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水彩画資格のおすすめ4選!できることや取得方法についても解説!

水彩画は透明な絵具を使いながら、絵具をにじませる、重ねる表現ができ、繊細で美しい作品が作れます。

そんな水彩画をより楽しむため、水彩画資格の取得を検討しているものの、どの資格を取得すべきかわからず、お困りではないでしょうか。
水彩画の資格を取得することで、表現の幅が広がり、仕事にも役立ちます。
水彩画の資格は最短2ヶ月ほどで取得を目指せ、手軽にスキルアップが可能です。

この記事では、水彩画資格でできることや、取得方法、おすすめの資格まで解説します。
水彩画資格を取得し、スキルアップを目指したい方はぜひ参考にしてください。

水彩画の人気が再燃!基本的な情報を解説

水彩画は、水に溶かす水彩絵具を使って描く絵画のことです。
水を使うことにより、グラデーションやぼかし表現ができ、透明感や淡い色を表現しやすいことが水彩画の大きな特徴です。
風景画など、水彩画ならではの淡い色合いや優しい印象を感じられることから、世界中に水彩画を楽しんでいる方が多数存在します。
水彩画の技術面での大きな特徴は、重ね塗りによって繊細な色合いを表現できることです。
透明水彩絵具を使って重ね塗りをすれば、下の色が透けて見えるため、色に厚みを加えられます。
水彩画は、約1万4500年前の旧石器時代から描かれていました。
日本でも19世紀の幕末ごろに油絵と同時に伝えられ、明治時代以降、多くの作品が生み出されました。
水彩画は、他の技法と比べて画材の値段が手ごろで、手入れも簡単です。
そのため、趣味としても始めやすく、日本でも人気があります。

水彩画の技術を身につけることによって得られるメリット

水彩画の技術を身につけることで、表現力が高まるだけではなく、ストレス発散や、より趣味を楽しめるなどのメリットがあります。
この章では、具体的に一つひとつのメリットをご紹介します。

自分のイメージや考えを表現できる

淡く繊細な色のグラデーションを表現する水彩画では、かなり細やかな描写が可能です。
そのため、自分のイメージや考えを絵にするには、とても効果的な技法です。
当然ながら、イメージを絵で表現するためには高度なテクニックが要求されます。
筆の使い方・色の混ぜ方・重ね方・構図の切り取り方など、学ぶべきことはたくさんあるでしょう。
逆にいえば、技術さえ身につければ、紙・筆・絵の具・水だけで無限にイメージを表現できます。
思いやイメージを表現することに喜びを感じる方は、水彩画の魅力に夢中になるのではないでしょうか。

ストレスを軽減できる

絵を描くことはリラックス効果があり、ストレス解消に役立ちます。
絵を描くことがストレス軽減につながるのは、描くときに脳全体を使う必要があり、筆を動かす過程でも脳を刺激されるためです。
特に趣味として水彩画を楽しむ場合には、仕事や家事とは異なり、時間に追われたり周囲に気を遣ったりすることなく、自分のやりたいことに没頭できます。
また、水彩画を描くために景色のよい場所を訪れることも、気分転換になるのではないでしょうか?
さらには、思い通りの作品ができあがったときには達成感萌えられるため、精神的にかなり満たされるのではないでしょうか。

お金をかけなくても楽しめる

水彩画の材料は比較的安価で手に入ります。
高価な絵の具や筆も販売されてはいますが、趣味として楽しむ場合にはそれほど画材などにこだわる必要はありません。
趣味で楽しむための道具であれば、一式3,000円程度もあればそろえられます。
準備や片付けも手軽なので、精神的な負担もそれほどかかりません。
手軽に道具をそろえて、身近な場所にふらっと足を運んで楽しめるのは、水彩画ならではの魅力です。

水彩画資格を活かせる仕事

水彩画資格は取得しておくと仕事に活かすことも可能です。
ここでは、水彩画資格をどのように活かせるのかについて解説します。

アーティスト・イラストレーター

水彩画資格を取得して、画家としての一定の技術を身につければ、アーティストやイラストレーターとして活動できます。
アーティストやイラストレーターといえばとてもハードルが高い職業のように思われるかもしれません。
しかし、近年ではクラウドソーシングやSNSなどで気軽に商品の売買をしているアーティストが増えています。
決して美術コンクールで入賞したり、個展を開いたりするなどの経験のあるアーティストやイラストレーターでなくとも、活躍できる場は十分にあります。
逆にSNSでいったん知名度が高まると、多くのユーザーに拡散され、一気に知名度や人気が高まるケースもあるため、積極的に販売の機会を増やしていくとよいでしょう。

