ブレンドハーブティーとは?おすすめの組み合わせ!
記事更新日:2024年10月22日日常の忙しさを忘れ、心と体を癒やすひとときには、ブレンドハーブティーがぴったりです。
複数のハーブを組み合わせて作るこのお茶は、それぞれのハーブが持つ香りや味わいを引き立て合い、独自のブレンドを楽しめます。
リラックス効果、美容効果、健康維持と、目的に応じてさまざまな効果を期待できるのも魅力の一つです。
ブレンドハーブティーは、ハーブティーをより効果的に楽しむのに向いています。特に自分でブレンドハーブティーを作れば、より自分のイメージに合ったハーブティーを飲むことができます。とはいえ、「そもそもブレンドハーブティーってどんなもの?」と疑問を持っている方も多いかもしれませんね。そこで今回は、ブレンドハーブティーの基本とともに、おすすめのブレンドハーブティーを紹介します。この機会にブレンドハーブティーを飲む習慣を身につけてみてはいかがでしょうか。
目次
ブレンドハーブティーの基本概念
ブレンドハーブティーとは、複数のハーブを組み合わせて作るお茶のことです。 それぞれのハーブが持つ香りや味わいを活かしながら、独自のブレンドを楽しめます。 ブレンドハーブティーは、リラックス効果や美容効果、さらには健康維持など、目的に応じて様々な効果を期待できるのが特徴です。 特に、自分の好みに合わせて自由に組み合わせることで、オリジナルの味わいを作り出せる楽しさがあります。
ハーブティーの魅力的な組み合わせ方
ハーブティーの魅力は、その自由な組み合わせにあります。 異なるハーブをブレンドすることで、単一のハーブティーでは味わえない複雑な風味を楽しめます。 適切なハーブの組み合わせを見つけることができれば、香りと味わいの両方で満足のいく一杯を作り出すことが可能です。 では、香りと味の調和を楽しむためには、どのようにハーブを選び、組み合わせればよいのでしょうか。
香りと味の調和を楽しむ
香りと味の調和は、ブレンドハーブティーの成功に欠かせない要素です。 ハーブティーの香りは、嗅覚を通じて心を落ち着かせたり、気分をリフレッシュさせたりする効果があります。 一方、味わいは口に含んだ瞬間の印象を決定づけるため、飲み心地の良さに直結します。 例えば、ラベンダーの穏やかな香りとカモミールの甘い味わいを組み合わせることで、リラックス効果のある心地よいティーが完成します。 逆に、ペパーミントの爽快な香りとレモングラスの酸味をブレンドすれば、気分をリフレッシュさせる爽やかな一杯を楽しむことが可能です。 香りと味の調和を目指す際には、強すぎる香りや味わいを避け、バランスの良いブレンドを心掛けることが大切です。 また、ハーブの特性を理解し、それぞれの特徴が引き立つような組み合わせを見つけることがポイントです。
体調に合わせたハーブの選び方
ハーブティーの魅力は、香りと味だけでなく、その健康効果にもあります。 ハーブにはそれぞれ特有の効能があり、体調や気分に合わせて適切なハーブを選ぶことで、より効果的に健康をサポートできます。 例えば、風邪の引き始めには抗菌作用のあるエキナセアを、ストレスや不安を感じるときにはリラックス効果の高いカモミールやラベンダーを選ぶと良いでしょう。 また、消化を助けたい場合にはペパーミントやフェンネルが効果的です。 体調に合わせたハーブ選びをする際は、まず自分の体調や目的を明確にし、それに合ったハーブを選ぶことが大切です。 そして、ブレンドするハーブが互いに補完し合うような組み合わせを心掛けることで、ハーブティーの持つポテンシャルを最大限に引き出せます。
ハーブティーをブレンドする際のポイント
ハーブティーを自分でブレンドする楽しさは、オリジナリティあふれる味わいと香りを創り出せるところにあります。 しかし、単に好みのハーブを混ぜるだけではなく、いくつかのポイントを押さえることで、より美味しくてバランスの取れたハーブティーを楽しめます。 バランスの取れたブレンドを作るための基本的なポイントについて見ていきましょう。
バランスの取れたブレンドの基本
ハーブティーのブレンドで最も重要なのは、味と香りのバランスです。 どのハーブを主役にし、どのハーブをサポート役にするかを決めることで、ブレンド全体の調和が生まれます。 ここでは、主役となるハーブの選定方法、苦味と酸味のバランスを取るコツ、そしてハーブの味わいと特徴を理解するためのアプローチを解説します。
