初心者が猫を飼うときはどうしたらいい?猫の選び方や必要な物品・準備するもの!
記事更新日:2024年9月4日猫を飼う初心者におすすめです。
まず、自分のライフスタイルに合った猫種を選びましょう。
シンプルなニーズをもつ短毛猫や気性の穏やかなメインクーンなどがよいでしょう。
次に、食事用品、トイレ、爪とぎ、ベッドなどの必需品を用意します。
運動スペースの確保や毛づくろいのお手入れなども大切です。
猫の性格と生活習慣を理解し、愛情を持って面倒を見ることで、素敵な思い出になるはずです。
初めて猫を飼うとなると、どのような準備をしたらいいか分からず迷ってしまいますよね。しかも、どのような猫を飼ったらいいのかもよく分からないという人も少なくないはずです。猫を飼うときにはさまざまな準備が必要となります。きちんと必要なことを押さえておかないと後で困ってしまう可能性もあるので注意しましょう。
今回は初めて猫を飼うときにどうしたらいいのかについて説明します。猫をこれから飼いたいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
猫を飼う前に考えること
猫を飼う前に考えることは以下の通りです。 ・生活スタイルに合った猫の性格・特性を選ぶ ・飼育にかかるコストを見積もる ・家族全員の同意と協力体制を確認する こちらを順にご紹介します。
生活スタイルに合った猫の性格・特性を選ぶ
猫を飼う前に、自分のライフスタイルに合った猫の性格や特性を慎重に検討することが大切です。 まず、自分の生活リズムやペースを確認しましょう。 外出が多い人には活発で遊び好きな猫がおすすめですが、静かに過ごすのが好きな人には落ち着いた性格の猫がよいでしょう。 また、飼育スペースの広さも重要な要素です。 遊び盛りの子猫や大型種は広いスペースを必要としますが、小型の猫種は狭い部屋でも飼えます。 さらに、毎日のお手入れの時間や健康管理にも注意が必要です。 被毛のお手入れが簡単な短毛種と、丁寧な手入れが不可欠な長毛種では、世話の手間が大きく異なります。 こうした自身のライフスタイルと猫の特性を照らし合わせ、じっくりと検討することが大切です。 適切な猫種を慎重に選ぶことで、これからの楽しい飼育生活につながるはずです。 飼育環境と猫の性格のマッチングを慎重に行えば、猫との素敵な思い出が作れると期待できるでしょう。
飼育にかかるコストを見積もる
猫を飼う前に検討すべきことの一つが、飼育にかかるコストの見積もりです。 猫を迎え入れるには、初期費用と継続的な飼育費用の両方を見なければなりません。 初期費用としては、猫の購入代や健康診断、ワクチン接種、去勢手術などが必要となり、猫の種類や年齢によってこれらの費用は大きく変わるため、事前に見積もっておくことが重要です。 さらに、食事代、トイレ用品、おもちゃ、医療費などの継続的な飼育費用も忘れてはいけません。 健康管理のために年1回程度の定期健診も必要不可欠です。高齢猫の場合は医療費がさらにかかることもあります。 これらのコストを事前に見積もり、自身の経済状況に合っているかをよく検討する必要があります。 猫の世話を軽んじることなく、しっかりとした計画を立てることが賢明です。 飼育費用を確保できない場合は、猫を迎え入れるタイミングを待つことも検討しましょう。
家族全員の同意と協力体制を確認する
猫を飼う前には、家族全員の同意と協力体制を確認することが重要です。 猫は家族全員の愛情と手間暇を必要とする存在です。 まず、家族全員が猫を飼うことに賛同しているかを確認しましょう。 猫を飼うことに反対する家族がいると、葛藤が生じる可能性があり、猫の世話は大変で、家族全員が協力しないと続けられません。 次に、それぞれの家族がどのように猫の面倒を見るかを話し合う必要があります。 餌やりやトイレ掃除、遊び相手になるなど、具体的な役割分担を決めておくと良いでしょう。 子供が猫の面倒を見る場合は、保護者の監督も必要となります。 また、ペットアレルギーのある家族がいないかもチェックしましょう。 アレルギー反応が起こると、猫を手放さざるを得なくなるリスクがあります。 最後に、家族みんなで猫を愛し、楽しむ気持ちを共有することも大切です。 猫との絆を築くためには、家族全員の理解と協力が不可欠なのです。
