アクアリウム資格のおすすめは?できることや取得方法まで解説 | 通信教育・通信講座のSARAスクールジャパン資格講座
現在位置
通信教育・通信講座SARAトップ > 趣味の資格取得講座一覧 > アクアリウム資格取得講座 > アクアリウム資格のおすすめは?できることや取得方法まで解説

アクアリウム資格のおすすめは?できることや取得方法まで解説

自宅で金魚やメダカを飼育したり、水族館や熱帯魚ショップで魚を見たりするなどにより、アクアリウムを楽しみたいと考えている方は少なくありません。

その一方で、魚の飼育に対して「難しい」とのイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

そこでおすすめしたいのがアクアリウム資格です。
アクアリウム資格なら、初心者の方でも短時間でアクアリウムに必要な知識を体系的に学べます。
1日少しずつ手軽に学べるので、仕事や家事と両立しながら知識を身につけることも可能です。

この記事では、アクアリウム資格を取得するメリット・おすすめ資格・学び方を解説します。

自宅でも楽しめる!アクアリウムとは?

アクアリウムは水族館を意味する言葉ですが、日本語で「アクアリウム」という場合は、水生生物を飼育するための水槽全般のことを指す言葉です。
また、アクアリウムというと熱帯魚などの水生生物に加え、水草や石を配置し、美しく見えるようにレイアウトするものをイメージする人もいるでしょう。
そのイメージは間違ってはいませんが、きれいに装飾していなくても、アクアリウムに該当します。
例えば、メダカをガラス瓶などで飼育する小さな水槽も、立派なアクアリウムです。
管理のしやすさや自分の嗜好にあわせて自由にできるのがアクアリウムの魅力といえるでしょう。

アクアリウム資格を取得する前の準備

アクアリウム資格はさまざまな知識を得られますが、アクアリウムを本格的に楽しむためには事前に準備するべきものもあります。
楽しむために十分な準備ができていなければ、途中で挫折してしまうこともあるでしょう。
ここでは、アクアリウム資格を取得する前にしておくべき準備について解説します。

資格で得られる知識

アクアリウム資格で得られる知識は自分が本当に必要とするものなのか、確認しておきましょう。
アクアリウム資格で得られる知識はさまざまですが、例えば以下の知識が得られます。
・水槽の種類や設置方法
・照明や水槽などの展示する際の知識
・魚など水生生物の育て方
・販売や展示する際の専門的な水生生物の飼育や展示に関する知識
個人が自宅で楽しむための知識に加え、資格取得を目指すことで、アクアリウムに関する知識を仕事として役立つレベルまで深められます。

アクアリウムを楽しむために必要なもの

アクアリウムを楽しむためには、最低限の環境と、設備を揃える必要があります。
最低限必要な環境は以下のとおりです。
・水槽を設置するスペース
・必要な設備を整える費用
・アクアリウムのための電源
上記のものについて確認ができたら、次に初心者の段階で必要になるものとして以下のものが挙げられます。
・水槽
・魚
・濾過システム
水槽は部屋の大きさや設置スペースに合わせて検討しましょう。
大型のものになるほど、水槽自体が重くなり、水槽の強度が求められます。
よりアクアリウムを楽しむためには、以下のものも準備しましょう。
・照明
・水温調整装置
・底砂や岩、水草
水温調整装置は温度管理が重要な熱帯魚で必要になります。
大まかではありますが、30cmほどの小さな水槽で環境を整える場合であれば、3,000円〜で環境を整えられます。
こだわり出すほど費用がかさむため、どの程度まで設備投資するのか、予算を決めておきましょう。

中・長期的な計画

アクアリウムは作って終わりではなく、生き物の世話や維持費がかかるため、中長期的な視点で維持できるか考える必要があります。
・光熱費や餌代などの維持費は問題ないか
・お世話は問題なくできるか
・旅行や長期間の出張などによって飼育が難しくなる状況はないか
以上のことについて確認が必要です。
光熱費や餌代などの維持費は、水槽の大きさやどの魚を飼育するかで変わります。

アクアリウム資格の活かし方

アクアリウム資格は趣味として楽しむことに加え、仕事に役立てることもできます。
ここでは、アクアリウム資格をどのように活かせるのかについて解説します。

アクアリウムを趣味として楽しむ

アクアリウムは色とりどりの魚が水槽を自由に泳ぎ回り、視覚的に楽しめます。
また水の音や動きには高い癒し効果があることも見逃せません。
自宅でのアクアリウムを本格的に楽しむためには、高い専門知識が求められます。
特に熱帯魚は何回か日本でブームになっており、飼ってみたいと思う人も多いでしょう。
アクアリウム資格を取得すれば、飼育に関しての知識や水槽デザインについて知識を得られます。

