば、「おもちゃは青い箱、本は赤い箱」といった具合に、色分けすることで整理整頓がしやすくなるでしょう。 片付けが終わった後には小さなご褒美を用意するなど、達成感を感じさせる工夫をすると、次回も楽しく片付ける気持ちが育まれます。
子供が片付けやすい収納の工夫
子供が片付けやすい収納の工夫は以下の通りです。 ・ぬいぐるみやフィギュアを定位置に整頓する ・タイプ別に分けてスペースを設ける ・一つの仕切りには一種類の物だけを収納 ・数字や色で目印を作成する ・収納ボックスに収納する物の写真を貼る こちらを順にご紹介します。
ぬいぐるみやフィギュアを定位置に整頓する
子供が片付けやすい収納を実現するためには、ぬいぐるみやフィギュアを定位置に整頓することが重要です。 まず、収納場所を明確にすることで、子供が自分で片付ける習慣を身につけやすくなります。 例えば、ぬいぐるみ用の専用ボックスやフィギュア用のケースを用意し、それぞれのアイテムに合った収納方法を考えましょう。 収納ボックスは、透明なものや色分けされたものを選ぶと、子供が中身を一目で確認でき、使いやすくなります。 また、棚に並べる場合は、子供の目の高さに合わせて配置すると、自分で取り出しやすくなるでしょう。 さらに、フィギュアやぬいぐるみを並べるときは、キャラクターごとに分けると、見た目も楽しく、片付けがスムーズになります。 このように、定位置を設けることで、子供がどこに戻せばよいかが明確になります。
タイプ別に分けてスペースを設ける
子供が片付けやすい収納を実現するためには、アイテムをタイプ別に分けてスペースを設けることが効果的です。 まず、おもちゃや本、衣類など、異なる種類のアイテムごとに専用の収納場所を用意しましょう。 これにより、子供はどこに何を戻せばいいかが明確になり、自然と片付けがしやすくなります。 例えば、おもちゃは種類別にボックスに収納し、ブロックやぬいぐるみ、パズルなどのカテゴリーを分けると、探しやすくなり、ラベルを貼ることで、子供が自分で判断しやすくなります。 また、本は高さを考慮して、子供が届く範囲に配置し、読みたい本をすぐに取り出せるようにすると良いでしょう。 衣類についても、季節や用途別に分けて収納することで、着替えがスムーズになります。
一つの仕切りには一種類の物だけを収納
子供が片付けやすい収納を実現するためには、一つの仕切りには一種類の物だけを収納することが効果的です。 この方法によって、子供はどこに何があるかを簡単に理解でき、片付けがスムーズになります。 例えば、おもちゃの収納ボックスを用意し、ぬいぐるみ、ブロック、フィギュアなど、種類ごとに分けて収納し、これにより子供は「ぬいぐるみはこのボックス」と分かりやすくなり、自然と片付ける習慣が身につきます。 また、ラベルを貼ることで、さらに視覚的に分かりやすくなるでしょう。 本や絵本についても同様に、ジャンル別に仕切りを設けることで、探しやすく、取り出しやすくなります。 衣類の場合も、トップスやボトムス、靴下などで分けることで、着替えが楽になります。
数字や色で目印を作成する
子供が片付けやすい収納を実現するためには、数字や色で目印を作成することが非常に効果的です。 この工夫により、子供はどこに何を戻せばよいかを簡単に理解でき、片付けがスムーズになります。 例えば、各収納ボックスや棚に番号を振ることで、子供が「1番はぬいぐるみ、2番はブロック」と覚えやすくなります。 また、色分けをすることで視覚的にも楽しく、子供は自分の好きな色に関連付けて物を片付けることができるでしょう。 例えば、青いボックスにはおもちゃ、赤いボックスには本を入れるといった具合です。 さらに、ラベルを作成して、数字や色の目印とともにアイコンを加えると、より直感的になります。 これにより、まだ文字が読めない子供でも、視覚的に物の分類ができるようになります。
収納ボックスに収納する物の写真を貼る
子供が片付けやすい収納を実現するためには、収納ボックスに収納する物の写真を貼ることが非常に効果的です。 この工夫により、子供はどこに何が入っているかを一目で理解でき、片付けがスムーズになるでしょう。 例えば、ぬいぐるみやおもちゃ、絵本など、各ボックスに何を収納するかを示す写真を貼ります。 写真を見れば、子供は「このボックスにはぬいぐるみを入れる」と直感的に分かります。 特に、文字が読めない小さな子供にとっては、視覚的な手がかりがとても重要です。 また、写真は子供自身が撮影したものにすると、より愛着が湧き、自分の物だと意識しやすくなります。 さらに、ボックスのデザインを子供の好きなキャラクターや色に合わせると、片付けを楽しむ気持ちが高まります。
子供部屋に最適な収納アイテム