猫の選び方
猫の選び方は以下の通りです。 ・里親猫とブリーダー猫 ・子猫と成猫 ・性別毛質体型などの好みを検討する こちらを順にご紹介します。
里親猫とブリーダー猫
里親猫は保護施設や個人から引き取る猫です。 多くの場合、健康診断や去勢手術が済んでおり、保護施設のスタッフが性格を把握しているため、飼育者に適した猫を選びやすいでしょう。 初期費用も安く済むのが利点です。一方で、過去の情報が不明なことがあり、健康面での不安が残る可能性があります。 一方、ブリーダー猫は専門店や個人の繁殖者から購入する子猫です。 健康状態や性格、遺伝的素質などが明確で、飼育者の好みに合わせて選べるのが魅力です。 ただし、購入費用が里親猫より高く、また子猫特有の世話が必要になります。 どちらを選ぶかは、飼育環境や経済状況、飼育経験などを総合的に勘案して判断するのが賢明です。 必要な初期費用と、猫の健康面や性格について十分に吟味し、自身に最適な選択をすることが大切です。
子猫と成猫
子猫は愛らしい外見と好奇心旺盛な性格が人気ですが、さまざまな面で手間がかかります。 成長過程での訓練が必要で、思わぬ行動に注意が必要です。 また、子猫期は健康面でもデリケートな時期です。定期的なチェックと適切なケアが欠かせません。 一方、成猫は性格や習性がある程度安定しているため、飼育しやすい面があります。 子猫のようなしつけの手間はかかりません。 また、初期費用も子猫より抑えられることが多いでしょう。 しかし、人馴れが進んでいない成猫の場合、慣れるまでに時間がかかる可能性があります。 自身の飼育経験や生活スタイル、飼育環境などを考慮し、子猫と成猫のどちらが適しているかを判断することが重要です。 子猫の活発な行動を楽しみたい人や、訓練の時間に余裕がある人には子猫がおすすめです。 一方、手間を最小限に抑えたい人や、落ち着いた性格の猫を望む人には成猫がよい選択肢といえるでしょう。
性別毛質体型などの好みを検討する
性別について、メスは一般的に落ち着いた性格で、オスはやや活発な傾向にあります。 また、メスの方が人懐っこい面があるといわれています。 一方、オスは縄張り意識が強く、興奮しやすいこともあるでしょう。 次に毛質ですが、短毛種は手入れが簡単で、長毛種は愛らしい見た目が特徴です。 長毛種は定期的なブラッシングが必要で、抜け毛も気になるかもしれません。 さらに体型には大型種と小型種があり、部屋の広さや飼育スペースによって選ぶのがよいでしょう。 大型種は力強さがあり、小型種は扱いやすさがあります。 これらの特徴を踏まえ、自身の生活スタイルや環境に合った猫を選ぶことが重要です。 性格や飼育方法を理解し、自身に合った猫を見つけることで、より良い飼育生活が送れるはずです。
猫を飼う時に必要な物品と準備
猫を飼う時に必要な物品と準備は以下の通りです。 ・猫の生活に必要な基本用品(フード、お皿、トイレ) ・遊び道具や猫タワーなど快適な生活のための備品 ・健康管理に必要な医療品(ワクチン、寄生虫予防薬) こちらを順にご紹介します。
猫の生活に必要な基本用品(フード、お皿、トイレ)
猫の主食となるキャットフードと水飲み皿が不可欠です。猫の年齢や体調に合わせた栄養バランスの良いフードを選びましょう。 また、常に清潔な水が飲めるよう、定期的に水飲み皿の掃除を行うことが大切です。 次にトイレと砂も必須です。 猫はきれいな環境を好むため、トイレは常に清潔に保つ必要があり、トイレの大きさや砂の質・量も猫の習性に合わせて選びましょう。 さらに、爪とぎ台や猫用ベッド、猫じゃらしなどの遊び道具も準備すると良いでしょう。 猫の行動を引き出し、ストレス解消につながります。 これら基本用品のほかにも、猫の健康やしつけに関する用品も忘れずに揃えましょう。 例えば、ブラシ、爪切り、キャリーバッグなどです。 猫を迎え入れる前に、これらの必需品を確認し、十分な準備を行うことで、スムーズな飼育生活がスタートできます。 猫の健康と快適な生活を保つために、基本用品は欠かせません。
遊び道具や猫タワーなど快適な生活のための備品
