おすすめのお米資格・白米資格4選|勉強方法や資格を活かせる仕事もご紹介
記事更新日:2024年6月13日「お米を選ぶポイントを知りたい」「おいしい白米の炊き方を覚えたい」「お米にかかわる仕事に必要な知識を身につけたい」というような方におすすめなのが、お米資格・白米資格の取得です。
お米や白米の資格は、専門知識のない未経験者でも取得できるものがいくつもあります。
本記事では初心者でも比較的取得しやすい、おすすめのお米資格・白米資格をご紹介します。
受験資格や資格の取得方法も解説しますので、興味のある方はぜひ参考にしてください。
目次
お米資格・白米資格とは
お米資格・白米資格とは、お米や白米に関する専門知識を証明するものです。
資格を取得するためには、お米や白米に関する幅広い知識を習得する必要があります。
お米の選び方やおいしい炊き方、調理方法などについて理解していなければなりません。
複数のお米・白米資格があり、すべては民間団体が認定する民間資格です。
お米や白米に特化した国家資格はありません。
白米資格の取得で学べること
お米資格の取得によって習得できる主な知識は、次のとおりです。
1.お米の種類:お米の品種や地域別の特徴
2.お米の加工品:お米から製造する加工品の種類や作り方
3.栄養素:お米や白米に含まれる栄養素やその働き
4.健康効果:お米が健康や美容に与える影響
5.お米の保存方法:お米の鮮度を保ちながら長期間保存するための適切な方法や条件
6.おいしい炊き方:お米を炊く際の水の量、炊飯器の使い方、ふっくらとおいしく仕上げるコツなど
7.調理方法:お米を使う料理のバリエーションと調理方法
お米資格や白米資格では、お米の選び方から炊き方、調理方法まで、多様な知識を習得できます。
お米資格・白米資格を取得するメリット
お米資格や白米資格を取得することで、さまざまなメリットを得られます。
この章では、資格取得のメリットを4つご紹介します。
おいしい料理を提供できる
おいしい料理をつくれるようになるのは、お米資格や白米資格を取得するメリットの一つです。
例えば、お米の品種や産地、精白度などを理解することで、料理に適したお米を選べます。
またお米を使う献立のレパートリーも増えます。
お米は白米として食べるだけではありません。
寿司、炊き込みご飯、おにぎり、お茶漬けなど多様なバリエーションがあります。
お米の選び方や献立の知識を得ることで、ご家庭の食卓にもプロの技を駆使したおいしい料理を提供可能です。
健康・美容に活かせる
お米の栄養素の知識を高めることで、普段の健康や美容にも活かせます。
お米は食材として使うほかに、さまざまな加工品にも利用可能です。
資格の取得により、お米を使った酒や調味料・米粉・オイル・化粧品・美容品などの加工品に関する知識を得られます。
美容と健康を意識するにあたり、普段の食事では栄養バランスを考えて献立をつくることも大切です。
お米の有効な利用方法を習得することで、新しい料理やお米の活用方法を考える楽しみも増えるでしょう。
お米の保存方法を学べる
資格の勉強をするなかで、お米の保存方法を学べます。
お米は精米してから時間が経つほど味が落ちます。
「未開封であれば問題ない」と考えてしまいがちですが、お米の場合は未開封でも味の劣化に気をつけなくてはなりません。
通常、米の袋には空気穴があるためです。
また、保存の仕方や保存の状況によっては、お米に虫がわくこともあります。
資格の取得により、おいしいお米を楽しむための適切な保存方法に関する知識が身につきます。
キャリアアップに活かせる
お米資格や白米資格は、食にかかわる仕事に従事する方にも役立つ資格です。
専門知識があれば、職場や取引先、顧客への信頼性が増します。
また、食にかかわる仕事への就職や転職が有利になることもあります。
これは雇用主が採用者を決める際に、資格の有無を考慮することがあるためです。
資格の取得により、仕事のキャリアアップにつながる可能性が広がります。
お米資格・白米資格を活かせる仕事
資格取得後にどのような仕事をする選択肢があるのか確認しておきましょう。
ここでは、お米資格や白米資格を活かせる仕事の一例をご紹介します。
レストランのシェフ
レストランでシェフとして働く場合、お米資格や白米資格が役立ちます。
お米は日本を含む多くの国で主食として親しまれている食材です。
和食・中華料理・韓国料理などの米を主食とする地域の料理はもちろんですが、洋食やエスニック料理にもリゾット・オムライス・カレーライスなど米を原料とするメニューは少なくありません。
シェフがお米資格を取得することで、米の品種や精白度についての知識を活かし、最適なお米を選び、調理法を工夫して料理の味わいを高められます。
お米資格・白米資格には、お米の保存や衛生に関する知識も含まれます。
保存法や衛生に関する知識は、食中毒を予防して食材の品質を確保するためにも不可欠です。