美術や絵画の講師

水彩画の資格を通じて技術を身につければ、美術教師や絵画教室の先生として活動できます。
教師になるためには教員免許が必要であったり、独立して教室を開くためには集客のノウハウだったりと、決して水彩画資格さえあれば実現できるものではありません。
しかし、美術の1ジャンルである水彩画を体系的かつ専門的に学べる機会はそれほど多くありません。
また、水彩画に特化した美術の教師や講師は希少性が高いため、生徒からも注目されるでしょう。

画材の専門店のスタッフ

絵の具・筆・紙の選び方によって、作品が与える印象が大きく異なるため、画材専門店のスタッフには専門知識が要求されます。
しかし、筆の種類だけでも無数にあり、どのような場面でどの筆を使用すべきなのかという点は、一般の利用者には分かりづらいものです。
このとき水彩画資格で学んだ知識が役立ちます。
水彩画資格では画材の選び方を学べるので、顧客の疑問に的確な回答をしたりアドバイスをしたりするなどの対応が可能です。

水彩画資格のおすすめ4選

水彩画資格は主催する団体や、身につけられるスキルなどに違いがあるため、それぞれの違いを知った上で選ぶことが大切です。
ここでは水彩画資格のおすすめを4つ紹介します。

水彩アーティスト(R)

水彩アーティスト(R)は日本デザインプランナー協会が発行しています。
水彩の基礎知識・技法・構図の考え方に関する知識を有していることを証明する資格です。
水彩画に関する基礎知識から、技術面まで幅広く知識を身につけられます。
受験資格は特にありません。
<資格試験の概要>
・鉛筆を使った構図のとり方
・手を使った構図のとりかた
・水彩画を描くためのデッサン
・水彩画の技法について
・ファーストウォッシュ
・セカンドウォッシュ
・光の表現
など

水彩アーティスト(R)
受験資格 特になし
受験料 10,000円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 偶数月

水彩画インストラクター

水彩画インストラクターは、日本インストラクター技術協会が認定する資格です。
水彩インストラクターでは、水彩画における人物の描き方や陰影のつけ方など、技術に関する基本を学べます。
受験資格は特にありません。
水彩画インストラクターの資格取得後は、水彩画インストラクターとして活動できる他、自宅などで講師として活動できるようになります。
<資格試験の概要>
・水彩画を楽しむ
・水彩の種類
・水彩画の道具について
・絵の具について
・筆について
・紙について
・パレットについて
・その他の道具について
・色づくりの準備
・混色と重色
・基調の色と情景
・水彩画の描き方基本の手順
など

水彩画インストラクター
受験資格 特になし
受験料 10,000円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 70%以上の評価
試験日程 偶数月

パステルアートインストラクター

パステルアートインストラクターは日本福祉パステルアート協会(JWPAA)が認定する資格です。
合格率が非常に高く(98.4%)、技術や知識を身につけたいと考える方なら取得を目指しやすいという特徴があります。
オリジナルの専用型紙を使って課題を作成するため、絵が苦手な人やはじめての人でも学びやすい資格です。
資格取得後はパステルアートインストラクターとして活動でき、自宅で有料講座の提供ができるようになります。

パステルアートインストラクター
受験資格 特になし
受験料 ・2級:39,800円
・1級:49,800円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 講座受講後、課題作品の作成と小論文作成
試験日程 随時

色彩検定

色彩検定は公益社団法人色彩検定協会(AFT)が認定する資格です。
文部科学省後援の公的資格で、配色の方法について理論的に学べます。
3級・2級・1級・UC級に分かれており、段階ごとに知識を深められます。
水彩画について学べるわけではありませんが、色の基礎や配色技法に関する知識が得られ、水彩画の表現の幅を広げる際に役立つ資格です。

色彩検定
受験資格 特になし
受験料 3級:7,000円
2級:10,000円
1級:15,000円
UC:6,000円
受験申請 インターネットからの申し込み
受験方法 在宅受験
合格基準 マークシート
記述と実技(1級のみ)
試験日程 年2回