主役となるハーブの選定方法
ハーブティーをブレンドする際の最初のステップは、主役となるハーブを選ぶことです。 この主役ハーブは、ブレンドの基調となる香りや味を提供します。 一般的には、カモミール、ペパーミント、ラベンダーなど、比較的穏やかな味わいと香りを持つハーブが主役として選ばれます。 これらのハーブは、他のハーブと組み合わせやすく、ブレンドのベースとして適しています。 主役ハーブを選ぶ際には、最終的なティーの目的を考慮することが大切です。 リラックス効果を期待するならカモミールやラベンダー、リフレッシュしたい場合はペパーミントやレモングラスを選ぶと良いでしょう。 主役を決めたら、それを補完するハーブを選んでいきますが、この選定がブレンドの出来栄えを左右する重要なポイントとなります。
苦味と酸味のバランスを取るコツ
ハーブティーの味わいを決めるもう一つの重要な要素は、苦味と酸味のバランスです。 ハーブにはそれぞれ独自の味わいがあり、特に苦味と酸味は強く感じられることが多いです。 例えば、エキナセアは苦味が強く、ローズヒップは酸味が際立っています。 これらの味をバランスよく組み合わせることで、より深みのある風味が楽しめます。 苦味のあるハーブと酸味のあるハーブをブレンドする際には、両者の量を同じにしないことがコツです。 苦味が強すぎると飲みにくくなり、酸味が強すぎると刺激が強すぎる印象を与えることがあります。 例えば、エキナセアを少量使用し、酸味を和らげるためにハチミツを加えると、飲みやすいバランスが生まれます。 また、甘みのあるリコリスや香り高いシナモンを加えることで、味に丸みを持たせることもできます。
ハーブの味わいと特徴を理解する
ハーブティーのブレンドを成功させるためには、使用するハーブの味わいと特徴をよく理解することが不可欠です。 各ハーブには、甘み、苦味、酸味、辛味などの異なる風味があり、これらがどのようにブレンドされるかによって、最終的な味わいが決まります。 例えば、カモミールは甘く穏やかな味わいで、リラックス効果が期待できます。 一方、ジンジャーは辛味と暖かさが特徴で、体を温めたいときにおすすめです。 また、レモングラスは爽やかな酸味があり、清涼感を求めるブレンドに向いています。 これらの特性を理解した上でブレンドすることで、目的に合った最適なハーブティーを作り出すことが可能です。 ハーブティーのブレンドは、科学とアートの両方の要素を持つ作業です。 味覚や嗅覚を頼りに、少しずつ調整を重ねて自分だけのオリジナルブレンドを完成させましょう。
効果別おすすめハーブティーブレンド
ハーブティーは、心身のリラックス、美容、そしてダイエットなど、さまざまな効果を期待できる飲み物です。 特に、目的に応じたハーブの組み合わせを選ぶことで、日々の生活を豊かにする効果が得られます。 ここでは、リラックス効果、美容、そしてダイエットサポートに焦点を当てたおすすめのハーブティーブレンドについて紹介します。
リラックス効果を高めるブレンド
リラックス効果を高めるためには、心を落ち着かせる作用のあるハーブを選ぶことが重要です。 ハーブティーは、日々のストレスから解放されたいときに最適なリフレッシュ方法となります。 では、具体的にどのようなハーブを選べば、効果的にストレスを軽減できるのでしょうか。
ストレス軽減に役立つハーブの選び方
ストレス軽減に効果的なハーブには、カモミール、ラベンダー、レモンバームなどが挙げられます。 これらのハーブは、それぞれ特有の香りと作用を持ち、心を穏やかにするのに有効です。 カモミールは、甘く優しい香りが特徴で、古くからリラックス効果が認められています。 特に、寝る前に飲むと、安眠を促進する効果が期待できます。 ラベンダーは、フローラルで清々しい香りが特徴で、精神的な緊張を和らげるのに効果的です。 疲れた日の夜にラベンダーティーを飲むことで、心地よいリラックスタイムを過ごせるでしょう。 また、レモンバームはレモンに似た爽やかな香りを持ち、気分をリフレッシュさせると同時に心を落ち着かせる効果があります。 これらのハーブを組み合わせてブレンドティーを作ることで、より効果的にリラックスできる飲み物が完成します。