猫の遊び道具は必須です。猫じゃらしや玩具ボールなど、猫の性格や年齢に合わせた遊び道具を用意しましょう。 遊びを通じて、猫のストレス解消や運動能力の向上にもつながります。 次に、猫タワーやスクラッチャーなども重要です。 これらは猫の本能的な行動である引っかき行動を満たすことで、家具の損傷を防ぐことができます。 また、猫タワーは登ったり休憩したりする場所としても活用できます。 さらに、寝床となるベッドや毛布、隠れ家となるケージやトンネルなどの備品も用意すると良いでしょう。 猫は落ち着いた空間を好むため、これらの備品によって快適な生活環境を整えられます。 また、飼育スペースの広さに合わせて、キャットウォークや引っかき台など、猫の運動能力を引き出す施設も検討することをおすすめします。 これらの遊び道具や快適備品を揃えることで、猫の健康的な生活を維持しながら、飼い主との絆も深められるはずです。 猫の性格や生活習慣を理解し、適切な備品を用意することが大切です。
健康管理に必要な医療品(ワクチン、寄生虫予防薬)
ワクチン接種は必須です。 子猫の場合、生後2-3ヶ月から接種を始め、成猫になるまで定期的に受けさせる必要があります。 ワクチンには、猫から人への感染症予防にも効果があるものもあるため、飼い主の健康管理の観点からも重要です。 次に寄生虫予防薬も忘れてはいけません。 猫は寄生虫に感染しやすく、感染すると体調不良を引き起こす可能性があり、経口薬や外用薬など、猫の状況に合わせた予防薬を定期的に与えることが大切です。 さらに、猫の健康維持には狂犬病予防接種や健康診断、駆虫薬の投与なども必要です。 特に健康診断は、異常の早期発見に役立ちます。 これらの医療品は、獣医師に相談しながら適切なものを選び、正しい使用方法を理解しておく必要があります。 猫の健康管理は、飼い主の責任です。 ワクチン接種や寄生虫予防など、必要な医療品を準備することで、猫の健やかな成長を支えることができるでしょう。
猫の世話と生活習慣
猫の世話と生活習慣は以下の通りです。 ・食事水分排せつの管理 ・遊び運動睡眠の習慣づくり ・グルーミングやしつけの方法 こちらを順にご紹介します。
食事水分排せつの管理
猫の健康的な生活のためには、食事や水分、排せつの管理が重要です。 飼い主がこれらの生活習慣をしっかりとコントロールする必要があります。 まず、食事管理です。猫は自然の捕食者として、小分けの頻回な摂食が本能的です。 1日2-3回の定期的な給餌が理想的です。 年齢や体調に合わせた適量のフードを与え、残餉は早めに処理しましょう。 水分摂取も欠かせません。常に清潔な飲み水を用意し、乾燥を防ぐため、水分補給を心がけましょう。 次に、排せつ管理です。猫は本能的に砂の上で排せつする習性があるため、適切なトイレの用意が必須です。 砂の交換も定期的に行い、清潔を保つ必要があります。 排せつ異常は疾病の兆候の可能性もあるため、異常がある場合は獣医師に相談しましょう。 これら3つの生活習慣は密接に関連しています。 食事と水分、排せつのバランスが崩れると、猫の健康に影響が出る可能性があり、飼い主は猫の生態を理解し、丁寧な世話を心がける必要があります。 適切な管理をすることで、猫は健やかに成長し、飼い主との絆も深まるはずです。
遊び運動睡眠の習慣づくり
猫は天性の好奇心旺盛な動物で、遊びを通して運動量を確保することが必要不可欠です。 猫じゃらしやボール、玩具などを使って、1日数回の遊び時間を設けましょう。 飼い主が一緒に遊ぶことで、猫との絆も深まります。 また、猫は身体的な活動も重要視します。 キャットタワーやスクラッチャー、引っかき台などを用意し、自由に運動できる環境を整えましょう。 猫の性格や年齢に合わせて、適度な運動量を維持することが大切です。 一方で、猫は1日の大部分を眠りにあてる動物でもあります。 ベッドや隠れ家など、落ち着いて休息できる場所を確保し、自然な睡眠リズムを保てるようサポートすることが重要です。 これら3つの習慣を適切に連携させることで、猫は健全な心身の発達が期待できます。 遊び、運動、睡眠のバランスを意識しながら、猫の生活リズムに寄り添うことが飼い主の役割です。 また、飼い主と一緒に過ごす時間を設けることで、猫の安心感や愛着も育まれます。 猫の習性を理解し、きめ細やかなケアを心がけることが、猫の幸せと飼い主の絆を深めるカギとなるでしょう。
