カバラ数秘術の個人年運数の特徴は?周期サイクルとの違いについて解説!
記事更新日:2024年8月21日カバラ数秘術では、個人の年運数によってその1年の特徴が決まります。
年運数は生年月日から算出され、1年ごとに変化する周期的なサイクルです。
例えば、年運数が1の年は新しいスタートを切る年となり、5の年は変化と挑戦の年となります。
一方、周期サイクルは生涯を通した大きな周期で、生まれ持った性格や傾向を表します。
個人年運数は1年ごとの変化を示すのに対し、周期サイクルは生涯にわたる本質的な特性を表すのが大きな違いです。
年運数の変化を意識しながら、自身の周期サイクルの特徴も理解することで、人生の中での自己理解を深めていくことができるでしょう。
カバラ数秘術の個人年運数は、自分が知りたい年の運勢をピンポイントで知るのに役立ちます。とはいえ計算は簡単なので、手軽に自分の未来の様子を知ることができます。個人年運数を上手に活用すれば、自分の人生を切り開いていくことも可能です。しっかりと未来を見据えて行動しましょう。
カバラ数秘術の個人年運数とは、具体的にはどのようなものなのでしょうか。今回は、個人年運数についての特徴やそれぞれの数字の意味を紹介します。よりよい未来を手に入れたいなら、個人年運数を活用してしっかりと未来のイメージを掴みましょう。
目次
カバラ数秘術における個人年運数
カバラ数秘術における個人年運数は以下の通りです。 ・個人年運数は生年月日から計算される数字 ・その数字が示す特性が、その年の運勢や傾向を表す ・個人年運数は1年ごとに変化し、その人の人生を反映する こちらを順にご紹介します。
個人年運数は生年月日から計算される数字
カバラ数秘術では、個人の生年月日から算出される数字が「個人年運数」です。 この数字は1年ごとに変化するサイクルを表しており、その年の運勢や特徴を示します。 個人年運数は1から9の数字で表され、それぞれ固有の意味合いを持っています。 例えば、年運数1は新しいスタートを意味し、5は変化と冒険の年、9は完成と達成の年となり、この数字は毎年変化していくので、自分の年運数の推移を意識することで、その年の特徴を理解し、上手に活用することができます。 一方で、個人の生まれ持った性格や傾向は、生涯にわたる大きな周期サイクルとして捉えられ、これは個人年運数とは異なり、生涯を通して変わることのない本質的な特性です。 つまり、個人年運数は1年ごとの運勢の変化を示しますが、個人の生まれ持った性質は、その変化の中で一貫して現れ続けるのです。 両者を理解し、上手にバランスを取ることで、自己理解を深め、より充実した人生を歩むことができるでしょう。
その数字が示す特性が、その年の運勢や傾向を表す
カバラ数秘術では、個人の生年月日から導き出される数字が「個人年運数」です。 この数字は1年ごとに変化する周期的なサイクルを表しており、その年の運勢や傾向を示すものとされています。 具体的には、年運数が1の年は新しいスタートを意味し、5の年は変化と冒険の年、9の年は完成と達成の年となり、この数字が示す特性によって、その年の個人の特徴や成長のテーマが決まるのです。 例えば、年運数3の年は、創造性や表現力、対人関係が重視される1年となります。 一方で年運数7の年は内省的で精神的な成長の年となるでしょう。 このように、その年の年運数が持つ意味合いを理解し、上手に活用することで、その年の人生のテーマに沿った生き方ができるようになります。 個人年運数は1年ごとに変化するため、自分の年運数の推移を意識しながら、その特性を理解し活用していく必要があり、同時に、生涯にわたる個人の本質的な特性である「周期サイクル」とのバランスも大切にすることで、より豊かな人生を歩むことができるでしょう。
個人年運数は1年ごとに変化し、その人の人生を反映する
カバラ数秘術では、個人の生年月日から導き出される数字が「個人年運数」と呼ばれています。 この数字は1年ごとに変化する周期的なサイクルを表しており、その年の個人の特性や運勢を反映するものとされています。 個人年運数は1から9までの数字で表され、各数字には固有の意味合いがあるでしょう。 例えば、年運数1は新しいスタートを意味し、5は変化と冒険の年、9は完成と達成の年を表し、この数字の変化に合わせて、その年の人生の課題やテーマ、運勢なども変化していきます。 つまり、個人年運数は単なる占いの数字ではなく、その人の人生そのものを反映しているのです。 生年月日から算出された数字が、その人の1年ごとの歩みを示しているといえるでしょう。 同時に、個人の生涯にわたる大きな周期サイクルもあり、これは生まれ持った性格や本質的な特性を表し、個人年運数の変化とこの周期サイクルのバランスを理解し、上手に活用することで、より充実した人生を歩むことができるはずです。 カバラ数秘術は、自己理解を深めるための有効なツールと言えるでしょう。