子供部屋に最適な収納アイテムは以下の通りです。 ・フタのないカラーボックスの利点 ・ハンモックや布ポケットの活用 ・一時的な収納ができる大きめのボックス ・低い位置に設置できるハンガーラック こちらを順にご紹介します。
フタのないカラーボックスの利点
子供部屋に最適な収納アイテムの一つが、フタのないカラーボックスです。 このタイプの収納は、子供が自分でおもちゃや本を簡単に取り出せるため、片付けがスムーズに行えます。 フタがないことで、物の出し入れが楽になり、遊び終わった後もすぐに片付ける習慣が身につきます。 さらに、カラーボックスはカラフルなデザインが多く、子供の興味を引きやすいのも魅力です。 好きな色やキャラクターに合わせて選ぶことで、部屋が明るく楽しい雰囲気になります。 また、収納スペースを自由にカスタマイズできるため、成長に合わせて使い方を変えることも可能です。 加えて、カラーボックスは軽量で移動が簡単なため、子供が自分で配置を変えたり、掃除を手伝ったりする際にも便利です。 このように、フタのないカラーボックスは、子供部屋の収納にぴったりのアイテムと言えるでしょう。
ハンモックや布ポケットの活用
子供部屋に最適な収納アイテムとして、ハンモックや布ポケットの活用が挙げられます。 これらは特におもちゃやぬいぐるみの収納に便利で、部屋をすっきりと保つ手助けをします。 ハンモックは、天井や壁に取り付けるだけでスペースを有効活用できるでしょう。 ぬいぐるみを入れておくと、部屋の隅に置いても目立たず、可愛らしいインテリアにもなります。 また、子供が自分で取り出しやすい位置にあるため、片付けも簡単です。 布ポケットは、ドアの裏や壁に取り付けられ、たくさんの小物を整理でき、お絵かきセットや本、カードゲームなどを収納するのにぴったりです。 子供が自分で選んで取り出せるため、遊び終わった後も自発的に片付ける習慣が身につきます。 このように、ハンモックや布ポケットを活用することで、子供部屋の収納が楽しく、機能的になります。
一時的な収納ができる大きめのボックス
子供部屋に最適な収納アイテムとして、大きめのボックスを活用することをおすすめします。 このタイプのボックスは、一時的な収納に非常に便利です。 特に、遊んだ後のおもちゃや、急いで片付けたいときに役立ちます。 大きめのボックスは、さまざまなアイテムをまとめて収納できるため、部屋をすっきりと保つことができるでしょう。 例えば、おもちゃやぬいぐるみ、絵本などを一つのボックスに入れておけば、散らかりがちな子供部屋も整然とします。 また、ボックスは軽量なものを選ぶと、子供が自分で持ち運びやすくなります。 遊び終わった後にボックスを移動させることで、片付けの楽しさを感じられるでしょう。 さらに、カラフルなデザインを選ぶと、部屋のインテリアにもなり、子供の興味を引きます。 このように、大きめのボックスは、使い勝手が良く、子供部屋にぴったりの収納アイテムです。
低い位置に設置できるハンガーラック
子供部屋に最適な収納アイテムの一つが、低い位置に設置できるハンガーラックです。 このタイプのハンガーラックは、子供が自分で衣類をかけたり取り外したりしやすく、独立心を育む手助けになり、低い位置に設置することで子供が自分の洋服やコートを簡単に手に取れるようになります。 特に、着替えの時間が短縮されるため、朝の支度がスムーズに進みます。 また、好きな色やデザインのハンガーラックを選ぶと、自分の部屋を個性的に演出できるのも魅力です。 さらに、ハンガーラックは衣類だけでなく、バッグや帽子などの小物も収納できるので、整理整頓に役立ちます。 子供が自分で片付ける習慣をつけるためにも、使いやすい高さに設置することが大切です。
子供部屋収納スペースの最適化
子供部屋収納スペースの最適化は以下の通りです。 ・壁面を活用した収納アイデア ・引き出し式収納の利点 ・多機能家具でスペースを節約する こちらを順にご紹介します。
壁面を活用した収納アイデア
子供部屋の収納スペースを最適化するためには、壁面を活用した収納アイデアが非常に効果的です。 壁を利用することで、床のスペースを有効に使い、部屋を広く感じさせることができます。 まず、壁に取り付ける棚を設置することで、本やおもちゃを整理でき、子供の目の高さに合わせた棚を作ると、自分で取り出しやすく、片付ける習慣が身につきます。 また、壁にフックを取り付けて、バッグや帽子をかけることで、収納とインテリアの両方を楽しむことができるでしょう。 さらに、ポケット式の壁掛け収納もおすすめです。 ドアの裏や壁に取り付けることで、絵本やお絵かきセットなどを収納でき、これにより視界に入る場所で整理され、子供が自分で選ぶ楽しさも増します。 このように、壁面を活用することで、子供部屋の収納を効率的に整え、スペースを有効活用できます。
引き出し式収納の利点