美容に効果的なブレンド
ハーブティーは、リラックス効果だけでなく、美容にも良い影響を与えることが知られています。 ハーブには、抗酸化作用やビタミンが豊富に含まれているものが多く、これらが肌の健康をサポートします。 では、美容に効果的なハーブの組み合わせを見てみましょう。
肌の健康をサポートするハーブの組み合わせ
美容に関心がある方には、ローズヒップ、ハイビスカス、そしてレモングラスを組み合わせたブレンドがおすすめです。 ローズヒップは、「ビタミンCの爆弾」とも呼ばれるほどビタミンCが豊富で、肌の健康維持に非常に効果的です。 また、抗酸化作用もあり、肌の老化を防ぐ働きがあります。 ハイビスカスは、美しい赤色が特徴で、酸味のあるさっぱりとした味わいです。 このハーブには、クエン酸やリンゴ酸が含まれており、新陳代謝を促進する効果があります。 さらに、レモングラスは、レモンに似た爽やかな香りと味わいで、ビタミンAやCを含み、肌の健康を内側からサポートします。 これらのハーブをバランスよくブレンドすることで、毎日の美容習慣に取り入れやすいハーブティーが完成します。
ダイエットサポートのためのブレンド
ダイエット中でも楽しめるハーブティーは、カロリーが低く、代謝を助ける成分が含まれているものが理想的です。 ハーブティーは、食事の一部として取り入れることで、ダイエット効果を高めるサポートとなります。 では、ダイエットに適したハーブティーのブレンドについて紹介します。 ダイエットサポートに効果的なハーブには、ペパーミント、ジンジャー、そしてフェンネルが挙げられます。 ペパーミントは、爽快な香りと味わいが特徴で、食欲を抑えるのに効果的です。 食事の前にペパーミントティーを飲むことで、食べ過ぎを防ぐことができます。 ジンジャーは、体を温めて代謝を促進する効果があり、ダイエット中に積極的に取り入れたいハーブの一つです。 特に、寒い季節にジンジャーティーを飲むことで、冷えを防ぎながら体重管理をサポートできます。 フェンネルは、消化を助ける働きがあり、食後に飲むと胃腸の働きを活発にし、消化不良の改善にも役立ちます。 これらのハーブを組み合わせることで、ダイエットを効果的にサポートするハーブティーブレンドが完成します。
オリジナルハーブティーの作り方
オリジナルハーブティーを作る楽しさは、好みのハーブを自由に組み合わせて、自分だけの特別な一杯を創り出せるところにあります。 自宅で手軽にできるハーブティーブレンドは、リラックスやリフレッシュ、美容といったさまざまな効果を求める方にとって魅力的な趣味です。 ここでは、ハーブの準備と保存方法から、簡単なブレンドテクニックまで、オリジナルハーブティーを作るためのステップを詳しくご紹介します。
ハーブの準備と保存方法
美味しいオリジナルハーブティーを作るためには、まずハーブの選び方と保存方法が重要です。 新鮮なハーブを適切に準備し、保存することで、ハーブの香りや風味を最大限に引き出せます。 新鮮なハーブを選ぶポイントと、清潔な容器での保存方法について詳しく見ていきましょう。
新鮮なハーブを選ぶポイント
ハーブティーの品質は、使用するハーブの新鮮さによって大きく左右されます。 新鮮なハーブは色が鮮やかで、香りが強く、葉や花がしおれていないものを選ぶと良いでしょう。 市場や専門店でハーブを購入する際は、乾燥しすぎていないか、変色していないかを確認し、香りをかいでみて、そのフレッシュさを感じることが大切です。 また、自宅でハーブを育てる場合は、収穫するタイミングも重要です。 一般的に、ハーブは花が咲く前の早朝に収穫するのが最適とされています。 この時間帯は、ハーブの精油成分が最も豊富で、香りや風味が強くなるためです。 収穫したハーブは、できるだけ早く使用するか、乾燥させて保存することで、そのフレッシュな状態を保てます。
清潔な容器での保存方法
ハーブを長期間にわたって新鮮な状態で保つためには、適切な保存方法が必要です。 まず、保存する容器は清潔で乾燥したものを使用することが基本です。 密閉できるガラス瓶や、プラスチック製のジップロックバッグなどが一般的に利用されています。 特に、光や湿気を避けるために、遮光性のある容器を使用することが望ましいです。 保存する際は、ハーブをしっかり乾燥させてから容器に入れるようにしましょう。 乾燥が不十分だと、カビが発生するリスクがあります。 乾燥させたハーブは、冷暗所に保管し、直射日光や湿気を避けることが重要です。 また、保存期間が長くなると風味が落ちるため、半年から一年以内に使い切るように心掛けましょう。