魚や水生生物の飼育

アクアリウム資格を取得することで、魚や水生生物の飼育について専門的な知識が身につけられます。
例えば、魚ごとの水質管理・えさや栄養に関する知識・病気の予防についての知識を得られ、より飼育が難しい魚の飼育も可能です。
飼育環境を整えつつ、どの魚を飼育するか、どのような装飾をするか創造性を発揮させることもできるでしょう。
近年ではペットショップや熱帯魚店でアロワナのような大型魚の取り扱いもあります。
このような魚は高価で飼育難易度は高いですが、環境を整えれば自宅でも十分飼育可能です。

水槽のデザイン

アクアリウム資格があることで、デザインや創造性をより発揮しやすくなります。
アクアリウム資格では照明の選び方や特徴などについても学べるため、よりアクアリウムを美しく演出する方法が学べるためです。
魚は種類によって水温や必要な水草などに違いがあり、闇雲に装飾することで適切な生育環境を整えられないこともあります。
適切な管理ができていなければ、水こけが発生するなどの問題が起こり、見栄えが悪くなることもあるでしょう。
資格を取得し、適切な管理ができればおしゃれな状態を維持しつつ、イメージに合わせて水草や岩をアレンジしやすくなります。

専門知識を活かして仕事をする

アクアリウム資格を身につければ専門知識が得られるため、仕事にも役立ちます。
ここでは、どのような形でアクアリウム資格を活かせるのか解説します。

熱帯魚店・ペットショップの販売員

アクアリウムの資格は熱帯魚店やペットショップの販売員をする際に役立ちます。
水生生物の飼育に必要な環境や設備について、専門的な知識が得られるため、お客様の悩みや要望に対してより的確な対応をしやすくなるためです。
熱帯魚や水生生物の買い付けでも、必要なものや環境をスムーズに整えられます。

水族館の飼育員

水族館ではさまざまな生き物がおり、水槽の掃除方法や餌、病気の生き物への対応などが求められます。
アクアリウム資格があれば日々の業務で、適切な対応がしやすいでしょう。
水生生物について専門知識があることで、お客様に魅力を伝える際にも役立ちます。

美術館やイベントでのデザイン・企画スタッフ

アクアリウムは見た目の華やかさがあるため、美術館やイベントで展示が行われることもあります。
そのような場合にもアクアリウム資格が役立つでしょう。
アクアリウムの専門知識があることで、企画コンセプトにあわせた水生生物の選定やデザインがしやすくなります。
また、アクアリウムの専門知識があるお客様に対しての接客も可能で、スムーズな企画進行の助けになるでしょう。

アクアリウム専門家としてのセミナー講師

アクアリウムについてセミナー講師として活動する方法もあります。
自宅で活動する方法の他に、オンライン講座で活動する方法もおすすめです。
時間や場所の制約を受けずに開催できるため、副業での活動もしやすいでしょう。

おすすめアクアリウム資格4選

アクアリウム資格はさまざまな資格があり、目的にあわせて選ぶことが大切です。
ここでは、どのような資格があるのか、おすすめの資格を4つ紹介します。

アクアリウムクリエイター

アクアリウムクリエイターは、日本デザインプランナー協会が認定する資格です。
アクアリウム作りで必要な道具や機材、水槽の濁り対策や、コケの発生原因と予防方法について学べます。
受験資格は特になく、だれでも受験可能です。
資格を取得できれば、アクアリウムクリエイターとして活動でき、自宅で講師として活動できるようになります。

アクアリウムクリエイター
受験資格 特になし
受験料 10,000円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 偶数月

ビオトープアーティスト®

ビオトープアーティスト®は日本インストラクター協会が認定する資格です。
ビオトープとは、動物と植物が安定して生活できる空間のことです。
水生生物のための水槽を作るアクアリウムとは目的が異なりますが、水や草を多く使う点でアクアリウムと共通点があり、アクアリウムに関する知識も学べます。
資格取得後はビオトープアーティストとして活動でき、自宅での講師活動ができるようになります。

ビオトープアーティスト®
受験資格 特になし
受験料 10,000円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 偶数月

ビオトープ管理士

ビオトープ管理士は公益財団法人日本生態系協会が発行する資格です。
1級と2級に分かれており、自然の保全・再生についての専門知識をもっている証明になります。
国土交通省や環境省、地方自治体や公益団体の一部では、技術者の評価対象や業務の入札条件になっていることで、注目されている資格です。
試験の難易度は高く、合格率は1級で33%ほどしかありません。
高度な専門知識が求められますが、生態系について強い関心がある場合におすすめの資格です。

ビオトープ管理士
受験資格 1級:4年制大学を卒業し、通算7年以上の実務経験があることなど
2級:特になし
受験料 1級:11,300円
2級:7,200円
受験申請 郵送
受験方法 試験会場にて受験
合格基準 択一問題:正解率60%以上
記述問題:AまたはBの評価を得る
小論文:「可」の評価を得る
口述試験(1級):1級ビオトープ管理士に求められるレベルでもって適切、的確に答えられること
試験日程 年1回

