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宝石資格のおすすめ7選!資格取得のメリットや取り方を解説

宝石のデザインや販売などの仕事に携わる際に、専門的な知識があれば、顧客の希望や期待にしっかりと応えられます。
結果的に、社内での評価アップや独立などキャリアアップの道も見えてくるでしょう。

宝石の専門知識は仕事を通じて身につけたり、専門学校に通ったりして学べます。?
しかし、初心者や未経験者がゼロから体系的に知識を身につけるのは簡単なことではありません。

そこでおすすめしたいのが、法律に関連する資格です。

この記事では、宝石資格7選とその学び方をご紹介します。
興味のある方はぜひ参考にしてください。

宝石の知識が問われる理由

宝石の仕事に就くためには、高度で体系的な知識が問われます。
もちろん、専門的な宝石の知識がなくてもジュエリーショップの販売員などの専門職に就くことは可能です。
それでも宝石資格を取得することの意義は、以下の3点です。
・宝石の価値を正確に判断できる:宝石には偽物や価値の低いものも少なくないため、正確な判断が求められます
・ジュエリーデザインに役立てられる:ジュエリーデザインには、高度な技術が必要とされるため、専門的に学ぶ必要があります
・コレクションする楽しみが増す:宝石の価値を知ることで、宝石を売買したときの喜びが増します
大きく分けると、宝石に関連する知識は歴史や鉱石の種類などの基礎知識にまつわるものと、選び方やカットの仕方などの実技に関連するものとに分かれます。
貴金属は1点の価値が高いため、特に実技に関連する資格は、販売や加工の現場で重宝されます。

宝石資格を活かせる仕事

宝石資格は取得することで、宝石販売やデザイン・コーディネーターとして働く際に役立ちます。
次で具体的にどのように役立つのか解説します。

ジュエリー・貴金属販売

宝石の販売や製造などに関わる仕事は、宝石の知識を直接活かせます。
そのため、宝石資格を以下のように直接的に活かせます。
・顧客からの質問や相談に的確に回答する
・技術や知識を活かして、目的に合った宝石を選ぶ
・宝石の価値を正確に鑑定する
宝石や貴金属は価値が高いため、確実な知識や技術が必要とされます。
宝石資格の取得を通じて、実務に直接役立つこれらの知識や技術を身につけられます。

ジュエリーデザイナー・コーディネーター

ジュエリーデザイナーは宝石が関わるアクセサリーのデザインから製作を手がける仕事です。
具体的には指輪やネックレス、スーツのカフスボタンや時計などが挙げられます。
ジュエリーコーディネーターは、宝石について専門知識を生かしながら、お客様のアクセサリーや装飾をコーディネートする仕事です。
どちらの仕事も未経験からの就職・転職が不可能な仕事ではないものの、宝石に関する知識は面接時などでのアピール材料になります。
また、現職としてジュエリーデザイナーやジュエリーコーディネーターの職に就いている方は、キャリアアップのために活用できます。

おすすめの宝石資格7選

宝石資格は学べる内容や目的に違いがあるため、それぞれの違いを踏まえて選ぶことが大切です。
ここでは、宝石資格のおすすめを紹介します。

宝石鑑定アドバイザー

宝石鑑定アドバイザーは日本生活環境支援協会が認定する資格です。
宝石鑑定アドバイザーで問われる知識は、宝石の見分け方・産出国・特徴などの基本的なものです。
しかしながら、宝石に関する知識を幅広く網羅することにより、宝石に関連する仕事の土台となる知識や技術を身につけられます。
オンラインでの受講が可能で、家事や育児の合間などに学習できる資格でもあるため、資格を取得したいもののまとまった時間が取れなくて困っている方にもおすすめの資格です。
体系的に知識を積み上げていけば、宝石関連のセミナー講師を務められるほどの知識を得られるでしょう。

宝石鑑定アドバイザー
受験資格 特になし
受験料 10,000円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 偶数月