簡単なブレンドテクニック
オリジナルハーブティーを作る楽しさの一つは、さまざまなハーブを組み合わせて自分だけのブレンドを作ることです。 ブレンドの方法には特別な道具や技術は必要なく、簡単な手順で始められます。 ここでは、ハーブを混ぜるための基本的な手順と、均一にブレンドするためのコツを紹介します。
ハーブを混ぜるための手順
ハーブティーをブレンドする際の手順はシンプルです。 まず、使用するハーブを計量し、それぞれの割合を決めます。 例えば、主役のハーブを大さじ2杯、副役のハーブを大さじ1杯といった具合に、自分の好みに合わせて調整しましょう。 次に、計量したハーブをボウルに入れ、手で優しく混ぜ合わせます。 ハーブが細かく砕けてしまわないように注意しながら、均一になるまで混ぜることがポイントです。 混ぜたハーブは、そのまま使うか、保存用の容器に入れて保管します。 少量のブレンドを作り、味や香りを確かめながら調整するのもおすすめです。 初めてブレンドする場合は、少量ずつ試し、理想の味わいを見つけるプロセスを楽しんでください。
均一にブレンドするコツ
ハーブを均一にブレンドするためには、いくつかのコツがあります。 まず、異なるサイズのハーブを使う場合、細かく刻むか、全体のサイズを揃えることで均一に混ざりやすくなります。 また、ブレンドする際には、ハーブが均一になるように、手で優しく混ぜ合わせることが大切です。 あまり強く混ぜすぎると、ハーブの葉や花が砕けてしまい、風味が変わることがあります。 もう一つのコツは、ブレンドの割合をメモしておくことです 。成功したブレンドのレシピを記録しておくことで、同じ味わいを再現できます。 また、少しずつ割合を変えてみることで、新しい味の発見にもつながります。 自分だけのオリジナルブレンドを作る楽しさは、この試行錯誤のプロセスにあります。 オリジナルハーブティーの作り方はシンプルですが、その可能性は無限大です。 自分の好みや目的に合わせて自由にブレンドし、ハーブティーの奥深い世界を楽しんでみてください。
ブレンドハーブティーの保存と管理
ハーブティーのブレンドを楽しむためには、ハーブそのものの品質を維持することが重要です。 新鮮なハーブを使用し、適切に保存することで、ハーブティーの香りや味わい、さらにはその効果を最大限に引き出せます。 ここでは、ブレンドハーブティーの保存と管理の基本について、効果を維持するための具体的な保存方法を詳しく解説します。
効果を維持するための保存方法
ハーブの持つ香りや効果を長期間にわたって楽しむためには、保存方法が鍵となります。 ハーブは乾燥させた後も外部の環境に敏感であり、適切に管理しなければその風味や有効成分が失われてしまうことがあります。 ハーブの保存における適切な保管温度と湿度管理、そして密閉容器の使用の重要性について解説します。
適切な保管温度と湿度管理
ハーブを保存する際、温度と湿度の管理が非常に重要です。 ハーブは湿気を吸収しやすく、高温多湿な環境ではカビが発生するリスクが高まります。 そのため、ハーブを保存する場所は、乾燥していて涼しい場所が理想的です。 一般的に、ハーブは15度から25度の範囲で保存すると良いとされています。 この温度帯は、ハーブの有効成分を保ち、品質を長持ちさせるために適しています。 湿度に関しては、できるだけ低い状態を維持することが重要です。 湿度が高いと、ハーブが湿気を吸収し、カビの原因となります。 湿度が低い場所で保管するか、乾燥剤を使用して湿度をコントロールすることが有効です。 また、保存場所に直射日光が当たらないように注意しましょう。 直射日光は、ハーブの色褪せや品質の劣化を引き起こす可能性があります。
密閉容器の利用とその重要性