個人年運数の計算方法
個人年運数の計算方法は以下の通りです。 ・生年月日の数字を全て足し合わせる ・その結果が二桁の場合はさらに一桁になるまで足し合わせる ・最終的に1~9の数字に収束したものが個人年運数となる こちらを順にご紹介します。
生年月日の数字を全て足し合わせる
カバラ数秘術において、個人年運数を計算する方法は非常に簡単です。 まず、自身の生年月日の数字を全て足し合わせていきます。 例えば、1980年5月10日生まれの場合、計算は以下のようになります。 1 + 9 + 8 + 0 + 5 + 1 + 0 = 24 ここで得られた24という数字をさらに足し合わせ、1つの数字にまとめます。 2 + 4 = 6 この最終的に得られた6が、その人の個人年運数となるでしょう。 この計算方法は、生年月日の数字を全て足し合わせていくというシンプルなものです。 ただし、1桁の数字になるまで繰り返し足し合わせることが重要です。 個人年運数は1から9までの数字で表され、その数字が示す性質や傾向を理解することで、その年の自分の特性や運勢を知ることができるのです。 このように、カバラ数秘術における個人年運数の計算方法は非常に簡単です。 生年月日の数字を足し合わせるだけで、その年の自分の姿が見えてくるのは興味深いことだと思います。
その結果が二桁の場合はさらに一桁になるまで足し合わせる
個人年運数の計算方法は生年月日の数字を全て足し合わせていくというシンプルなものです。 しかし、その過程で二桁の数字が出てきた場合は、さらに一桁の数字になるまで足し合わせる必要があります。 例えば、1985年7月23日生まれの場合、計算過程は以下のようになります。 1 + 9 + 8 + 5 + 7 + 2 + 3 = 35 ここで得られた35は二桁の数字なので、さらに3 + 5 = 8 と計算し直します。 最終的に得られた8が、この方法で計算した個人年運数となるでしょう。 二桁の数字が出てきた場合に、一桁の数字になるまで足し合わせるのは非常に重要なポイントです。 この最終的な一桁の数字が、その年の個人の特性や傾向を示すことになるからです。 単に生年月日の数字を足し合わせただけでは不十分で、必ず一桁になるまで計算し直す必要があります。 この一つ一つの計算過程にも意味があり、カバラ数秘術を理解するうえで重要な要素となります。
最終的に1~9の数字に収束したものが個人年運数となる
個人年運数を計算する際は生年月日の数字を全て足し合わせ、二桁の数字が出た場合はさらに一桁になるまで足し合わせていきます。 この計算を繰り返すと、必ず1から9までの数字のいずれかに収束していきます。 例えば、1985年7月23日生まれの方の場合、以下のような計算になります。 1 + 9 + 8 + 5 + 7 + 2 + 3 = 35 3 + 5 = 8 最終的に得られた8が、この方の個人年運数となるでしょう。 カバラ数秘術では、1から9までの数字それぞれに特徴的な意味や性質が割り当てられています。 したがって、個人年運数が最終的に1から9のいずれかの数字に落ち着くということは非常に重要な意味を持っているのです。 この数字が、その年の自分の特性や傾向、運勢を表すことになり、数字の示す意味を理解し、自分の個性や傾向と照らし合わせることで、その年の自分を深く知ることができるのです。
個人年運数の特徴
個人年運数の特徴は以下の通りです。 ・1年運数:新しい挑戦と可能性 ・2年運数:調和と協調性 ・3年運数:創造性と自己表現 ・4年運数:安定と責任 ・5年運数:変化と柔軟性 ・6年運数:愛情と世話焼き ・7年運数:内省と知的探求 ・8年運数:権力と財務管理 ・9年運数:博愛と洞察 こちらを順にご紹介します。
1年運数:新しい挑戦と可能性
カバラ数秘術では、個人年運数が1の人は「新しい挑戦と可能性」に恵まれていると考えられています。 1年運数の人は、常に新しいことに挑戦し、前に進もうとする積極的な性格です。 変化や冒険を恐れず、好奇心旺盛で柔軟な思考を持っています。 新しいアイデアや発想を生み出すことが得意で、周囲を活性化させる存在となります。 また、1年運数の人は天性のリーダーシップを発揮することも多く、他者を牽引する力を持っています。 周りの人々を鼓舞し、前に進ませる原動力となってくれるでしょう。 ただし、時には自分のペースに巻き込もうとしすぎたり、周りの意見を聞き入れないこともあるため注意が必要です。 柔軟性を持ち続け、他者の意見にも耳を傾ける姿勢が求められます。 このように、1年運数の人は新しいことにチャレンジし、周囲を活性化させる力を秘めています。 自分の可能性を信じ、前に進み続けることが何より大切です。 この1年間は、まさに新しい扉が開かれる記念すべき時期となるでしょう。