食文化の中心でもあるお米の重要性を理解し、専門的な知識を活かすことで、レストランのシェフとして活躍できます。
食品メーカーの商品開発スタッフ
食品メーカーの商品開発スタッフもお米資格や白米資格が役立つ仕事の一つです。
米の品質、種類、産地、調理法、保存方法などについての専門的な知識を活かすことで、新製品のアイデアを考案し、市場のニーズにあった商品を開発できます。
米を使用した新しい料理や、米の旨みを引き立てる調理法を採用した商品などの開発に役立てられます。
また、既存製品の改善においても、資格の専門性を活かして品質向上や新たなバリエーションの提案が可能です。
料理教室の講師
料理教室の講師として活動する場合にも、お米資格や白米資格が役立ちます。
お米は栄養バランスの取れた食生活の基盤となる食材であり、重要性はいうまでもありません。
お米の炊き方やレシピを教えることで、健康的な食事習慣をサポートできるやりがいのある仕事です。
地元のお米を扱い、特徴を広めることで、地域の食文化に貢献することもできます。
料理教室の講師としてお米資格や白米資格を活かすことで、人々の食生活を豊かに導く手助けができます。
そのほか食にかかわる仕事
お米資格や白米資格は、食に関連する幅広い仕事で重要な役割を果たします。
以下に仕事の一例をご紹介します。
【管理栄養士】
・食材を選定して、健康を考慮しながらバランスの取れた食事プランを作成
・米食に関する知識を活かすことで、健康的な食事の提供やアドバイスが可能
【フードコーディネーター】
・食材の調達や企画をおこなう
【料理研究家】
・食文化の研究や新しい料理の開発をおこなう
お米の知識は、食にかかわる仕事に欠かせません。
資格の取得で得たお米の専門知識は、このように多様な職業で役に立ちます。
おすすめのお米資格・白米資格
お米資格には、受験資格のハードルが比較的低く、初心者でも挑戦しやすい資格があります。
ここでは、初心者にもおすすめの資格を4つご紹介します。
試験の概要や受験資格、受験料についても解説しますので参考にしてください。
お米ソムリエ(R)
お米ソムリエ(R)は、日本安全食料料理協会が認定する資格です。
試験では、お米の種類、炊き方、栄養や美容・健康効果、お米を使った加工品などに関する知識を問われます。
【受験概要】
* 受験資格:とくになし
* 受験料:10,000円(税込)
* 受験申請:インターネット
* 受験方法:在宅受験
* 合格基準:70%以上の評価
* 試験日程:2ヶ月に1回ペースで開催
* 主催:日本安全食料料理協会
白米ソムリエ(R)
白米ソムリエ(R)は、日本インストラクター技術協会が認定する資格です。
試験では、おいしいお米の条件や種類、お米の加工品、利用法、栄養や健康効果などに関する知識を問われます。
【受験概要】
* 受験資格:とくになし
* 受験料:10,000円(税込)
* 受験申請:インターネット
* 受験方法:在宅受験
* 合格基準:70%以上の評価
* 試験日程:2ヶ月に1回ペースで開催
* 主催:日本インストラクター技術協会
ご飯ソムリエ
ご飯ソムリエは、公益社団法人日本炊飯協会が認定する資格です。
2日間の講義を受け、試験に合格すると資格が認定されます。
炊飯の知識や技術、ご飯の栄養、衛生管理に関する知識が問われ、試験では食味検査もあります。
【受験概要】
* 受験資格:2日間の講義と実習への参加、筆記試験、食味試験の受験が可能な方
* 受講料・受験料:52,370円(税込)
認定登録料:10,470円(税込)
* 受験申請:郵送
* 受験方法:協会指定の会場
* 合格基準:不明
* 試験日程:協会が指定する日程
* 主催:公益社団法人日本炊飯協会
お米マイスター
お米マイスターは、一般財団法人日本米穀商連合会が認定する資格です。
お米に関する知識を問われる「三ツ星お米マイスター」と、技能を問われる「五ツ星お米マイスター」があり、三ツ星お米マイスターに合格することで五ツ星お米マイスターの試験を受けられるようになります。
指定の講習を受け、試験に合格すると資格が認定されます。
【受験概要】
* 受験資格
【三ツ星お米マイスター】
・米穀の届出事業者のうち小売業を営む方またはその家族や従業員
・米穀小売業での5年以上の実務経験
・日本米穀商連合会の団体会員または一般会員の方
・日米連理事長が、とくに必要と認めた方
【五ツ星お米マイスター】
・三ツ星お米マイスターの合格者
* 受験料:14,300円(税込)
* 受験申請:加入団体もしくは日本米穀商連合会に提出
* 受験方法:連合会が指定する会場
* 合格基準:不明
* 試験日程:2ヶ月に1回ペースで開催
* 主催:一般財団法人日本米穀商連合会
お米資格・白米資格の勉強方法
お米資格を取得するための勉強法として、独学で学ぶ方法と通信講座で学ぶ方法があります。