グルーミングやしつけの方法
グルーミングは猫の健康管理において欠かせません。 自己グルーミングをする猫でも、飼い主が定期的にブラッシングを行うことで、被毛の絡まりや皮膚トラブルを予防できます。 ブラシの選び方や手順を理解し、慣れ親しんでいくことが重要です。 爪切りなども、猫を苦痛に陥らせないよう、専用のツールを使って丁寧に行いましょう。 一方で、しつけは猫の生活習慣を整える上で大切です。 子猫の頃から、食事、排せつ、遊びなどの行動パターンを整えていくことで、落ち着いた生活リズムを身につけることができます。 例えば、トイレの使い方やひっかき場所の指定などは、早期のしつけによって効果的に習慣化できます。 しつけの際は、威嚇や罰ではなく、ごほうびやポジティブな強化を心がけましょう。 猫は飼い主への信頼感を持つことで、より良い行動が身につき、優しく丁寧なアプローチが、猫との絆を深めることにもつながります。 グルーミングとしつけを適切に行うことで、猫の健康と生活の質が高まり、飼い主の知識と工夫が、猫の幸せな暮らしを支えるのです。
猫を飼う時の初期費用と月々のランニングコスト
猫を飼う時の初期費用と月々のランニングコストは以下の通りです。 ・購入費・初期セッティング費用 ・食費・医療費・備品の補充費用など月々かかるコスト ・予期せぬ出費への備え(保険加入など) こちらを順にご紹介します。
購入費・初期セッティング費用
品種や個体の特徴によって異なりますが、健康な子猫を選ぶのが重要です。 次に、初期セッティング費用が必要です。 猫用のキャリーバッグ、食器、猫砂、爪とぎ台、おもちゃなどの用意が基本となります。 また、ワクチン接種、避妊・去勢手術、健康診断なども必要不可欠です。 これらの医療費は、最初の1年間が特に高額になりがちです。 さらに、猫のサークルやキャットタワーなど、快適な生活環境を整えるための購入も検討しましょう。 このように、猫を迎え入れるための初期費用は、状況によって大きく変動します。 事前に必要経費を把握し、計画的な予算立てが重要です。 猫の健康と幸せを第一に考え、慎重に判断することが賢明です。
食費・医療費・備品の補充費用など月々かかるコスト
猫の年齢や体調、好みに合わせて、高品質なドライフードやウェットフードを選ぶことが大切です。 次に医療費ですが、健康診断や定期的なワクチン接種、フィラリア予防薬などがかかります。 また、病気や怪我の治療費用は予想が難しいため、余裕を持った予算立てが重要です。 さらに、猫砂の購入、爪とぎ台やおもちゃの補充、など、生活用品の定期的な購入費用も見逸しません。 加えて、猫のしつけや運動を促す備品の補充、猫の健康管理に必要な用品なども検討しましょう。 このように、月々の支出は多岐にわたります。 予期せぬ出費にも備えるため、余裕を持った生活費の確保が賢明です。 猫の健康と快適な生活を守るためには、計画的な経費管理が欠かせません。
予期せぬ出費への備え(保険加入など)
猫を飼う際には、予期せぬ出費に備えることも重要です。 突発的な病気やケガ、事故などにより、予想外の医療費がかかる可能性があります。 そのため、猫の健康保険への加入を検討するのがよいでしょう。 保険に加入することで、予期せぬ大きな出費を避けられます。 保険の補償内容や自己負担額などを確認し、適切な補償プランを選びましょう。 また、猫が外出してケガをしたり、他人に怪我を負わせた場合の賠償責任も考慮する必要があります。 ペット保険に賠償責任補償が含まれているプランや、個別の賠償責任保険の加入も検討しましょう。 さらに、猫が迷子になった際の捜索費用なども保険で補償されることがあります。 飼い主の心配を軽減し、安心して猫と過ごせるよう、適切な保険加入が望ましいでしょう。 予期せぬ出費に備えた保険加入は、猫の健康と飼い主の経済的負担を軽減するための重要な対策といえます。
猫は初めてでも飼いやすい理由
猫は初めてでも飼いやすい言われることが多いです。その理由はどこにあるのでしょうか。まずは猫が初めてでも飼いやすい理由について確認しておきましょう。
猫の生態はどうなっている?
