ブリーダーの資格を取って副業に役立てよう!
ここでは、ブリーダーの仕事に欠かせない条件や、兼業ブリーダーに向いている人についてご紹介します。
副業としてブリーダーを始めるのに必要なものは?
ブリーダーの仕事は、犬や猫など、ペットの繁殖や品種改良を手掛け、ペットショップやペットを飼いたい個人に販売すること。ただ「売れば終わり」ではなく、飼い方の指導やしつけ方のアドバイスも行います。
専業のブリーダーもいますが、ほかの仕事と兼業でブリーダーをしている人も多く存在します。副業としてブリーダーを行うには、次のような知識や環境が必要となります。
動物の生態や品種、繁殖に関する知識
ブリーダーになるにあたって、犬や猫の品種別の交配方法や繁殖上の注意点、妊娠周期、飼育方法、ペットのしつけ方などの知識は欠かせません。加えて、ペットショップとの取引きや顧客を見つける方法、事業経営の知識なども必要となります。
動物の世話をする時間
餌をやったり、散歩をしたり、健康をチェックしたりするなど、動物の世話には時間がかかります。そうした時間を確保できることも、副業としてブリーダーをするための必須条件です。
動物を交配・育成するための施設
動物を飼育するためには、当然ながら、動物が生活できる施設やスペースが必要です。生活空間が狭すぎると、動物がストレスを抱える原因になりますし、寒すぎる、暑すぎるなどの環境も動物の健康に影響します。また、マンションやアパートの部屋の場合、動物の鳴き声やにおいなどが、近隣トラブルの原因になることも考えられます。これらの条件をクリアして、適切な環境を準備することも、ブリーダーの責任といえるでしょう。
動物に対する愛情
動物は生き物ですから、交配がうまくいかなかったり、病気にかかったりするなど、自分の思いどおりにいかないことは多々あります。どんなときでも責任感を持ってきちんと世話をすることや、動物に対する愛情を忘れないことも、ブリーダーの大切な資質です。
副業としてのブリーダーはこんな人におすすめ!
施設や環境面の制約から、都心のマンションで暮らしながらの兼業ブリーダーや、一般企業で働きながらの兼業ブリーダーは現実的ではありません。
一方、次のような人は兼業ブリーダーに向いているといえます。
在宅で仕事をしている人
フリーランスなど、在宅で仕事をしている場合は、仕事の合間に動物の世話をすることができます。業務時間の融通が利く人なら、散歩や掃除も大きな負担になりません。
ペット関連の仕事と兼業でブリーダーをやりたい人
ペットホテルやトリミングショップ、ペットシッターなど、ペット関連の仕事をしている人も、ブリーダーの仕事を始めやすいといえるでしょう。本業で培った人脈や知識が使えるなど、数々のメリットがあります。
家族皆で協力できる人
例えば、家族で農業や工場、会社、店舗を営んでいるような場合は、副業でブリーダーをすることができるでしょう。家族皆で動物の世話ができるなら、人手が増える分、負担は少なくなります。交代で休みを取ることもできますので、ブリーダーとして働きやすい環境といえるでしょう。
犬や猫が好きで動物にふれる仕事をしたい人
環境も大切ですが、一番重要なのは「犬や猫が好きで、動物にふれる仕事がしたい!」という強い気持ちです。ブリーダーとして仕事をすることを目標に、まずは環境を整えるための計画を立てましょう。
ブリーダーの資格を取るメリット
動物の生態や品種、繁殖に関する知識は、ブリーダーとして仕事をしていくには欠かせないものです。しかし、ブリーダーは個人事業主が多く、アルバイトなどで働きながら経験を積むことが難しいため、知識やノウハウを学ぶ機会があまりありません。
ブリーダーに必要な知識を体系的に学びたい人のために、SARAではブリーダー資格講座を用意しています。ブリーダー資格講座を受講し、試験に合格すると、「犬・猫ペットブリーダー」と「ペット繁殖インストラクター」の2つの資格を取得することができます。資格の認定試験は、ブリーダーに必要な知識・ノウハウを広く問う内容になっているため、資格取得を目指して勉強することで、ブリーダーに必要な知識が自然と身に付きます。
効率よく学んで副業ブリーダーを目指そう
SARAのブリーダーの講座は、犬や猫の品種別の交配方法、繁殖上の注意点、妊娠周期、飼育方法、ペットをしつけるためのポイントから経営スキルまで、ブリーダーに必要な知識を網羅しています。1日30分・6ヵ月の学習で、ブリーダーに欠かせない知識やノウハウを効率良く学ぶことができるでしょう。動物に関わる仕事への第一歩として、ぜひ挑戦してみてください。