鉱石セラピスト

鉱石セラピストは日本メディカル心理セラピー協会が認定する資格です。
鉱石セラピストの試験で問われるのは、宝石の価値・歴史・種類などの基礎知識やカットや加工などの処理技能についての知識などです。
特に女性の間で人気の高いパワーストーンやアクセサリーのもつヒーリング効果などについても学べます。
鉱石とセラピーとセラピーの知識を同時に体得するのは決して簡単なことではありませんが、資格を通じて体系的に知識を得られれば短期間での知識の習得も可能です。

鉱石セラピスト
受験資格 特になし
受験料 10,000円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 偶数月

宝石学ディプロマ(FGA)

宝石学ディプロマ(FGA)はGem-A(英国宝石学協会)が認定する資格です。
Gem-Aは1908年にイギリスで設立された、とても歴史のある教育機関です。
宝石の売買の仕方や価値の評価の仕方について、実技を中心に学びます。
資格を取得するには、通学コースもしくは通信添削コースで必要とされる単位(20単位)を取得しなくてはなりません。
また、コースの中には4回分の課題の提出も含まれています。
国際基準の資格でありながら、日本国内での受験が可能です。
通信講座も試験も日本語に対応しています。

宝石学ディプロマ(FGA)
受験資格 特になし
受験料 ファンデーションコース
976,000円
ディプロマコース
1,126,000円
※通学コースの場合。講座受講料や入学金を含む
受験申請 講座受講が必要
受験方法 筆記試験と実技試験
試験日程 6月

ジュエリーコーディネーター

ジュエリーコーディネーターは一般社団法人日本ジュエリー協会が発行する資格です。
日本ジュエリー協会は、宝石販売や加工などのジュエリー産業に関連する企業の組織団体で、ジュエリーに関連する研究や業界内での交流などを積極的におこなっている団体です。
ジュエリーコーディネーター資格検定は、消費者の相談に応じて適切なアドバイスを送れる販売員を育成するために設けられました。
3級・2級・1級にグレードが分かれており、いずれも宝石を適正に販売する技術を証明する資格として認定されています。
宝石販売業界内での知名度が高い資格です。

ジュエリーコーディネーター
受験資格 3級:特になし
2級:3級の資格登録者であること
1級:2級の資格登録者であること
受験料 3級:9,000円
2級:
3科目 13,000円
2科目 10,000円
1科目 5,000円
1級:
10,000円(1次)
5,000円(2次)
受験申請 郵送
受験方法 筆記試験
試験日程 3級:年2回
2・1級:年1回

GG(宝石学修了者)はGIAが提供するプログラム(GGプログラム)を修了すると得られる資格です。
国際的な資格で、宝石の知識、ビジネスのノウハウ、グレーディング・鑑別技術などを、倫理観を兼ね備えて習得した、スペシャリストとして認められます。
資格取得のためにはプログラムを受講した上で最終試験への合格が必要です。
宝石学ディプロマ(FGA)と同じく国際資格で信頼性は高いものの、受講料が2,000,000円以上かかります。

GG(宝石学修了者)

GG(宝石学修了者)はGIAが提供するプログラム(GGプログラム)を修了すると得られる資格です。
GIAは宝石の理解を深めるために1930年代にアメリカで設立された非営利団体です。
現在も世界中で活動を続けており、日本国内でも宝石に関連する情報発信や資格試験の主催・運営などの事業を展開しています。
GGにおいては、宝石の基礎知識だけでなく、ビジネスのノウハウ・鑑定知識・倫理観などが問われます。
日本では専門学校卒業と同等で、18歳以上かつ高等学校卒業以上の学歴が必須です。
宝石鑑定士のなかで最も信憑性の高い資格の一つです。

GG(宝石学修了者)
受験資格 18歳以上で高卒程度の学力がある人
受講料 【レジデンス(全日制)】
2,415,000円(税込)
【ホームスタディ(通信制)】
要問い合わせ
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 郵送
合格基準 講座もしくは通信教育を受講し修了する

貴金属装身具製作技能士

貴金属装身具製作技能士は、ジュエリー製作に関わる国家資格です。
資格検定制度の情報は、各都道府県の職業能力開発協会や中央職業能力開発協会で実施できます。
金・銀・プラチナなどの貴金属や、真珠やダイヤモンドでできた指輪やネックレスの製作に役立ちます。
国家資格であり、受験申し込みは職業能力開発協会から行います。
資格取得をしなければ製造に関われないというわけではありませんが、資格があることで、スキルと知識の証明に役立つでしょう。