子供部屋の収納スペースを最適化するためには、引き出し式収納が非常に便利です。 このタイプの収納は、物の出し入れが簡単で、子供でも使いやすいのが大きな利点です。 まず、引き出し式収納は中身が見えないため、外観がすっきりと整います。 おもちゃや衣類を整理する際に、引き出しを開けるだけで簡単に取り出せるため、子供にとってもストレスが少なく、片付ける意欲が高まるでしょう。 また、引き出しの高さを子供の目の届く位置に設置すれば、自分で取り扱うことができ、独立心を育む助けになります。 さらに、引き出しに仕切りを設けることで、さまざまなアイテムをカテゴリーごとに整理できます。 例えば、おもちゃや文房具、衣類などを分けて収納することで、探しやすく、片付けもスムーズです。 このように、引き出し式収納は機能的で、子供部屋を整頓された空間に保つための優れた選択肢です。
多機能家具でスペースを節約する
子供部屋の収納スペースを最適化するためには、多機能家具の活用が非常に効果的です。 多機能家具は、複数の役割を持つため、限られたスペースを有効に使うことができます。 例えば、ベッド下に収納スペースがあるタイプのベッドを選ぶことで、季節外の衣類やおもちゃをすっきり収納できるでしょう。 また、引き出し付きのデスクを選ぶと、学用品やお絵かきセットを整理しやすく、使いたいときにすぐ取り出せます。 さらに、ソファベッドや収納付きのオットマンもおすすめです。 昼間は座るスペースとして使い、夜は寝る場所として利用できます。 また、オットマンの内部に物を収納できるため、余分なスペースを取らずに整理整頓が可能です。 このように、多機能家具を取り入れることで、子供部屋は機能的で快適な空間になります。 子供が成長するにつれて、家具の使い方を変えることもできるため、長く使えるアイテムとしても優れています。
子供部屋の基本的な収納ポイント
子供部屋の収納について考えるなら、気を付けるべき基本的なポイントについておさえる必要があります。1つずつみていきます。
子ども目線の高さにする
大人が子供の収納について考えると、つい自分の目線で考えがちになります。しかし、子供にとっては大人の目線による収納は使いにくいことが多いです。とくに子供自身に片付けの方法を学んでほしいという気持ちがあるなら、これはとても重要なポイントです。子供の目線に合わせた収納を心掛けましょう。
簡単に出し入れできる入れ物を使用
子供は大人と同じように物を簡単に出し入れできるとは限りません。ちょっとでも出し入れに引っかかりがある場合、子供の性格によっては片付けを怠るようになる可能性もあります。そのため、子供部屋の収納では出し入れが簡単にできる入れ物を使用することが大切です。簡単に引っ張りだすことができるキャスター付きの引き出しを用意したり、物の分類もあまり細かくせずに簡単に片付けられる仕組み作りをしたりしましょう。
片付けが楽しくなるようにする
子供部屋の収納について考えるときは、子供が率先して片付けをするようにさせるにはどうしたらよいか考えることも大切です。収納グッズに子供が好きなキャラクターのシールを貼ったり、子供が好きな色のボックスを使用したりするなど、子供が片付けをすることに興味をもてるような工夫を取り入れてみてください。
子供が片付けやすくなる収納アイデア
子供が片付けをしやすくするためには、具体的にどういった方法を取り入れたらよいのでしょうか。具体的なアイデアについて紹介します。
ぬいぐるみやフィギアは定位置に並べる
ぬいぐるみやフィギアなどはボックスに入れるよりも、棚などに並べるとよいでしょう。引き出しや収納ボックスに入れてもよいですが、数が増えると使いたい物をすぐに取り出せなくなってしまいます。見える収納をするのがおすすめです。
種類ごとに分けてスペースを区切る
収納は種類ごとに分けてしまうのが基本です。そのうえで、引き出しの中にも仕切りを設けてスペースを区切るようにしましょう。しまうものの大きさに合わせて区切っておくと、子供にとってもどこに何をしまうのかが分かりやすくなり、自然と自分から片付けをする癖がつくようになります。
一つの仕切りに収納する物はひとつまで
仕切りをつける場合は、1つの仕切りの中にしまうのは1つだけというルールを徹底しましょう。そうすることで、より片付けの方法が分かりやすくなります。そうなれば子供自身も、積極的に片付けをしてみようという気持ちが芽生えていくはずです。
数字や色などの目印をつける
子供にとってより片付けがしやすい状態を目指すなら、しまう場所に数字や色などの目印をつけておきましょう。同じ数字や色を合わせることで片付けができるようにしておけば、子供も遊び感覚でより楽しく片付けを進めることができます。片付けは楽しいことだと思わせることも大切です。
収納ボックスに片付ける物の写真を貼る