水彩画技術の学び方

水彩画は、さまざまな学び方があります。
この章では、手法ごとのメリットとデメリットについて解説します。

独学で取得する

水彩画の技術は独学でも身につけられます。
逆にいえば、水彩画は画材さえあれば気軽に楽しめるものなので、かしこまらずにまずは水彩画を描いてみるのも実践的な学び方といえるでしょう。
費用も手間も最小限に抑えられる点は、独学ならではの魅力です。
ただし、独学で学ぶ場合は専門家から指導を受けられなかったり、モチベーションを保てなかったりするデメリットがあります。
独学で気軽に楽しみながら、より深い学びを体験したいとお考えの場合は、他の学習方法に移行してもよいかもしれません。

教室に通う

水彩画についての教室に通う方法もあります。
住んでいる地域によりますが、身近な先生に自分の絵を見てもらい指導を受けられることがメリットです。
また、地域で同じ趣味をもつ者同士で仲良くなれる可能性もあります。
ただし、教室に通うには一定の時間を確保しなくてはなりません。
また、入会費や月謝なども確保する必要があります。
中途半端な気持ちで教室に通うと費用を無駄にすることにもなるため、目的をもって通うことが重要です。

通信講座を受講する

通信講座で水彩画の勉強をする方法もあります。
通信講座は、専門家が効率よく学べるようにカリキュラムを設定しています。
講座の内容にもよりますが、まとまった時間や費用が確保できない場合でも自宅で学習を進められるため、家事や仕事と両立しながらマイペースに学習したい方におすすめの学び方です。
また、通信講座はあらかじめ到達レベルや学習期間が設定されているため、ゴールを見据えながら学習を進められます。

水彩画資格はSARAスクールがおすすめ

水彩画について資格取得を目指したいが、どう勉強すべきか迷っているという方は、SARAスクールの通信講座を受講してみてはいかがでしょうか。
SARAの水彩画資格講座は、資格協会に認定された講座です。
そのため、プラチナコースを受講し、規定の課題提出をすることで、卒業時に2種類の資格を同時取得できます。
時間をかけずに、水彩画資格の取得を目指したい方に特におすすめです。

SARAスクール 基本コース プラチナコース
資格試験 各自で申し込み 講座中の課題提出のみ
受講期間 最短3ヶ月 最短1ヶ月
認定試験受験費用 各資格10,000円 免除

水彩画資格と一緒に身につけたい絵画関連の資格

水彩画資格以外に、絵画関連の技術を身につけたいという人もいるのではないでしょうか。
ここでは、絵画についてのスキルを身につけたい方向けに絵画関連の資格を紹介します。

デッサンに関する資格

デッサンは、絵画を描くときの基本となる技術です。
水彩画は下書きをせずに色を重ねていくスタイルのもありますが、レベルの高いデッサンを描く技術を身につけることは水彩画にも好影響を与えるでしょう。
また、異なるジャンルの絵画に触れることは大いに刺激にもなるはずです。
デッサンも鉛筆と紙があれば楽しめるため、手軽に始められるという点でも水彩画と共通しています。

油絵に関する資格

水彩画と一緒に日本に入ってきた油絵の資格もおすすめです。
油絵は水彩画と異なり、絵具が不透明で光沢感や重厚感を表現しやすい絵画です。
水彩画と油絵のテイストや技術はそれぞれ異なるものではありますが、油絵の理解を深めることで水彩画にはない描写のアプローチを発見できる可能性があります。
また、油絵を学ぶことは、色彩感覚を磨くうえでも効果的です。

美術全般に関する資格

水彩画の美術全体での立ち位置を知るには、美術全般の知識や歴史を学べる資格を学ぶのもおすすめです。
美術全般に関する資格を通じて、美術全体の歴史・過去の画家の人物や作品・さまざまな芸術の作風などを理解し、美術への興味・関心を深められます。
関心が高まれば高まるほど、自分自身の作品や他者の作品に対して客観的かつ適切に評価できるようになり、さらに技術的な高見を目指せるでしょう。

まとめ

水彩画資格を取得することで、水彩画の表現の幅を広げられます。
仕事としては、水彩画のインストラクターやアーティストとして活動できるほか、画材の専門店などではその知識が役立つでしょう。
水彩画資格はさまざまなものがありますが、手軽に取得できるものとして、水彩画の知識や表現方法が学べる、水彩アーティスト?や水彩画インストラクターがおすすめです。
これらの資格は通信講座でも取得できるため、短時間で資格取得を目指せます。
また、水彩画について理解を深めるために、デッサンや油絵、美術品について理解を深めることも効果的です。