貴金属装身具製作技能士
受験資格 ・3級:6ヶ月に満たない場合も受検可能
・2級:2年以上
・1級:7年以上
受験料 学科試験:3,100円
実技試験:18,200円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 学科試験・実技試験
試験日程 年1回

シルバージュエリー検定

シルバージュエリー検定はNPO法人宝石宝飾教育振興会が運営する検定試験です。
この検定試験ではシルバージュエリーについて、加工技術・知識についての知識や技術を問う資格です。
主に、シルバー販売に関連する方を対象としていますが、宝石の歴史や基礎知識まで学べます。
ジュエリーコーディネーター検定は、公式のテキストが出版されていて、全国の書店でも購入可能です。

シルバージュエリー検定
受験資格 特になし
受験料 12,000円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 実技・筆記
合格基準 70点以上
試験日程 毎年7〜8月

宝石関連の知識の学び方

宝石の学び方はさまざまです。
それぞれの学び方の特徴やメリットをご紹介します。

独学

本を使って独学で資格取得を目指す方法です。
宝石資格の中には特定の講座を受けるなど、費用をかけずに受験できるものもあります。
そのような講座であれば、本だけでの資格取得は不可能ではありません。
他の方法と比較して、費用をかけずに勉強できることがメリットです。
ただし、宝石の査定やスキルは本だけで学ぶのには限界があります。
資格取得は不可能ではないものの、難易度はかなり高いといえるでしょう。

専門学校

宝石について専門学校で学ぶ方法もあります。
数はそれほど多くはなく学べる場所に制限がありますが、専門的な知識を学びやすいことがメリットです。
デメリットとしては、勉強や卒業までに時間がかかってしまうことが挙げられます。
会社で働いている人など時間に余裕がない人の場合は難しいでしょう。
そのため、将来どのような仕事につきたいか明確なビジョンがあり、十分な時間が確保できる場合におすすめの選択肢です。

通信講座

通信講座で受講する方法もあります。
通信講座であれば、インターネットがつながる環境であれば勉強できるため、スキマ時間や仕事帰りの時間を学びの時間にあてられます。
また、資格の中には通信講座の受講だけで資格取得できるものがあります。
そのため、通信講座のみで資格取得も十分可能です。
とはいえ、どの通信講座で受講すべきか迷っているという場合には、SARAスクールの通信講座を受講してみてはいかがでしょうか。
SARAスクールの通信講座では、宝石鑑定アドバイザーと鉱石セラピストという2つの資格を同時取得できます。
通常であれば、通信講座の受講後に資格試験の申し込みと受験が必要ですが、プラチナコースで学ぶ場合は、規定の課題提出をすることで、卒業時に宝石鑑定アドバイザーと鉱石セラピストの資格を取得できます。
短い時間で2種類の資格を目指したい場合にはプラチナコースを検討してみてはいかがでしょうか。

SARAスクール 基本コース プラチナコース
資格試験 各自で申し込み 講座中の課題提出のみ
受講期間 最短3ヶ月 最短1ヶ月
認定試験受験費用 各資格10,000円 免除

まとめ

この記事では宝石資格のおすすめや資格取得方法、資格を活かせる仕事について紹介しました。
宝石に関する仕事は資格の重要度が高く、宝石の査定や製造に関するスキルを身につけられます。
資格があることで、宝石の販売や製造業界への就職難易度が大きく変わります。
しかし、宝石は非常に繊細な技術が問われたり、見極めの判断が難しかったりするなど、周囲が想像する以上に高度な技術や知識を要求されます。
短時間で効率よく資格取得を目指したい場合は、通信講座の受講がおすすめです。
特にSARAスクールが開講している講座では、最短2ヶ月間で宝石に関する情報を網羅的に身につけられるだけでなく、プラチナコースであれば講座の修了と同時に資格を習得することもできます。
自宅で気軽に学べるので、興味をお持ちの方は気軽に資料請求をしてください。