数字や色での分類が難しい場合は、収納する場所に片付ける物の写真を貼るという方法も有効です。写真があると簡単に片付けるべき場所がより明確に分かります。写真を撮って貼り付けるという作業は少し手間がかかりますが、きちんと片付けができるようになるためにはそういった準備を整えることも重要です。
子供部屋におすすめの収納グッズ
子供部屋での収納では、大人とは違ったグッズを使用したほうがよいことも多いです。子供にとって片付けやすいグッズをたくさん取り入れてみてください。
ふたのないカラーボックス
子供部屋の収納ではカラーボックスが大活躍します。棚の大きさに合う取手付きのボックスを利用すれば引き出しになります。また、そのまま使用して絵本を立ててもよいでしょう。なかには、別売りの付属品を購入することでさまざまなアレンジができるカラーボックスもあります。カラーボックスは縦にしても横にしても使用できるので、成長に合わせて使い方を変えることが可能です。子供部屋の収納にはぴったりなアイテムだといえます。状況に合わせて工夫して使いましょう。
ハンモックや布ポケット
ハンモックや布ポケットなど、すぐに出し入れできる収納もおすすめです。サッと手を伸ばすだけなので、片付けが苦手な子どもでも負担を感じにくいというメリットがあります。あまり重い物を入れるとハンモックや布ポケットが外れたり、物が落下したりする恐れがあるため、軽くて落ちても危険がない物を入れるようにしましょう。
「とりあえず」の収納ができる大きめのボックス
子供がおもちゃで遊んでいると、いつの間にか大量のおもちゃを出してしまっているときもあります。状況によっては、遊び終わったあと片付け切れないこともあるでしょう。もちろん、その日に遊んだものはその日のうちに片付ける癖をつけさせたいものですが、そうとはいかないときのために「とりあえず」の収納ができる大きめのボックスを用意しておくと便利です。できれば折り畳みができ、使用しないときは押し入れなどにしまっておけるタイプのものだとよいでしょう。毎日それを使用すればよいという感覚を子供にもたせないよう注意しつつ、どうしても必要なときは使用するようにしてみてください。
背の低いハンガーラック
子供の洋服を掛けてしまうなら、ハンガーラックも子供の手が届きやすい背の低いものを用意したほうがよいです。子供の成長に合わせて高さを調整できるものだとよりよいです。成長するにつれて自分で服を掛けたり、取り出したりすることができるように教えてあげましょう。
アイデア次第で子供部屋の収納が簡単に!
子供部屋の収納について考えるときは、子供にとっての使い勝手を意識することが大切です。大人にとっては収納しやすくても子供にとっては不便なこともあります。そういった状態では、子供は積極的に片付けをしようとは思ってくれません。大人にとっては不便でも、子供からみれば楽しく簡単に片付けができるというパターンもあります。大人の目線ではなく、子供の立場に立って収納方法を考えてみましょう。子供がある程度大きくなったら、一緒に片付けのしかたについて話し合ってみることも大切です。
子供の持ち物の収納について考えるときは、きれいに効率よく片付けられるということだけでなく、楽しみながら片付けができるかどうかという視点も重視にしてみてください。子供が楽しみながら片付けができる状況が整っていると、自ら率先して片付けをしてくれるようになる可能性があります。大きくなってから片付けの習慣を身に付けさせるのは大変です。小さいうちから片付けを習慣化させることを意識しましょう。
まとめ
子供が自分で片付けをすることは、生活習慣を育む重要なプロセスです。 親子で楽しく片付けるためには、いくつかの工夫が役立ちます。 まず、収納を工夫して、子供が使いやすい場所におもちゃや本を置くことが大切です。 色や形が楽しい収納ボックスや、キャラクター付きのバスケットを使うと、片付けが遊びの一環に変わります。 例えば、タイマーを使い、制限時間内にどれだけ片付けられるか挑戦する「片付けレース」を行うと、子供のやる気がアップします。 また、片付けをした後には一緒にご褒美タイムを設けると、達成感を感じられるでしょう。 親子で協力しながら、楽しみながら片付けを習慣にしていきましょう。
- 通信講座のSARAスクール編集部
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心理カウンセラー資格やリンパケアセラピスト等の体系資格、食育資格などを扱うSARAスクール編集部が運営するコラムです。主に女性向けのキャリアアップやスキル習得を目的とした講座が多く、家事や育児と両立しながら学べる環境が整っています。資格取得を目的とした講座も充実しており、仕事や日常生活に活かすことが可能です。