2年運数:調和と協調性
カバラ数秘術において、2年運数の人は「調和と協調性」に恵まれていると考えられています。 2年運数の人は、人と人とのつながりや絆を大切にする傾向にあり、周囲の人々と良好な関係を築き、和の雰囲気を醸成することが得意です。 対立を嫌い、互いの立場を理解しながら柔軟に対応することで、調和のとれた関係を築いていきます。 また、2年運数の人は協調性が高く、チームワークを発揮することが得意です。 自分の意見を押し付けず、他者の意見も尊重しながら、共通の目標に向けて力を合わせることができ、リーダーとしてではなく、チームの一員として貢献することが多いでしょう。 一方で、時には自分の意見を主張するのを控えめになりすぎる傾向がありますので注意が必要です。 自己主張のバランスを保ち、自分の意見を適切に表明していくことが大切です。 全体として、2年運数の人は人間関係を大切にし、調和を保ちながら協調して行動することが特徴です。 この1年間は、人々とのつながりを深め、共に高め合うチャンスに恵まれているといえるでしょう。
3年運数:創造性と自己表現
カバラ数秘術における3年運数の人は、「創造性と自己表現」に恵まれていると考えられています。 3年運数の人は、感性が豊かで創造力に溢れています。 芸術、音楽、文章など、様々な表現の分野で才能を発揮することが多いでしょう。 新しいアイデアを生み出し、独創的な作品を生み出すことが得意です。 また、3年運数の人は自己表現力も高く、自分の個性や思いを積極的に発信することができ、自信に満ち溢れ、周囲の注目を集める存在となり、人々を魅了する話術や、自己主張の強さは際立っています。 ただし、時には自己中心的になりすぎたり、表現の仕方が強すぎることがあるので気をつける必要があり、他者の立場に立って考え、適切な表現方法を選ぶ柔軟性が求められるでしょう。 全体として、3年運数の人は自分らしさを存分に発揮し、人々の心を動かす力を持っています。 この1年間は、まさに創造性を最大限に活かし、自己表現の舞台が広がるチャンスといえるでしょう。
4年運数:安定と責任
カバラ数秘術における4年運数の人は、「安定と責任」に恵まれていると考えられています。 4年運数の人は、物事を着実に進めることが得意です。 計画性と粘り強さを持ち合わせており、目標に向かって地道に努力を重ねていくことができ、日々の生活も安定しており、落ち着きのある行動が特徴的です。 また、4年運数の人は責任感が強く、自分に課された役割や義務を真摯に果たそうとします。 周囲から信頼され、重要な仕事や地位を任されることが多いでしょう。 常に公平性を意識し、誠実に業務を遂行することで、周囲から高い評価を得ています。 一方で、時には柔軟性が欠けたり、変化に対する適応力が弱くなることがあり、常に新しいことにチャレンジし、柔軟性を身につける努力が必要です。 全体として、4年運数の人は安定と責任感を兼ね備えており、着実に目標を達成していく力が備わっています。 この1年間は、自分の強みを最大限に活かし、周囲から信頼される存在になる機会にめぐり会うことでしょう。
5年運数:変化と柔軟性
カバラ数秘術における5年運数の人は、「変化と柔軟性」に恵まれていると考えられています。 5年運数の人は、自由奔放で冒険心に満ちています。 新しいことにチャレンジし、変化を恐れない好奇心旺盛な性格です。 既存の常識や枠組みにとらわれることなく、柔軟な発想力を発揮することができます。 また、5年運数の人は適応力が高く、予期せぬ出来事にもすぐに対応することができ、状況に応じて臨機応変に行動し、思わぬ可能性を見出すことが得意です。 周囲の人々からも、柔軟な対応力と行動力を高く評価されることでしょう。 一方で、時には散漫になりすぎたり、集中力の欠如が問題となることがあり、目標や方向性を明確に定め、粘り強く取り組む必要があります。 また、自由奔放な性格ゆえに、人間関係でトラブルが生じやすい傾向にあります。 全体として、5年運数の人は変化を恐れず、新鮮な視点を持ち続けることができます。 この1年間は、これまでとは異なる道を切り開く絶好の機会に恵まれているといえるでしょう。 柔軟性を発揮し、新しい世界を切り開いていくことが期待されます。
