【資格を活かす】資格のおかげで、プロとしての自覚と決意が生まれた
現在位置
通信教育・通信講座SARAトップ > 心理学・カウンセラーの資格取得講座一覧 > 受講生の声 > 【資格を活かす】資格のおかげで、プロとしての自覚と決意が生まれた

【資格を活かす】資格のおかげで、プロとしての自覚と決意が生まれた

【資格を活かす】資格のおかげで、プロとしての自覚と決意が生まれた

ピアノ講師や作曲など、元々音楽関係の仕事に長く携わっていた滝千奈美さん。「音楽療法」講座で資格を取得し、福祉施設での仕事もスタートさせたそうです。
資格をきっかけに新たなキャリアを広げている滝さんに、受講のきっかけや勉強方法、今後に向けた抱負などを伺いました。

勉強をがんばれば確実に資格が取れるのは大きなメリット

資格を取ろうと思ったきっかけは何ですか?
滝千奈美さん(以下、敬称略): 私はこれまで、ピアノ講師や作曲活動など、音楽に関わる仕事を長く続けてきました。実は、かなり前に音楽療法について勉強しようと考えた時期もあったのですが、そのときはあまり深く学ばずに今まで機会を逃していました。でも最近、友人から親御さんの認知症について相談を受け、いろいろと調べたところ、音楽療法が認知症に良い影響を与える可能性があるということを知ったんです。
音楽療法についてしっかり学べば、友人のように家族の認知症に悩む人の役に立てるのではないかと思いました。これまで、音楽に携わってきた経験を活かして仕事の幅を広げていこうと、音楽療法の資格を目指すことにしたんです。
なぜSARAスクールを選んだのですか?
滝: 新型コロナウイルス感染症の影響もあり、通学は難しいと考えていたので、通信教育で学べる講座を探していたんです。ほかの講座とも迷ったのですが、受講しやすい価格で、確実に資格取得を目指せるSARAスクールを選びました。私はプラチナコースで受講したのですが、やはり修了と同時に資格が取得できるのは魅力的でしたね。

集中して勉強に取り組み、短期間で資格を取得できた

受講した感想を聞かせてください。
滝: テキストの内容がわかりやすくまとまっていて、スムーズに進めやすかったです。資格も3~4ヵ月で取得することができました。
中でも興味深かったのは、さまざまなシーンに合わせた音楽の紹介です。「不安なとき」「イライラしたとき」「怒りを静めたいとき」など、状況ごとに適した音楽の例が載っていて、実際にその音楽を聴いてみると、「なるほど」と納得したり意外な発見があったりしました。癒やし効果が高いといわれるモーツァルトも、これまであまり聴く機会はなかったのですが、今回の受講をきっかけにたくさん聴くようになりました。
勉強はどのように進めましたか?
滝: 受講中は、1日3、4時間くらい勉強に取り組んでいました。今まででこんなに集中して、一生懸命勉強したことはないかもしれません(笑)。
テキストの大切なポイントにはマーカーで印をつけたり、インデックスのように付箋を貼ったりして、後からしっかり見直せるようにしました。また、練習問題は間違えたところの復習を徹底し、満点が取れるまで何度も繰り返して解きました。
集中して勉強に取り組み、短期間で資格を取得できた

音楽療法の資格がきっかけで福祉分野の仕事をスタート

資格を取得して、ご自身の中にどのような変化がありましたか?
滝: 資格を取ったことで、プロとしての強い自覚が生まれました。いい加減な気持ちではなく、これから自分はしっかり音楽と向き合っていくんだと、あらためて決意できたんです。周りからも、「知識をぜひ役立ててほしい」と期待される場面が増えたことも、うれしかったですね。
また、「音楽療法」講座の受講がきっかけで介護の勉強も始め、ヘルパーの資格を取得しました。今は、これまでの仕事に加えて、高齢者施設でも働いています。
取得した資格をお仕事にどのように活かしていますか?
滝: 資格取得を通して、音楽療法には「能動的音楽療法」と「受動的音楽療法」があることを学びました。高齢者施設で行う歌などのレクリエーションでも、能動的・受動的を意識して、プログラムを工夫するようにしています。
また、施設の利用者の中には、ご自分から積極的に歌を歌う方もいれば、興味なさそうにしている方もいます。でも、一見興味がなさそうでも、歌わないだけで歌を聴くのは好きだったり、耳から入る音楽に癒やされたりしている方は少なくありません。音楽療法を学んだことで、音楽の持つ力をより実感するようになりました。
資格を取ったことで活躍の幅も広がったのですね。
滝: 音楽療法講座での学びがきっかけで、ピアノ教室でも新しい取り組みを始めました。そのひとつが、子供たちにさまざまなジャンルの音楽を聴いてもらう「ジャンルレッスン」です。普段耳にするポップスのほか、クラシック、ヘビメタ、雅楽といった、子供たちが普段聴く機会があまりないようなジャンルまで、たくさんの音楽を聴いて感想を寄せてもらいました。この取り組みは子供たちに好評で、興味を広げるきっかけにもなったと思います。

資格が新しい世界に一歩踏み出すきっかけに

今後の目標を教えてください。
滝: 認知症の患者さんは、この先ますます増えていくと考えられます。また、認知症は高齢者だけの症状ではなく、40代頃から脳の中では徐々に予兆が見られるといわれています。
今後は、認知症の症状をやわらげたり進行を遅らせたりするだけではなく、予防への取り組みが重要になるでしょう。取得した資格を活かし、音楽療法カウンセラーとして、認知症のケアと予防にしっかりと取り組んでいきたいです。今回の講座では実践的な学びがまだまだ足りないので、これからもっとスキルアップを目指していきたいですね。
これから資格を取得したいと考えている人にメッセージをお願いします。
滝: 資格取得は、新しい世界に一歩踏み出すとても良いきっかけになると思います。資格を取ることで、「この道でやっていこう」という決意が生まれますし、大きな自信にもなります。
講座では、それまで知らなかった知識や理論を幅広く学ぶことができます。いろいろな情報がテキストにギュッと詰め込まれているので、興味が広がると思いますよ。

滝さんのある一日のスケジュール

滝さんのある一日のスケジュール
プロフィール
  • 滝千奈美(たき ちなみ)
  • 滝千奈美(たき ちなみ)
    4歳から電子オルガンを、8歳からピアノを始める。14歳で指導資格を取得し、15歳から自宅でピアノ教室を開き、講師として活動。20代から作曲なども手掛ける。ライブ活動も積極的に行い、現在は配信ライブなども行う。SARAスクールで「メンタル心理ミュージックアドバイザー」「音楽療法カウンセラー」の資格を取得し、高齢者施設での仕事もスタート。ピアノ講師と福祉分野の仕事を並行し、精力的に活動中。