観賞魚飼育管理士

観賞魚飼育管理士は日本観賞魚振興事業協同組合が発行する資格です。
観賞魚及び観賞魚の関連用品の販売・管理に関する専門知識を修得している人に対して発行される資格です。
資格を取得することで、観賞魚の販売や管理についての専門家として活動できます。
認定資格は以下の3つに分かれています。
・ベーシッククラス
・アドバンストクラス
・マスタークラス

観賞魚飼育管理士
受験資格 <ベーシッククラス>
以下のいずれかを満たすこと
・観賞魚に関連する業務に携わっているか、過去1年以上の実務経験がある
・観賞魚関連や水産関連の学術機関にて1年以上学んでいて将来、観賞魚業界に勤務を予定している、或いは希望している
<アドバンストクラス>
以下のいずれかを満たすこと
・観賞魚に関連する業務に5年以上携わっているか、過去に5年以上の実務経験がある
・観賞魚飼育管理士(ベーシッククラス)の認定を受けている
<マスタークラス>
以下の両方を満たすこと
・観賞魚飼育管理士(アドバンストクラス)の認定を受けている
・5年以上の実務経験がある
受験料 組合員:20,000円
非組合員:25,000円
受験申請 願書を送付
試験日程 随時

アクアリウム資格を取得する方法

アクアリウム資格を取得する方法は、独学で学ぶか、通信講座か、専門学校かいずれかの方法が挙げられます。
それぞれの方法の特徴について次で解説します。

独学で学ぶ

アクアリウム資格は独学で学ぶ方法もあります。
資格によっては講座受ける必要がないものがあり、そのような資格であれば、独学のみで資格取得を目指すのは不可能ではありません。
お金をかけずに気軽に始められます。
デメリットとしては、勉強効率はよくなく、間違った知識を身につけてしまう可能性があることです。
アクアリウムについて勉強したいが、資格にこだわっていないという場合におすすめです。
ただし、資格取得を目指す場合にはあまりおすすめできる方法ではありません。

通信講座を受講する

通信講座で受講する方法もあります。
通信講座であれば自宅での学習が可能で、隙間時間を活用しやすいことが特徴です。
資格の中には通信講座で資格取得できるものもあり、学校に通うことなく資格取得を目指せます。
例えば、アクアリウムクリエイターとビオトープアーティスト?は通信講座のみで資格取得することもできます。
独学と比べると費用がかかる点がデメリットですが、時間と効率を重視して学びたい場合におすすめの方法です。

専門学校で学ぶ

専門学校の中にはアクアリウムのように、水生生物の生態や繁殖について学べるものがあります。
中には魚、両生類、爬虫類など、種類ごとに特化して学べる学校もあります。
特定の学びたい分野がある場合や、将来について明確なゴールがある場合におすすめです。
しかし、学校に通うための時間と費用がかかるため、ある程度まとまった時間が取れない場合には、難しいでしょう。

アクアリウム資格を身につけるならSARAスクールがおすすめ

アクアリウム資格を効率よく取得したい方は、SARAスクールの通信講座がおすすめです。
講座修了後の満足度調査は87.7%が満足と回答しており、初心者でも簡単に学びやすい環境が整っています。
初期投資を安く抑えながら資格取得を目指せる基本コースと、短期間で効率よく資格取得できるプラチナコースが選択できます。
基本コースの場合は、学習後各種資格協会にて試験申し込みをする必要があります。
その代わりに初期投資を抑えられることがメリットです。
プラチナコースでは規定の課題提出をすることで、卒業時にアクアリウムクリエイターとビオトープアーティスト?を2種同時に取得できます。
そのため、短い時間で2種類の資格を目指したい場合にはプラチナコースがおすすめです。

SARAスクール 基本コース プラチナコース
資格試験 各自で申し込み 講座中の課題提出のみ
受講期間 最短3ヶ月 最短1ヶ月
認定試験受験費用 各資格10,000円 免除

まとめ

この記事では、アクアリウム資格についておすすめの資格や取得方法、資格取得でできることについて解説しました。
アクアリウム資格は取得することで、水生生物の生態やお手入れの方法、照明の選び方について学べるため、美しくアクアリウムを演出するのに役立ちます。
趣味で活用するだけではなく、熱帯魚の販売やペットショップで魚を販売する際にも役立つ資格です。
資格を取得することで、自宅やオンラインで講座を開催することもできます。
SARAスクールのプラチナコースであれば、最短1ヶ月で2種類の資格の同時取得が可能です。
時間をかけずに資格取得を目指したい方は、ぜひ受講を検討してみてください。