6年運数:愛情と世話焼き
カバラ数秘術における6年運数の人は、「愛情と世話焼き」に恵まれていると考えられています。 6年運数の人は、家族や親しい人々への愛情が深く、周囲を気づかい、世話を焼くことが得意です。 他者の気持ちを理解し、それに寄り添うことができるため、家庭生活や人間関係の調和を保つことができます。 また、6年運数の人は奉仕的な性格を持ち合わせており、他者のために尽くすことを喜びとします。 周りの人々の世話を焼き、快適な環境を整えることで、自分の役割を果たしていると感じられます。 一方で、自分の要求や欲求を抑え込みすぎてしまう傾向にあり、自己犠牲的になりがちです。 自分のためにも時間を使うことが大切です。 また、干渉し過ぎて周囲の自由を奪ってしまうこともあるため、適度な関わり方を心がける必要があります。 全体として、6年運数の人は愛情深く世話好きな性格を持っており、家庭や身内、友人といった人間関係を大切にすることができます。 この1年間は、自分の幸せと同時に、大切な人々の幸せを願いながら、互いを支え合う機会に恵まれているでしょう。
7年運数:内省と知的探求
カバラ数秘術における7年運数の人は、「内省と知的探求」に恵まれていると考えられています。 7年運数の人は、物事を深く考え抜く傾向にあり、自分自身や人生、宇宙といった大きなテーマに関心があり、知的好奇心旺盛です。 しばしば一人で沈思黙考し、内面の世界に没頭することがあります。 また、7年運数の人は論理的思考力に優れ、物事を冷静に分析することができ、新しいアイデアや発見に魅了され、探求心の強い性格です。 学問や芸術、哲学といった分野に深くのめり込むことができるでしょう。 一方で、過度な内省や没頭は孤独感を生み、現実から逸れてしまうことがあり、社会性や感情面での理解が不足することもあるため、他者とのコミュニケーションを大切にする必要があります。 また、自分の考えに固執しすぎて、柔軟性を失う可能性もあります。 全体として、7年運数の人は知的好奇心に満ち、深い判断力を持っています。 この1年間は、自己探求や学問的な探求に打ち込む絶好の機会に恵まれているでしょう。 新しい発見や理解を得ることで、自己の成長につなげていくことができます。
8年運数:権力と財務管理
カバラ数秘術における8年運数の人は、「権力と財務管理」に恵まれていると考えられています。 8年運数の人は、ビジネスや経営、財務管理などの分野で才能を発揮することができ、論理的思考力と遂行力に優れ、目標達成に向けて着実に行動することができ、組織やプロジェクトのリーダーシップを発揮し、周囲を率いていくことができるでしょう。 また、8年運数の人は金銭感覚に優れ、資産形成や投資などの財務管理にも長けています。 収支をしっかりと管理し、計画的に経済的な成功を収めることができ、金銭的な安定を築くことで、自らの力を発揮する機会を得られます。 一方で、権力を握ることで自己中心的になったり、金銭的欲望に取り憑かれたりする可能性があり、周囲への配慮を忘れずに、倫理観を持ち続けることが重要です。 また、過度なコントロール欲求から、他者の自由を奪ってしまうこともあるため、柔軟性を持つ必要があります。 全体として、8年運数の人は、自己主張力と遂行力に優れ、経営や財務管理の面で高い能力を発揮することができます。 この1年間は、リーダーシップを発揮し、経済的な成功を収める絶好の機会に恵まれているでしょう。
9年運数:博愛と洞察
カバラ数秘術における9年運数の人は、「博愛と洞察」に恵まれていると考えられています。 9年運数の人は、深い判断力と共感力を備えています。 物事の本質を見抜くことができ、人間関係やスピリチュアルな側面にも深い理解を示し、他者の感情を読み取る力が高く、相手の立場に立って考えることができるでしょう。 また、9年運数の人は博愛の心を持ち合わせています。 他者への愛情と思いやりの心が強く、人々の役に立つことを喜びとし、様々な立場の人々と協調し、社会貢献や慈善活動に積極的に取り組むことができます。 一方で、過度な思いやりや繊細さから、自己を見失ったり、他者の期待に応えられずに疲弊してしまう可能性があり、自身のニーズや感情を十分に認識し、適切にコントロールする必要があります。 また、時には現実的な判断力に欠けることもあるため、バランス感覚を養うことが重要です。 全体として、9年運数の人は深い洞察力と博愛の心を備えた個性的な人物です。 この1年間は、他者への思いやりと理解を深め、社会的な貢献を果たす絶好の機会に恵まれているでしょう。 自己と他者のバランスを保ちながら、豊かな人生を送ることができます。
「個人年運数」とは?