ハーブの保存には密閉容器を使用することが非常に重要です。 密閉容器は、外部の空気や湿気からハーブを保護し、その香りや味わい、効果を長く保つ役割を果たします。 ガラス瓶や金属缶、プラスチックの密閉容器など、密閉できるものであれば何でも良いですが、光を通さない遮光性のある容器が特におすすめです。 密閉容器を選ぶ際は、使用するハーブの量に合わせたサイズを選び、ハーブが空気に触れる面積を最小限にすることがポイントです。 また、使用する際は清潔なスプーンなどを使い、直接手で触れないようにすることで、ハーブが汚染されるリスクを減らせます。 さらに、容器の外側にラベルを貼り、ハーブの名前と保存開始日を記入しておくと、管理がしやすくなります。 密閉容器で保存することで、ハーブの酸化を防ぎ、その香りや効果を最大限に維持できます。 特に、開封後は効果が減少しやすいため、早めに使い切ることを心掛けましょう。 適切な保存方法を守ることで、ハーブティーの美味しさと健康効果を長く楽しめます。 ハーブの保存と管理は、ハーブティーの品質を保つための重要なステップです。 日々のちょっとした工夫で、ハーブティーの味わいや効果を最大限に引き出せます。 自分だけのオリジナルブレンドを楽しむためにも、これらの保存方法を実践してみてください。
ブレンドハーブティーとは?
ブレンドハーブティーとはどのようなものなのでしょうか。ここでは、ブレンドハーブティーの基本について見ておきましょう。
ハーブティーの香りや味を組み合わせる
ブレンドハーブティーはハーブの香りや味を考慮して、合うものを組み合わせて作るハーブティーです。さまざまな種類のハーブを合わせることで、より好みに合ったハーブティーを作ることができます。微調整ができるのが嬉しいポイントです。
体調にあった効果を飲み分けられる
ブレンドハーブティーを作れば、体調に合わせてハーブティーの飲み分けができます。その日に気になる部分に効くハーブティーを飲むことができるため、体調管理にもとても向いています。
ハーブをブレンドするときの基本ポイント
ブレンドハーブティーを作るときには、どのようなポイントに気を付ければよいのでしょうか。ここでは、ハーブをブレンドするときにおさえておきたいポイントについて紹介します。
主役のハーブを決める
ハーブをブレンドするときは、まずは主役となるハーブを決めましょう。主役のハーブに合わせて他のハーブを組み合わせていくと、ハーブティー全体の味を馴染みやすくさせることができます。効能や香り、味など着目する部分は何でもいいので、1つ主役となるハーブを決めてください。
苦味のあるハーブと酸味のあるハーブを同量でブレンドしない
ハーブをブレンドするときは、苦味のあるハーブと酸味のあるハーブを同量ずつブレンドするのはやめましょう。味が強いハーブを同じくらいずつブレンドしようとすると、味がぶつかり合ってまとまりのないハーブティーになってしまいます。ハーブティーをブレンドするときは、ハーブティーの味の傾向に注意しましょう。
味の特徴を知っておく
ハーブティーをおいしくブレンドするためには、それぞれの味の特徴を知っておくことも大切です。ハーブの味の特徴としては、たとえば以下のような分類ができます。それぞれの特徴をおさえて、おいしい組み合わせができるようにしましょう。
【ハーブの味の特徴】
・旨みの強いハーブ…ルダーフラワー、オレンジ、リコリス ・まろやかにするハーブ…レモングラス ・さらやかにするハーブ…ペパーミント ・甘みの強いハーブ…フェンネル、リンデン
おすすめの組み合わせ
ハーブティーをブレンドするなら、おいしくて効果的なハーブティーにしたいですよね。ここではおすすめのハーブティーのブレンド方法を紹介します。どれもおいしくて効果が高い組み合わせばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
リラックス効果の高い組み合わせ
リラックス効果を狙ったブレンドハーブティーを作りたいなら、ラベンダー、ジャーマンカモミール、レモンバーム、レモンバーベナをブレンドするのがおすすめです。いずれも香りがよくて、心身を深くリラックスさせてくれる効果をもっています。それぞれを適量ずつ組み合わせることで、就寝前にもおすすめなおいしいブレンドハーブティーになるでしょう。
美容効果の高い組み合わせ
美容効果を狙うなら、ローズヒップ、レモングラス、アップルピース、ハイビスカスなどをブレンドすると効果的です。ビタミンが豊富なハーブティーに仕上がるため、お肌にもよい効果を与えられます。また、他にもさまざまな健康効果を期待できるハーブばかりなので、全身をサポートするのに役立つでしょう。