猫の生態も飼いやすさに影響しています。なぜなら、猫は単独行動が好きで、自分のペースで活動することが多いからです。もちろん、飼い主と遊ぶのが好きな猫もいますが、自分の気分次第で態度が変わることも多いのが実際のところです。さらに、猫は睡眠時間が長いです。1日の半分以上の時間を寝ているとも言われています。そのため、猫を飼ってもゆったりとした気分で育てることができるでしょう。
猫の性格の違いを知る
猫はそれぞれ性格が異なります。たとえば、猫によっておとなしい場合もあれば、活発で元気な場合もあります。猫の性格は、性別によっても大きな差があると言われています。一般的にオスは元気な猫が多く、人とも馴染みやすいです。それに対してメスは内気な猫が多いです。そういった特徴も踏まえて性別を選ぶようにすると、自分に合った性格の猫を選びやすいでしょう。
子猫と成猫、どっちがいい?
猫を飼い始める場合、子猫と成猫のどちらを選んだらいいかという悩みも出てきます。子猫と成猫にはどちらも飼いやすい面があり、同時に飼いにくいと感じるような面もあるのが実際のところです。そのため、一概にどちらがいいと断言することはできません。実際にそれぞれの猫に触れてみて特徴をとらえ、選ぶようにするとよいでしょう。
猫とどう接したいかを考える
猫を選ぶときは、猫とどのように接するのかイメージすることが大切です。そのためには、自分の生活スタイルについてもしっかりと考慮する必要があるでしょう。たとえば、家をあけることが多いなら、寂しがり屋な猫は適さないでしょう。また、スキンシップを楽しみたいのであれば、抱っこなどに抵抗がない猫を選ぶ必要があります。自分自身の求めることと猫の性格を照らし合わせながら、どの猫を飼うか決めるようにしてください。
猫を飼う前に確認しておくこと
猫を飼うときには、事前に確認しておきたいこともあります。それは具体的にどのようなことでしょうか。ここでは、猫を飼う前に確認しておくといいことを紹介します。猫を飼いたいと考えているなら、まずはここで紹介することを押さえるようにしましょう。
費用
猫を飼うにはさまざまな費用がかかります。たとえば、餌やトイレなどは毎日のことなので、しっかりと用意してあげなければなりません。さらに、猫のためにはおもちゃも用意しておいたほうがいいでしょう。また、飼い主が留守の間もエアコンなどをつけておく必要があるため、電気代も多くかかります。加えて、頻度はそれほど多くないとしても、ワクチンや病院代などがかかることも考えておかなければなりません。
世話をする時間
猫を飼うからには、世話をする時間もきちんととる必要があります。猫は自由気ままな性格ですが、それでも身のまわりの世話は飼い主がするしかありません。たとえば、餌やりや給水はもちろん、トイレ掃除もきちんとこまめにおこなう必要があります。トイレが汚れていると、猫はトイレを我慢してしまうことがあります。それが病気につながる可能性もあるため、身のまわりのケアはきちんとおこなうようにしましょう。加えて、猫を飼うならブラッシングも必要です。
寿命
猫を飼うときには、寿命についても意識しておいたほうがいいです。子猫から飼うなら、10年以上一緒に暮らす可能性が高いと言えます。数年以内に手放さなければならないような事情が起きては、猫もかわいそうです。猫を飼うときは自分自身の今後の人生プランも考慮しつつ、猫とずっと暮らしていけるのかよく考えたほうがいいでしょう。
猫と暮らすためのポイント
猫と暮らすには、どのようなポイントに気を付けたらいいのでしょうか。猫と暮らすにはさまざまなことに気を付ける必要があります。ここでは、猫と暮らすために意識したいポイントについて説明します。猫との暮らしを考えるときは、以下のポイントに気を付けるようにしましょう。