カバラ数秘術においては、「個人年運数」という考え方もあります。これはどういったものなのでしょうか。まずは個人年運数についての概要をみてみましょう。
特定の年の自分の運命を知る
個人年運数とは、特定の年の運命を知るのに役立つものです。数字を使って運命を読み解くことにより、特定の年の運気がよいのか悪いのかを確かめることが可能になります。
個人がもつ運命のサイクル
個人年運数は、その人個人の運命のサイクルを知るためのものです。個人的な運命を知れるので、慎重に行動したいと感じるときでもしっかり活用できます。
周期サイクルとの違い
個人年運数は、数秘術の周期サイクルとよく似ています。しかし、そこには違いがあるのが事実です。個人年運数を調べるのであれば、周期サイクルとの違いをしっかり把握しておいたほうがよいでしょう。
周期は人生の流れを問う
周期は人生の流れを問うものです。自分だけでなく社会全体にも関係があるといえるでしょう。そのため、周期は全てが自分だけに関わるものとは限りません。
個人年運数は知りたい年の自分を知る
個人年運数は、特定の年について自分の個人的な運勢を知るためのものです。より的確に自分自身について占えるので、行動の指針として役立てることも十分可能だといえるでしょう。
個人年運数の算出方法
個人年運数は、かの数秘術の算出方法と同様に簡単に調べることができます。個人年運数の計算方法は、調べたい年の西暦に誕生年月日を足して算出します。たとえば、1991年5月8日生まれの人が2020年の個人年運数を調べるとしましょう。この場合の計算は以下のとおりとなり、個人年運数として「1」が出ます。
【個人年運数の計算方法】
1991年5月8日生まれの人が2020年の個人年運数を調べる場合 2+0+2+0+1+9+9+1+5+8=37 3+7=10 1+0=「1」
個人年運数がもつ意味
それぞれの個人年運数には、どのような意味があるのでしょうか。最後に個人年運数の意味について、1つ1つみていきましょう。
個人年運数が「1」の年
個人年運数として「1」が出た場合、それは物事が動き出す始まりの年だといえるでしょう。個人年運数においても基本的には9年を1つのサイクルとして考えるため、「1」はこれから長い道のりのスタートとなります。そこからの人生の新たなスタートをきちんと切れるよう、準備を整えるべき年ともいえるでしょう。最初は何も分からず悩むことも多いのが現実ですが、ときには思い切りをもって行動すべき側面もあります。
個人年運数が「2」の年
個人年運数「2」の年は、「1」の年に始まったことが実際に進み始める時期です。もちろん、まだまだ最初の時期にあたるため、ときにはうまくいかないこともあるかもしれません。しかし、そんな中でも自分を奮い立たせて努力する姿勢が重要です。取り組んでいる物事が軌道に乗るように踏ん張るべきときだともいえます。ここを乗り切れば徐々に明るい未来が開けていくので、大切に過ごすべきときです。
個人年運数が「3」の年
個人年運数が「3」となっている年は、「2」の年に歯を食いしばって頑張ったことが報われ始めます。ただし、少しうまく生き始めたからといって調子に乗ってしまうと痛い目にあう可能性があるので注意しましょう。目標に向かって努力をしつつ、さらに明るい未来をイメージしながら前に進むようにしたいものです。
個人年運数が「4」の年
個人年運数「4」の年は、これまでの時期におこなってきたことを整理する時期です。よく分からない状態で物事を始めたときは、整理がついていない場合も多いでしょう。しかし、この時期にしっかりとこれまでの軌跡を振り返り反省することができれば、今後の未来に向かって躍進する土台も作ることができます。仮にここまでに失敗をしてしまった場合は、この年は少し我慢すべき場合もあります。
個人年運数が「5」の年