ダイエット効果のある組み合わせ
ダイエットを目指すのであれば、レモングラス、ローズヒップ、ジュニパーベリー、フェンネル、ジンジャーなどの組み合わせをするとよいです。発汗効果も期待できるため、効率的にダイエットをおこなうことができます。ハーブティーは冷やして飲むこともできるため、運動の前後に飲むのもおすすめです。
ブレンドハーブティーの作り方
ブレンドハーブティーを作るには、具体的にどのような手順を踏めばよいのでしょうか。ブレンドハーブティーの作り方はとてもシンプルで簡単です。ハーブさえ準備できれば、家にあるものを使ってすぐに作ることができます。ここでは、ブレンドハーブティーの作り方について紹介します。
ハーブを用意して清潔なジップロックに入れる
ブレンドしたいハーブを用意したら、分量をはかった上で清潔なジップロックに入れましょう。分量については味や効能を意識しつつ、適切な量を入れるようにしてください。なお、シャッフルしやすくするためにも、ジップロックにパンパンに詰めすぎるのではなく、少なめの分量になるように入れるのがポイントです。
口を閉じてシャカシャカとブレンドする
ハーブを入れ終わったら、ジップロックの口を閉じてシャカシャカと振りましょう。ただし、あまり力強く振り過ぎないように注意が必要です。全体が程よく混ざり合うようにやさしくシャッフルしてください。全体が均一に混ざったら、ハーブティーのブレンドが完了します。
密閉できる容器に入れる
ブレンドが終わったら、密閉できる容器にハーブを移しましょう。ジップロックのまま保管しても密閉できますが、どうせならおしゃれな瓶などにうつしたほうがより素敵な印象になります。オリジナルのハーブティーとしてプレゼントにするのもおすすめです。
高温保湿を避けて保存する
ブレンドしたハーブを保存するときは、高温多湿を避けて保存しましょう。具体的には、日が当たりにくい場所や扉がついた棚などにしまうのがおすすめです。特に暑い夏などには冷蔵庫にしまっておいてもいいでしょう。
ブレンドハーブティーは組み合わせ次第でいろいろな飲み方が可能
ハーブティーを飲むなら、組み合わせにこだわることでオリジナルの味を楽しんでみましょう。ブレンドハーブティーではハーブの選び方によって得られる効能も大きく変わります。ブレンドを変えればその日の体調や気分に合ったオリジナルのハーブティーを作ることも可能です。ブレンドハーブティーを飲めば、ちょっとした不調を整えるのにもおおいに役立つでしょう。毎日の健康管理だけでなく、風邪や病気を予防する効果も期待できます。さらに、美容効果やダイエット効果などの嬉しい効果もあるのが魅力的です。さまざまな効果を得られるブレンドハーブティーですから、ぜひ毎日の習慣として取り入れたいところです。
もちろん、ブレンドハーブティーを少し飲んだからと言って劇的に体調がよくなるということはありません。しかしながら、毎日の習慣として続けていくことで確実にその効果を感じることができるようになるでしょう。継続するからにはおいしいブレンドハーブティーを作ることが必要不可欠だといえます。味も効能も自分好みのブレンドハーブティーを作り、毎日の健康に役立ててみてはいかがでしょうか。
まとめ
ブレンドハーブティーは、複数のハーブを組み合わせることで、自分だけの特別な味わいと香りを楽しめます。 リラックスや美容、健康維持といったさまざまな効果を求める方にとって、ブレンドハーブティーは理想的な飲み物です。 ハーブの選び方や組み合わせ方に注意を払うことで、その効果を最大限に引き出せます。 ぜひ、自分のライフスタイルや好みに合わせたオリジナルのハーブティーを作り、日々のリフレッシュタイムに取り入れてみてください。
- 通信講座のSARAスクール編集部
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心理カウンセラー資格やリンパケアセラピスト等の体系資格、食育資格などを扱うSARAスクール編集部が運営するコラムです。主に女性向けのキャリアアップやスキル習得を目的とした講座が多く、家事や育児と両立しながら学べる環境が整っています。資格取得を目的とした講座も充実しており、仕事や日常生活に活かすことが可能です。