勉強にかけられる時間や費用に応じて、自分にふさわしい方を選びましょう。
ここでは、各勉強方法の特徴を解説します。
独学
独学は、自分で教材を用意して独自に学ぶ方法です。
書店でテキストを購入したり、インターネットの成功や動画を参考にしたりして学びます。
主なメリットとしてあげられるのは、自分のスケジュールにあわせて自由に学習できる点です。
自分のペースで勉強を進められるので、学習スタイルに合わせられます。
勉強にかかる費用は書籍やテキストの購入費用のみで、それほど費用もかかりません。
独学のデメリットとしてあげられるのは、わからない問題を自分で解決しなければならないことです。
専門家や講師からのフィードバックを得られないため、間違えて覚えてしまっても気がつかない恐れもあるでしょう。
独学で学ぶ場合は、学習計画をしっかりと立て、計画に従ってコツコツと勉強を続ける必要があります。
また、モチベーションの維持など自己管理が不可欠です。
学ぶ内容や教材の選択を自分でおこないたい方や、あまりコストをかけたくない方は独学を選択するとよいでしょう。
通信講座
通信講座は、お米資格や白米資格を取得するための効果的な学習方法の一つです。
通信講座を受講するメリットとしてあげられるのが、資格を取得するために必要な内容が体系的なカリキュラムとして組まれていることです。
カリキュラムに従って進行することで、必要な知識が段階的に身につきます。
独学のように使う教材を選んだり、学習範囲を計画したりする必要はありません。
都合のよい時間に自宅で学べる点も通信講座の魅力です。
ただし、通信講座を選択する場合、学習の進行や頻度は個人でコントロールする必要があります。
自己学習と同様に、自己モチベーションを維持するのが課題となることもあるでしょう。
通信講座は、隙間時間を有効に活用して学習を進めたい方には最適な勉強方法です。
自宅で学習したい方や忙しいスケジュールの合間で学びたい方は、通信講座の受講を検討するとよいでしょう。
お米資格・白米資格の取得ならSARAスクールがおすすめ
お米資格を取得できるおすすめ通信講座としてあげられるのがSARAスクールです。
SARAスクールは、女性が趣味や仕事に活かせる魅力的な講座が多いことで人気の通信講座です。
SARAスクールのお米講座を受講すると、「お米ソムリエ(R)資格」と「白米ソムリエ(R)資格」を取得できます。
資格取得の目安は、1日30分の学習で約6ヶ月です。
自宅学習で不安なポイントとして、わからないところを解決するのが難しいことがあげられます。
SARAスクールでは専属のスタッフがサポートする体制を整えており、受講期間中なら何度でも無料で相談可能です。
初心者の方も学べるようにわかりやすいカリキュラムが組まれているため、在宅学習で必要な知識を習得できます。
講座には基本コースとプラチナコースがあり、各コースの受講料は次のとおりです。
・基本コース:59,800円(税込)
・プラチナコース:79,800円(税込)
プラチナコースでは、課題の提出により試験免除で資格が認定されます。
基本コースは在宅受験が認められているため、自宅で落ち着いて試験を受けたい方に適しています。
基本コースの受講料はプラチナコースよりも安いですが、試験を受ける際に受験料がかかるため、総合的な費用はプラチナコースと変わりません。
資格取得にかかる初期コストを抑えたい方は基本コースがおすすめですが、資格の取得を目指すのであればプラチナコースを選択したほうがよいでしょう。
⇒お米資格取得の通信教育講座
まとめ
お米資格により得た知識は、家庭の食卓や食にかかわる仕事など、幅広く活躍します。
これからお米資格の取得を目指したい方におすすめなのが通信講座の受講です。
通信講座なら、自分のペースで好きな時間に学びながら必要な知識が身につき、資格を取得できます。
SARAスクールのお米講座では、「お米ソムリエ資格」と「白米ソムリエ資格」の2資格を取得できます。
1日30分の学習で資格を取得できるため、仕事や家事などによりまとまった学習時間が取れない方にも人気です。
「お米の知識を健康的な食生活に活かしたい」「専門知識を仕事で役立てたい」と考えている方は、SARAスクールのお米講座受講を検討してみるとよいでしょう。
- 通信講座のSARAスクール編集部
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心理カウンセラー資格やリンパケアセラピスト等の体系資格、食育資格などを扱うSARAスクール編集部が運営するコラムです。主に女性向けのキャリアアップやスキル習得を目的とした講座が多く、家事や育児と両立しながら学べる環境が整っています。資格取得を目的とした講座も充実しており、仕事や日常生活に活かすことが可能です。