個人年運数「5」の年は「4」の年の頑張りにより、余裕が出ているはずです。そのため、攻めの姿勢を重視してもよいでしょう。どんな場合でも慎重な行動は大切ですが、そればかりではチャンスを逃してしまうかもしれません。運が向いているときでもあるので、自分を信じて行動を起こすのが吉だといえるでしょう。
個人年運数が「6」の年
個人年運数が「6」の年は、「5」の年を振り返る時期です。もしかすると、「5」の年に起こした行動によりまわりの人に迷惑を掛けてしまっている場合も無いとはいえません。その場合はまわりの人を大切にして、思いやったり恩返しをしたりすべきです。どんなときでもまわりの人との関わりは重要なものです。自分を見守っていてくれる人のことをないがしろにせず、いたわる気持ちを大切にしてください。
個人年運数が「7」の年
個人年運数「7」の年については、自分の意思を尊重すべきです。「6」の年に周囲の人を大切にした分、「7」の年には自分の気持ちを大切にするようにしましょう。もちろん、人のことを犠牲にしてもよいというわけではないですが、今やりたいことをしっかりと把握して自分自身の道を意識することが重要です。そのためには、自分自身が落ち着ける環境を整備するのも大切だといえるでしょう。
個人年運数が「8」の年
個人年運数「8」の年は、物事がしっかり大成して結果を生み出す頃です。自分自身も結果に向かってしっかりと努力する必要があります。「8」の年を全力で過ごすことができれば、満足のいく結果を生み出せることでしょう。
個人年運数が「9」の年
個人年運数が「9」の年は、物事が完結する年です。これまでの出来事を振り返り、自分がしてきたことの反省をしましょう。ここで物事が終わるので、身のまわりを整理整頓して次のサイクルの準備をしましょう。
カバラ数秘術の個人年運数を上手に活用しよう
カバラ数秘術の個人年運数を活用すれば、自分の人生をしっかり切り開いていくことが可能です。それぞれの時期にどのような行動をすべきか分かるので、計画が立てやすくなるのも大きなメリットだといえるでしょう。時期によっては苦しいこともありますが、それをしっかりと乗り超えればきっと自分が望むような未来につながっていくはずです。もちろん、自分自身の努力は必要不可欠ですが、個人年運数を上手に活用することで正しい方向へ向かって人生を歩んでいくことができます。カバラ数秘術の個人年運数は計算も簡単なので、誰でも気軽に未来について考えることができますよ。数秘術のほかの計算も一緒に活用すれば、より明確なイメージをもてるかもしれません。まずは個人年運数を使って、計画的に未来に向かって進んでいきましょう。
まとめ
カバラ数秘術では、毎年の個人年運数が生年月日から算出され、その1年の特徴を表します。 年運数は1から9の数字で表され、1年ごとに変化する周期的なサイクルなのが特徴です。 例えば年運数が1の年は新しい始まりの年、5の年は変化と冒険の年となります。 一方で、個人の生まれ持った性格や傾向は、生涯にわたる大きな周期サイクルとして表されます。 個人年運数の変化を意識しつつ、自身の生まれ持った本質的な特性も理解することが大切です。 年運数の波に合わせて、前向きな変化を楽しみながら、生涯にわたる自分らしさを大切にすることで、人生をより有意義に歩んでいくことができるでしょう。 カバラ数秘術は、自己理解を深め、人生を最大限に生きるためのツールとして活用できるのです。
- 通信講座のSARAスクール編集部
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心理カウンセラー資格やリンパケアセラピスト等の体系資格、食育資格などを扱うSARAスクール編集部が運営するコラムです。主に女性向けのキャリアアップやスキル習得を目的とした講座が多く、家事や育児と両立しながら学べる環境が整っています。資格取得を目的とした講座も充実しており、仕事や日常生活に活かすことが可能です。