猫のしつけの基本
猫を飼うのであれば、しつけは重要です。特にトイレや爪とぎなどは、最初にしっかり覚えさせないと、飼い主自身が困ることになってしまいます。最初は覚えられなくても当たり前なので、少しずつ根気よく教えていくことが重要です。無理に教えるのではなく、猫の様子を見ながらしつけをおこないましょう。
習性を利用する
猫を飼うときは、習性を理解してうまく利用することも大切です。特に猫の褒め方や叱り方については、猫の習性を利用するとより効果的です。たとえば、猫はこだわりが強い生き物です。そのため、飼い主が示しても気に入らないものには見向きもしません。無理に気に入らないことをさせようとしても、猫は嫌がるだけなので注意が必要です。逆にいえば、猫が気に入っている状態をキープできれば、猫はスムーズに生活することができます。猫の習性を理解し、上手に付き合っていけるように工夫しましょう。
猫の嫌がることはしない
猫を飼うときは、猫が嫌がることはしないように注意しましょう。猫は機嫌がいいときは特有のサインを出します。たとえば、前足を交互に動かしたり、横になってお腹を見せてきたりする場合、猫の機嫌がいい証拠です。また、怒っているときにもサインがあります。しっぽを左右に勢いよく動かしていたり、低い声でうなっていたりするとき、猫は怒っています。猫によっても好きなことと嫌いなことが違うので、猫の反応を見ながら対応していくことが大切です。
初心者でもポイントを押さえて猫を飼おう
猫を飼うときには、さまざまなことに気を付ける必要があります。猫は基本的にマイペースな性格ですが、実際の細かい性格は猫によっても大きく異なります。そのため、初心者が猫を飼うときには、最初に猫の性格をきちんと把握するようにしましょう。そして、猫の性格だけでなく、習性を踏まえて触れ合うことが大切です。猫によっては手を焼く場合もありますが、それがまた猫の魅力のひとつともいえるでしょう。
猫を飼うためには、他にも飼い主自身の生活について考慮する必要があります。いくら猫を飼いたくても、猫に構う暇がないようであれば、猫を飼うのは難しいでしょう。また、猫を飼うためにはエサやトイレなどの費用もかかるため、その点もきちんと把握しておかなければなりません。実際に猫を飼い始めた後で「やっぱり無理だった」ということにならないようにしましょう。猫も生き物ですから、きちんと責任をもって育てる覚悟が必要です。ポイントを押さえて猫と上手に付き合っていきましょう。
まとめ
初めて猫を飼う人にもおすすめです。 猫は小型で手入れが簡単な動物なので、初心者でも気軽に飼えます。 まず、自分のライフスタイルに合った猫種を選ぶことが大切です。 人なつっこい性格のメインクーンやシンプルなニーズの短毛種がよいでしょう。 次に、食事や排せつ、遊び道具など、必要な物品を用意しましょう。 日々の毛づくろいのお手入れも忘れずに。 猫の習性を理解し、愛情を持って面倒を見れば、癒やしの毎日が送れるはずです。 初めての猫育てにはドキドキするかもしれませんが、飼育を通して素敵な思い出が作れるはずです。 ぜひ猫を飼ってみてください。
- 通信講座のSARAスクール編集部
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心理カウンセラー資格やリンパケアセラピスト等の体系資格、食育資格などを扱うSARAスクール編集部が運営するコラムです。主に女性向けのキャリアアップやスキル習得を目的とした講座が多く、家事や育児と両立しながら学べる環境が整っています。資格取得を目的とした講座も充実しており、仕事や日常生活に活かすことが可能です。